テーマ:韓国!(17270)
カテゴリ:韓国生活
はんらが韓国に来たのは1989年。
その頃は、100円あれば何でも山のように買えた時代だった。 最低賃金がどのくらい上がったのか、 韓国の記事からアップしてみましょう。 表の右欄は「引き上げ率」 韓国は、全国一律の金額だ。 1988年の最低時給が、475ウォン(約52円) 1989年には600ウォン(約66円)に急上昇した。 ネットで、時給600ウォンで週5日、1日8時間働いた時の月給を計算すると、 12万5400ウォン(約1万3800円)だ。 1989年はそういう時代だった。 ノギさんは当時はまだ少なかった大卒で 残業や休日出勤もあったので、 記憶ではその2倍以上もらっていた。 日本円で3万~3万5千円くらいだったような気がするけれど、 そこから我々はセッセと将来のために貯蓄した。 健康保険・厚生年金などの社会保険料や、 所得税・住民税などの税金が控除されていたので 将来は、年金が出て その年金で暮らせるものだと思っていた。 当時、いっぱい節約して3万円の中から 5千円、1万円と貯蓄してきた。 36年間で、 時給が475ウォンから9860ウォンに上がった。 20.8倍だ。 物価も20倍くらいに上がったということ、 つまり、現金の価値が20分の1になってしまった。 鯖が、以前は100円で3~4匹くらい買えたのを覚えている。 今は3~4匹は2千円払わないと買えない。 今、1回スーパーに買い物に行くと 5千円はポンと飛んでいく。 30年前は大金で、大きな価値のあった5千円。 貯蓄しないで、当時、使っちゃえば良かったのだ、と思う。 そう思うので、今の韓国人はあまり貯蓄しない。 お金に対する不信感が大きいのだ。 せっかく頑張って貯蓄した貯蓄の価値が20分の1に下がってしまった。 韓国人には、貯蓄より、不動産。 貯蓄より、金(ゴールド)。 貯蓄するより、今、使っちゃえ! なのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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