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カテゴリ:ぷりてぃII・中距離恋愛<127675>
ねぇ、こんな時なのに……… ひとつになりたい気持ちの方が、ずっとずっと強いなんて……… 大好き………… 胸の奥が、ふるえてる。 シャワーの滴に濡らされて、 バスルームで、抱きしめ合って、 何度も何度もキスしてた。 あなた………私の身体、全部知ってる。 気持ちだけじゃなく、全部知り尽くしてる………… ねぇ。 自分を全て知られることが、 こんなに心地いいなんて………―――――――。 深紅の滴が、したたり落ちた。 でも、あなたは、嫌な顔ひとつせず、私を抱いた。 私も…ちっとも嫌だと思わなかった。 こんな状態のときに抱かれるなんて、 本気で愛した人にしか、出来ない。 いつもより優しく、あなたが私を貫いた。 たまらない……気持ちになった。 どうしてこんなに好きになっちゃったの…………? どうしてこんなに、ひとつになっていたいの…………? どうして……他の人じゃだめなの………………? 抱き合った後、海と同じ色のお湯の中で、 ゆっくり……ゆっくり…… いっぱいキスした。 水の音が、するわ。 他には、何も聴こえない。 温かい、碧い、お湯の中で、 抱きしめられて、可愛がられて、 私………ゆっくり……すべてをあなたにまかせて………… しあわせに、溶けてく。 ときどき、あなたが、 私の胸のふくらみに、そっと吸いついて、私をいけない気持ちにさせる。 『………して………』 あぁ………あぁ……… 泣いてるような、ため息みたいな、あまい声。 大好き。 もっと……どうしようもない女にして……… あなたのことだけ、大好きでたまらなくしてほしいよ………… 海みたいな湯船で抱き合って、 いつまでもいつまでも…キスしてた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
September 13, 2008 01:42:51 AM
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