カテゴリ:ミュージカル、お芝居、バレエ、音楽会
ソウル芸術の殿堂のコンサートホールで、
辻井伸行くんのピアノリサイタルがあった。 3月3日のリサイタル、 チケット予約販売は12月6日から始まった。 日本では普通なのかもしれないけれど、 韓国ではこんな3ヶ月も前から販売が始まるのは珍しいかも。 3ヶ月前は、リサイタル前後のこの時期に、 住宅購入やリフォーム、引っ越しなどで こんなに忙しくなってるとは思ってなかった。 行きの高速バスの予約販売は2週間前にならないと始まらなかったし リサイタルの予約はしたものの、 忙しさの中で、ウッカリ忘れてしまいそうだった。 リサイタルのチケットはあまり売れてなかったけれど、 ゆっくりゆっくり売れて行って、 いつの間にか2階席もオープンになっていた。 そして2階席もほぼ売り切れ近かった。 ソウル芸術の殿堂 この日、在韓のお友達のTさんも来ると聞いてたので、 リサイタルが始まる前に連絡して、 十数年ぶりに?会うことができた。 Tさんによると、韓国のテレビで辻井伸行さんのことが紹介されたらしい。 それで、途中からチケットがたくさん売れたんでしょうね。 席は、一番いい席でも8万ウォン(9030円)と、 あまり高くなかったので、 会場に向かってちょっと左手の前から2列目を予約した。 この席からはピアニストの指の動き、 特に右手の動きがよ~く見えた。 プログラムは、 バッハ「French Suite No.5 in G Major BWV816」 ショパン「即興曲 第1番」「即興曲 第2番」「即興曲 第3番」「幻想即興曲」 ドビュッシー「版画」 ラフマニノフ「楽興の時」 はんらの前列、つまり会場の最前列に座ってた男性が スヤスヤ寝出して、そこまでなら許せるとして 寝息どころかかすかないびきが聞こえてきたのには驚いた。 終わってからはんらの横の方の女の人が 「どこかからいびきが聞こえてきた!」 と怒ってたので、かなり広範囲にいびきが聞こえてたらしい。 耳のいい辻井伸行くんにも聞こえてたんでは? 途中、誰かのスマホのアラームが鳴ったり、 観客層がイマイチだったのでしょうか。 安かったしね。 アンコールになったので写真撮りました。 こんな感じで付き添いの人がいた。 付き添いの人がピアノの端に辻井くんの手を置くと、 椅子に座ってからまず両手をピアノの両端に置いて、 それから最初の音の鍵盤に指を置いていた。 両手をピアノの端に置いて位置を確かめるんでしょうね。 見えないのに、ちゃんと間違えずに鍵盤に指を置けるのもすごい。 アンコールは3曲。 アンコールの最後の曲が、ラ・カンパネラ。 弾き出した途端に会場から小さな歓声が上がった。 辻井くんの代表曲?得意曲?なんでしょうか。 はんらは、知ってる曲ではあったけど、 「ラ・カンパネラ」というタイトルは知らなかった。 でも終わってから周りの若い子たちが口々に 「ラ・カンパネラが聴けた!」 と興奮して言ってたので、 辻井くんのラ・カンパネラが有名であることを知った。 確かに、この曲を弾く時の指の動きはすごかったし、 音楽のことはよくわからないはんらも とても感動した。 拍手鳴りやまず、 辻井くんは何度も出て来て、 最後は、ピアノの蓋をそっと閉めて舞台のそでに戻って行ったので 会場は笑いに包まれ、素晴らしいリサイタルが終わりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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