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2012.03.11
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ラリー車内部


以前アピログでも何度かご紹介したことがある
茅ヶ崎の自転車屋さん。サイクルボーイさん

前回はBE-PALでの牛舎を自らリノベーションした新社屋(と言っていいのか?)でしたが
今回はついにNHKに登場。災害時にも役立つ自転車が紹介されていました。

サイクルボーイさんと湘南工科大学との産学協同プロジェクトの自転車が
去る 3月8日(木)NHKのまちかど情報室で紹介されていました。
この日のタイトルは
「 いざという時に備えて」

サイクルボーイさんの自転車は
重い荷物を載せても安定して走る自転車
番組ではポリタンク3ケを装備しても
ふらつくことなく走行できる
低重心で強いフレーム
そして普段使いにもお洒落な感じ。
実はサイクルボーイさんの自転車はアパレルブランド
あの「45rpm」のプレミアムな自転車としても
採用されたほどわかる人にはわかる自転車なんです。

サイクルボーイさんのこの自転車は
ホームページのタイトル画像にも表示されています。
秋には発売予定との事。

大震災から1年の今日
災害時の備えの高まりも意識もよりいつも以上に
引き締めて考える日です。
ジムニーの人気もいざという時に最低地上高が低く
道路のわずかな段差でさえ、乗り越えることができないどんな高級車よりも
いざという時も即役立つクルマとしてジムニーの方がいい!
と考える方が増えている様子です。

いざという為の装備はその装置が大がかりになればなるほど
いかに普段から使い、いざという時も実際に迷うことなく
操作できて、かつ作動するか?
非日常的な道具をいざという時に使うには
消化器の使い方に慣れるような日頃の訓練が必要ですが
消防署や自衛隊のように非常時のためのプロフェッショナルな組織で
ない限り宝の持ち腐れ状態になりかねない。

この常時性こそが実は非常時に備えるための基本思想なのでは?
と思うわけで、その見地からこの自転車や以前紹介した
モンベルさんの「浮くっしょん」などは
まさに日常的に使う道具だからこそ
非常時にもすぐ使える状態だと思うのです。

アウトドアの道具が災害時に活躍するように
やはりオフロード(本来の意味では道なきところ)を前提に
設計されたジムニー
そしてさらにモンゴルラリーなどの経験を元に
フィードバックされたサスペンションや各部の強化パーツは
この非日常、非常時のための常時性を備えたクルマとして
いざという時のための道具にもなるのです。

予備タンク

さらにこの画像のようにラリー車で使用するぐらいの容量を持つ予備タンクが
あれば航続距離も伸びてガソリン供給を待たずして避難も救援にも対応でき
日常生活ではこの予備タンクにまで常に満タンを意識しておけば常備となります。

非常時のための航空機である自衛隊機などもすぐに
離陸できるように、燃料を補給してから待機してあるそうですが、
神奈川県エリアでさえ、クルマのガソリン供給が日常に戻るまで
相当数日数がかかりました。

ふと思ったのがスズキが研究しているタイプのプラグインハイブリッド。
発電機を搭載したガソリンで発電して電気で駆動するクルマ。
これをさらに進化させてマルチフューエルのMSRストーブでは
ありませんが、ガソリン、軽油、あるいは電気と複数の種類の異なる
エネルギー源で走行できる車があれば災害時に強いクルマ、ジムニーに
なるはずです。

もろんコストは割高になりますが、非常時の備えとは元来効率よりも
優先すべき順位があり、クルマの場合は動かなければ鉄の固まりにすぎません。

ジムニーであるだけで一般的なクルマよりは非常時に備えとなるクルマですが
さらに燃料すなわち航続距離に余裕があれば安心につながります。
そしてラリーにも使えます。

いろいろ考えていくと以前ブログに書いた通り
次期ジムニーには、5ナンバージムニーとは別の本来の4ナンバー
ジムニーに戻すと共に、非常時、災害時を考慮した荷物の積載性や
航続距離に対応するクルマを出して欲しいですね。

さらにそこから派生した消防署や自衛隊向けの車輌として
水陸両用車もあっていいはずです。
半世紀以上前に実際にGPAやシュビムワーゲンが存在して
子供の頃に1度や2度はプラモを作った世代としては
今の技術で自動車メーカーは自動車メーカーの責務として
最新の高性能災害時向け小型車の開発が必要だと思う今日3月11日です。





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Last updated  2012.03.11 09:21:18
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