お隣さんの国：韓国からの手紙

韓国は、お金を出して家事をやってもらうことにあまり抵抗がない。

お金持ちは、家事トウミという名の家政婦さんを雇って
広い家のことはお任せしてるし、

共働きの女性も、
やはり家事トウミを雇って、
掃除や洗濯、作り置きおかずなどをやってもらっている人は多い。

「家政婦」という看板もあちこちで見かけるし、
仕事としてやる人、利用する人、どちらも多い。


何でもアプリの時代で、
スムゴ（←クリック）アプリなどにも「お掃除」の達人を探すというのがあるけれど、

この「miso」というアプリ（←クリック）は、お掃除関連のアプリ。
味噌ではない笑。

1回だけ掃除してもらうなら2時間で44200ウォン（約4950円）、
3時間で63600ウォン（約7130円）、
定期的にやってもらうなら、それよりもう少し安くなる。

翻訳で忙しくて家の中がほったらかしになる時に
ちょっと利用してみたいと思いつつ、
日本人なのでなかなか利用できずにいた。

最初にこのアプリを知った4～5年前には、
2時間で33000ウォンくらいだったと思う。
いつの間に、1時間当たり6千ウォン近くも上がってた。

日本って、よほどのことがないと
若くて元気で時間もある人が
お金を払って家の掃除をしてもらうようなことはなかったような気もするんだけど、
今はどうなんだろう？


さて、韓国のリフォームは工事したまんま、
土足で行き来して建築資材の粉やかけらがドッサリのまま、
工事現場そのままの状態で引き渡しだということは前に書いた。

こちら

その状態からホームスクーリングを頼まず、
自分の力で住める状態にまで掃除する人もいる。

でもはんらにはとても無理。
韓国人もほとんどの人は掃除代行を頼む。
「입주청소」（直訳すると、入住清掃）という。

リフォーム業者に「입주청소」の業者を紹介して欲しいと頼んだら
うちを紹介せずにあそこを紹介しただの何だの後から言われるからと、
教えてくれなかった。
そりゃそうだ。

それではんらはこのmisoアプリを思い出して、
입주청소の見積もりを取ってみた。

はんらの家の広さや状況だと、
36万4千ウォン（4万800円）だという見積もりが来た。


上のリンク先のスムゴにも見積もりを要請してみた。
あっという間に、

お掃除ハウス
ビューティーハウス
清掃マニア
デザインプラネット
一般人らしい、ハンさんというおじさん

などなどから、
「見積書を出します」
というたくさんのメッセージが届いた。

こちらは、一般人から専門家までいろいろ混じってそうだ。

とりあえず見積もりを出してもらったら、

ハンさん　30万8千ウォン
お掃除ハウス　34万ウォン
ビューティーハウス　38万ウォン
デザインプラネット　30万ウォン

だった。

でも、このデザインプラネットは京畿道の業者らしい。
各地に営業所があるのかと思ったら、
ネット上の情報では、社員10人の小さな業者の模様。
半径50キロまで移動掃除が可能なんだって。

そして「清掃マニア」さんは、
misoで見積もりを出してくれた人と同じ人だった。
やはり～
同じ人や同じ業者がネットに出してたりするからかぶる。
そして、ここからは
「ベランダ追加料金が6万ウォンになるので42万4千ウォン（4万7500円）になります」
という連絡が来た。
高いので、真っ先に除外。

ハンさん、お掃除ハウス、ビューティーハウス、デザインプラネットで決めきれず迷ってたら、
あっという間にビューティーハウスさんがチャットから抜けて行った。
気が短いのかもしれないし、固定客が多くて忙しいのかもしれない。
抜けられたので、ビューティーハウスさんも除外。

そうこうしてたらリフォーム業者さんが
「やっぱり紹介してあげるざます」
と、「今日はお掃除の日」という知り合いの業者さんの電話番号をくれた。
そこに電話してみたら、36万4千ウォン。

デザインプラネット　30万ウォン（3万3600円）
ハンさん　30万8千ウォン（3万4500円）
お掃除ハウス　34万ウォン（3万8100円）
今日はお掃除の日　36万4千ウォン（4万800円）

候補が絞れない！笑！

ネット上のレビューを読むと、ますます混乱。
「素晴らしい」というレビューと
「ここはやめとけ」というレビューが混じってたりする。

でも、まずは、安い所から連絡してみようと、
デザインプラネットさんに連絡を取ってみた。
テキパキと返事が来て、
こちらが希望する日程で、天安まで来てくれるという。
追加料金も無し。

んじゃ、もうめんどくさいからここでいいんじゃないかい～？っと、
デザインプラネットさんで決定～


今週中に来てもらって、きれいにしてもらう。
きれいになったら、ガス会社、通信社、浄水器業者も呼ばなきゃ。
カーテンも付けないと暮らせない。

ガラスにヒビが入ったことで予定が全体的にあと倒しになり、
慌ただしい。