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テーマ:ジムニー大好き!(1623)
カテゴリ:アピオ河野社長のコラム
画像はアピオ会長尾上がオーストラリアから里帰りしたジムニーLJ81を レストア後、四国を走り沈下橋を渡る風景 さて昨日の続き。 私が考えるパジェロミニ復活のシナリオ。 その一つ目がパジェロミニの4ナンバー化による復活である。 先日から何度も書いているがジムニー同様、次期パジェロミニは4ナンバーがいい。 4ナンバーとはすなわちトラックだ。 道に迷った時は、正しかったと確信がある分岐まで戻ること。 ラリーでも同じだ。 現在位置がわからないままに闇雲に進むとさらに迷うだけだ。 迷った時は歴史をふりかえる。 温故知新だ。 歴史をふりかえると、そもそもパジェロもランクルもジムニーも その起源にはJeepがあった。 そのJeepは各自動車メーカー各社でそれぞれのカタチを変えたが 悪路走破性を第一性能として、林業や山奥深くの仕事用のクルマ、 あるいは除雪されないような山奥で頼もしく活躍する道具として 郵便配達や警察、消防用の車輌のベース車として使われた。 すなわち4ナンバーのクルマとして使われていた。 道具として使われた車の払い下げや あるいは仕事の足として、山奥のペンションオーナーや カメラ機材を満載したフォトグラファーの車として ランクルやパジェロが活躍した。 プロが選んだ道具としてのクルマは 本物だけが放つオーラで多くの心を魅了した。 そしてそれらは街中でもそのヘビーさ故にその武骨さと 機能美に魅力があった。 さらにパリダカールラリーをはじめとする冒険ラリーでも 当時のL系パジェロは、完走そして上位を占めるようになり その戦歴がさらに売上げ台数を伸ばした。 この時代の話をパリダカ日本人初優勝ドライバーである 篠塚さんから、モンゴルラリーの際 モンゴルの草原で2人きりでじっくりお話しを聞いたことがある。 それは凄い時代で、当時の三菱自動車の社長はじめラリーアートの事や 様々なお話しを伺った。 この時のいろいろなお話しは深い話ばかりなので 今回は割愛するが、過去の歴史から学ぶことは多数ある。 私は22年ほど前の1990年に4ナンバーのランクルを買った。 きっかけは北海道行きのフェリーの中でホンダXRに乗る時代に バイク仲間から4200CCディーゼルHZJエンジンの素晴らしさと 4ナンバーの理由を聞かされ、というより洗脳に近いぐらい 力説されてランクルを購入した。 当時も20代の若者(私のことね)が新車でいきなりクルマを 買うのはかなりの暴挙でありさらにそこへ 任意保険をつけるとなると当時も金額は高かった記憶がある。 要するに年齢が若いと逆に4ナンバーの方が有利だったのだ。 そして気が付くと現在若者が買いやすいはずの 4ナンバー四駆はない。 日本の場合人気があり流行となり 売れている時期が必ずしもいい時期ではない。 むしろ一過性の浮ついた流行ならば来ない方がいいことがある。 かつての四駆ブームが全てを台無しにしてしまった。 特に新車開発においては、古めかしい武骨な四駆の時代は 終わり、カタカナだのアルファベットとかでRVだの SUVだのと騒ぎ出してきた時代で終焉がみえてきた。 メーカーは市場調査と称する分厚い資料を元に 大金をつぎこんで、間違えた方向性を鵜呑みにして舵を切ってしまった。 私がかつてランクル70に乗っていた時代もすでに多くの人々は もうこれからの時代はそういうカタチのクルマではないんだよと まるでもう時代遅れのように口々に言っていたのをよく覚えている。 だが終わっていたのはその頃新しいかに思えた 最新という名の、じつは長持ちしないクルマだった。 現在トヨタは若者の免許取得からふくめて宣伝している。 世界のトヨタ。流石です。 できればさらに、掘り起こして自動車保険の事も考慮して欲しい。 以前も書いたが自動車は他の工業製品と比べて 著しく違うのは、維持費がかかること。 そしてその中に保険代や、駐車場環境も含まれるということだ。 アメリカでピックアックトラックが若者に人気が高いのは 自動車保険がトラック系は非常に安いからと聞いた記憶がある。 日本でもまずは軽自動車そして4ナンバーで アクティブな四駆やミニトラックがあれば人気は高まるに違いない。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.28 05:06:00
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