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テーマ:心のかたち、人のかたち(952)
本当の意味で、ココロの、イタミは、自分しか分からない。 本当のことを伝えようとして、どれだけの人が解かってくれるんだろう。 ココロの闇を言葉にしたとして、どれだけの人が理解してくれるんだろう。 ココロの闇に、光を照らしてくれるのは、誰? 私は、何を求めてるの? 臆病なわたしと、目立ちたがりの私が、葛藤し続けていて、 だけど、出る杭は打たれるのと、目立つものへの僻みなんてつきもので、 そのたびに傷ついて、だけどちょっとした優越感を抱いて、 私はますます『個性的』という言葉を隠れ蓑にして、 心を病んでいくんだ。 …ずっとね、誰も解かってくれやしないと思っていたよ、 でもね、誰も解からないようにしていたのは、他でもない私自身だった。 目立ちたい気持ちが、他人と一線を画す場所へと、自分を誘(イザナ)って、 まるで認められない高尚な画家かのように、自分をどっかで過大評価して、 だけど、自分の存在にスポットライトが当てられれば、 誹謗、中傷、僻み、羨み、批判、反発、そんなもの、必須でしょう? だけど、臆病なわたしは、いつもそれに怯えてて、 マイナスに押し寄せる感情に、傷つけられて、苦しめられて、いたんだね。 美しく、華やかに、目立つことだけが欲しかったの。 だけど、目立つことは、反発も、同時に起こることを、意味する。 そうね、当たる光が、強ければ強いほど、影の色が濃くなるように。 救ってくれたのは、心療内科でもらった薬じゃなかった。 病院の診察でも、カウンセリングでもなかった。 ただ、自分と向き合うこと。自分のいけないとこを、見つめること。 許せない自分も、嫌いな自分も、受け入れること。 自分が、安心して息が出来る場所を、見つけ出すこと。 ただそれだけだった。 それだけが、病んだ場所から、私を救ってくれたのかも、 今なら、そう言えるよ。 …今ね、少女の頃のように、死にたいとか感じることは、一切なくなってる。 これは、乗り越えたのかなぁ? それとも、守りに入ってるだけかなぁ? それは、分からない。 言うまでもなく、傷つけられた人達には、もう二度と関わりたくはないけれど、 あの時苦しかったからこそ、今の私がいるよ。 自分で命を絶たなくて、本当によかったと、今、思う。 17歳の少女に、27歳の女の気持ちは解からない。 でも、27歳の今、 27歳の女の気持ちも、17歳の頃の私の気持ちも、 やっと、やっと、解かりはじめた気がするよ。 自分を救えるのは、自分しかいない。 だけど、解かってくれる人は、いくらだっているんだ、ね。 自分がマイナスな感情を、捨て去ったときに、初めてそれが見えるよ。 死ねないでしょう。 解かってくれる人達残して、死ねないでしょう…………? だからこそ、今が愛しい。 精神を安定させる薬は、ただ私を不安にしただけだったから。 もう、自虐的にはなれない。 そんな風になりたくない。 自分の暗い部分、自虐で笑いにしたくない。 その度、自分のココロが、可哀想なことになるの、解かりきってるもの。 そんなブラックユーモア、いらない。 明るい風を感じて、素直な気持ちで、暖かい陽だまりの下で、 生きてたいと思うから…………。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 27, 2008 10:18:59 PM
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