先日ある一冊の本が目にとまりました。
雲の彼方　オドゥラ・デ・ニュアージュというタイトル
フランス人イラストレーターが描いた航空機がテーマの内容。
手にとってぱらぱらめくるとそこはもう
私の一番憧れる時代の航空機が描かれていました。
エアレースの時代。

冒頭にはルノーエンジン搭載の
コードロン・シームーンC635が描かれています。
思わず30年ほど前に制作したエレールの１／７２を
取り出して埃を払おうとしたら
水平尾翼ははずれ、脚も落下して３０年の歳月を感じます。
早速補修しようと確認したらこれまた３０年以上前の
レベルのプロセメント。

これを買った倉敷の白神模型はもうありません。
ちなみにエレールのキットを買った
倉敷のノーズアートは今でもありますが業種がやや東京マルイな
方向へ。

当時の翼端灯の会はもうないと思います。
久しぶりにこのプロセメントの匂いを嗅ぐと
一瞬であの頃へ飛びますね。

当時非行少年ならぬ飛行少年だった私は
今や肥厚中年に。

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