お願い、やめて、ふれないで!!


私の身体には、好きな人以外、指一本ふれないで……!!




土日、仕事でした。

とあるメーカーの営業さんから、一緒に帰ろう、と誘われました。

ただ、別に普通に他意もなく、

とりあえず応じました。



が。



『休みがない』って言ってるのに、食事じゃなく22時半近くまで飲みで、

その上、

電車の中でいきなり手を繋いできました。



『！』



とにかく我慢しました。

一刻も早く手をほどきたかった。



私は…………

私は…………



好きな人のものなんだからぁ！



お願い、さわらないで。お願い。

無理やり私の心に入り込もうとしないで……。


またすごく嫌だったのが、

その人の自信過剰さ。

『その(私の今の)恋愛がいつ終わっちゃうかわかんないんだから、

　その後のために他の男性と仲良くなっておいた方がいいよ』

たまりかねて言いました。

私の精一杯の抵抗です。

『私……

　好きな人と手をつなぐと、真っ赤になってドキドキする……
　他の人じゃ……変な感じ』

『あれっ？今真っ赤になってないよ？』


極めつけは、

『彼女はいないけど、女はいたときがあるよ』



だめ…………

こういうの、生理的にだめ…………



きらい、きらい、きらい、きらい



次の日、避けまくりました。



ふれないで。

壊さないで。

私の大切なものに、一切手を出さないで………