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テーマ:ドキドキしちゃう(317)
カテゴリ:ぷりてぃII・中距離恋愛<127675>
『会いたかったよぉ~…………』 私…半分寝ぼけて、あなたに伝えた。 『来ちゃったよ…』 『わぁん………』 『隔離されて……まったく……』 『ルータだけ、直してもらったから大丈夫…あと携帯だけ……』 大好きよ。 あなたのことが、とっても大好きよ。 真夜中に、会いに来てくれた。 あぁ…髪…ストレートに戻して、よかった… (※実はお盆中、イメチェンで、ふわゆるパーマをかけていたのです… でも、私はおそろしくパーマやウェーブば似合わないので、 結局、その見た目に耐えかねて、ストレートに戻したのでした…) 間接照明が、部屋を淡く、オレンジ色に照らす。 薄暗くて、優しい灯りが、ふたりを包む。 このほの暗さが居心地よくて、 私達ふたりは、ささやくようなトーンで話をしてた。 『ねぇ…金曜日、会社に電話くれたでしょ…』 『……うん。 そしたら…江藤さんが余計なことを………』 『なぁに…?』 『給与明細取りに行きます、って言ったら、送るって…』 『えぇっ…?』 なんとなくなんだけど… 勘違いならいいんだけど… どうも、江藤さん、あの人が帰社しようとするのを、 無意識で阻止してるような? 勘違いでありますように……… 『や…たまに帰ってきてぇ…』 『そのつもりだったんだけど…』 座椅子があってね、あなたが座っててね、 抱きかかえられるように、私、あなたにもたれて座ってる。 そっと、上半身だけひねって、彼の方を向いた。 あなたがとてもあどけなく見えて、いとおしくて、 あなたの頬に、そっと自分の頬をくっつけた。 『会いたかったの…』 『眠そうだよ…?』 緩くて、ふんわり、穏やかな時間が流れてる。 淡い照明で、暖色に染まったほの暗い部屋の中で、 私、くちづけを誘うように、そっと首を傾けて、目を閉じた。 あなたが、それに応えてくれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 24, 2008 02:30:55 AM
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