はじまりは、本当にいつも突然。




今日買った下着です。



もし試着の時に、店員さんが声をかけてくれなかったら…

私は今日もＤカップだったはず…。




明日っ＊

だって、会うんだもん。好きな人と。

週1回の、大切な大切なデート………♪



そのために、下着を買いに行ったから、

サイズを測るなんて、頭に全くなかったんです。


だから、今日行ったのは、

BIS2でも、KEA工房でも、リュー・ドゥ・リューでもなく、

新宿の、サブナードのオカダヤさんでした。



もちろん、未だに、勝負下着なんて力の入ったものはいらないと思ってるけど、

でも、やっぱり、好きな人の前で、いちばん素敵な女性でいたい。



『おしゃれの基本は下着から』だもんね。



試着で、いくつかの素敵なデザインのブラを選びました。

でも、バストアップに力を抜き気味(やめてはいないけどね？)だったし、

なんだか胸が少し小さくなった気さえしていたから、

Ｄ65と、Ｃ65のブラを、試着室に持っていったんです。



そのとき、ふっと、店員さんが不思議な顔をしたことを、

私は見逃しませんでした。



『？』



ふたつのサイズを持っていったから、不思議に思ったの…カナ？




『いかがですかぁ？』

店員さんが声をかけてくださって、びっくり。

『あっ…あのっ…今、試着中です～』

『あ、ごめんなさい～』

『いいえ～』

なんだかとっても親切そうで、安心できる声の店員さんだったので、

気にかけてくださったことが、ちょっと嬉しかったです。



ん？


きっつ………



もしや、太った!?




うあー…太るのだけは避けたいのに～っ(汗)




脇のお肉が出てしまう…気になる………

あぁぁぁ絶対太ったんだ…しょーっく。



『すみませぇん…』

私は、試着室から店員さんに声をかけました。

『はい？』

『脇のお肉がきちんと入るブラ…ありませんか…？

　よろしければ…見せていただきたいんです…』


『あの…』

店員さんが、きれいな声で、そっと、こう言って下さいました。

『もしよかったら、今試着したブラ…つけ具合拝見してもよろしいですか？』

『ぜひ!!

　こちらこそ、お願いします！』



ぐー………クルシイ………



Ｄ65の、ちょっと大人っぽい、きれいなグリーン調のブラ。

ピンクも好きだけど、大人だから…きれいで澄んだ色も似合うようになりたいよね。



『……あー………

　お客様、きつくないですか…？

　ふくらみが圧迫されて、苦しいと思うんです…』


『…たぶん、太ったんだと思うんです…』


『アンダーがきついのかしら？でも……

　ちょっと、触っても大丈夫ですか？』

『はい』


胸に触れた瞬間、店員さんは、驚いた顔をしました。



『結構…ボリュームありますよ、これ…


　今から、Eカップのブラを持ってきますね。

　着けてみてください』








…え


今、Eカップって言った？




そらみみ？






こ、





こんなしょぼいおっぱいが、Eカップ～!!!???











つづくっ！

(久々だよね、これ)