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テーマ:愛しき人へ(902)
カテゴリ:ぷりてぃII・中距離恋愛<127675>
これ以上ないくらい、ふるえた。 いちばん私の側にいる、あなたにしか意識がいかない。 指も。手も。足も。頬も。くちびるも。 身体中の他の全ての感覚が……判らなくなった。 『……だめでしょ…? ……そんな…そんなにしたら…壊れちゃうでしょ………?』 ……声が……かすれる……… どうしよう……… どうしよう……… 今ね、私……あなたを受け入れてるところにばかり、意識があるの。 とく、とく、とく…熱くなって、きゅんてなって、 あとは、もう……よく解からないの……………… ずうっと……このままがいいな……… つながってて…………… 木曜日ね、約束をしたの。 お世話になったメーカーさんの新製品発表イベントに招待されて、 私、お休みをとる。 で、あなたは、この日、外出で直帰。 早く帰る日だったの。 だから、ふたりで……会う約束。 ごはんを食べて、 一緒に私の家へ行く。 『……手、つないでもいいですか………?』 そっとお願いしたら、あなた、私の願い、かなえてくれた。 きゅっ。 優しくつないでくれた指が、あったかい………。 ね、すごくしあわせなの。 大好きなの。 だから、側にいさせてね? 大好きなの。 私、あなたの…のんびりしたところが、すごく好きなの。 『結構短気だよ』 なんて言ってたけど、確かにそうかもね? 不思議ね。 大好きだと、全てが大好きなの。 全てをさらけ出してくれることが、しあわせでたまらないの。 時々、『ええっ!?』『ちょ……』と思うことも、もちろんあるけれど、 それさえいとおしいよ。 大好き。 内緒だけど、がんばろうと思ったのは、 大好きな人に、好きになってほしいからなの。 ただそれだけなの。
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最終更新日
September 29, 2008 12:19:13 PM
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