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2012.02.27
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モンゴルの大河

今日の画像は2010年ラリーモンゴリアに同行した際に
移動中のオフィシャルヘリコプターから撮影した画像だ。

想像していたといえば嘘になる。
それほど私の想像していた大地の広さと、実際に目でみた
圧倒的なスケール感を持って眼下に広がるその広大なる風景は
わたしの過去の体験では遙かに想像を超えた風景が広がっていた。

もちろんアメリカのグランドキャニオンもすごいスケール感だったし
ロシアもアフリカもその土地ならではの迫力があったが
いずれもなんとなく心のどこかで想像できていたような輪郭のようなものが
あったのだが、このモンゴルの風景はそのどこにもない風景や
草原から砂漠にかわる境目、あるいは大地を水という物質が
自然に流れるとこう蛇行するといわんばかりの風景美に目を
そして心を奪われた。

ハルホリン

この画像はハルホリンの丘から見た風景。
この場所にこの撮影からしばらくして元横綱朝青龍が登場して驚いたわけだが
ここが私の親父の代からの故郷だと語る彼の表情は、とても日本のマスコミが作り上げた
それとは別のなにかを感じた瞬間だった。

登山家が山に登る理由として、そこに山があるからと答えるように
車にのる理由、特にジムニーに乗る理由を尋ねるならば
それは、「そこにまだ見ぬ風景があるから」と答える。

クルマは、人によっては単なる通勤の交通手段だったり
あるいは仕事のための道具だったりする。

だがジムニーはそれだけではない。
道なき道や、整備されていない辺境の地の悪路も
いざとなればそのあたりのクルマとしての走破性を遙かに凌駕する
頼もしさで、まだ見ぬ場所まで運んでくれる冒険の道具なのだ。

遙かなるタクラマカン
ジムニーはどんな風景を見せてくれるのか
憧れは増すばかりだ。


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Last updated  2012.02.27 10:43:51
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