憂い姫　くちなしの香に　想い秘め　　密かに恋す　夏の夕暮れ


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な～んて、ちょっとノスタルジアな感じを醸し出したりしてみます。



浴衣が着たいんです。



浴衣は、女を綺麗に魅せてくれるので、大好きです。

本当ならば、夏は毎日浴衣着ていたいくらい。


寝巻きも浴衣にしたいくらい。



去年、浴衣を着る機会がなかったんだよね。


好きな人が出来ると、

浴衣姿を見せたくなりません？

私だけなんでしょうか。



でね、ちゃんと髪はあげたいんです。

小さな髪飾りをして。



本当は、上で貼った写真みたいなイマドキなんかじゃなくて、

なんか、こう…浴衣のときは、しっとり、はんなり、おっとりといたいんです。



なんていうのかな。

水気を含んだ綺麗さというか、涼感のあるというか。

お菓子にたとえるならば、水ようかんや、水まんじゅうみたいな。



上の写真だと、お菓子にたとえちゃうと、ゼリーとかジュレとかでしょう…

そうじゃなくて…



すぅっと、透き通った水のなかを、金魚が泳いでくような、

涼しげな感じだからいいんです。



甘い、瑞々しい白桃のような香りのする、くちなしというお花があります。



真っ白で。いい香りがして。

たとえるならば、ああいう女の人になりたいです。


これ、ちゃんと白桃っぽい香りするかなぁ…。


だって、浴衣を着るならば、

そういう女性が相応しいなーって思うもん。


おせんみたいな女の人っていいなぁ。

蒼井優ちゃんは好きですが、おせんはやっぱり原作がいい。

ドラマのおせんは、ちょっと昔のNHKの連続テレビ小説のようだと思ったのは、私だけ？





私は28ですが、

たぶん、感性は、40代くらいかもしれません。

だって、同じくらいの人のこと、

『最近の若者』だと思うもの…いいのかそれで…。



それはさておき。


どうしても、大好きな人に、浴衣姿を見せたいんです。


なので、今度会うとき、

会社を出たら、どっかで浴衣に着替えるなり、

いったん家に帰るなりしようと思います。

あの人が、会社を出て、私のところに着く前に。



何色の浴衣がいいでしょうか。

海色？淡い菫色？藍色？



私の想いは、すっかり愛色に染まってしまいました。






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紺碧(こんぺき)の　浴衣羽織って　あい色に　　心を染めた　君の横顔