四六時中も好きでいて
夢の中 四六時中も 好きでいて 抱いて 揺らいで 満ちてゆく波ため息と 浴びた陽射しと 灼熱の 胸の深くで 果実はじけた----------------------------------------------------------------- いいの?朝の、出勤中のメール。時々、会社で(もちろん業務上の)メールやりとり。あなたは、管理をやってる私に、何か見つけたら、すぐそっと教えてくれる。退勤後、あなたがお家に着くまで交わすメール。そして、夜中にメッセンジャー。週1~2回、デートして。ほぼ毎日繰り返し、繰り返し。もう半年間、ほぼ毎日ずっと………ずっと…続けてきたこと。ねぇ、24時間のほとんど、ちゃんとキモチ、つながってる。会えないときは、いっぱい文字で『大好き』って伝える。メールでも、メッセンジャーでもキスしてる。前の彼にも、元・相手にも、去年の秋好きだった人にも、こんな風に……しなかった。好きじゃないかもしれない。愛してないかもしれない。なのに、ちゃんと、愛されてるの感じてる…。変な言い回しだけど、そんな感じなの。きっと世間から見たら、私、『愛人』なんだと思う。せつないね、愛人だなんて。でも…『愛人』て、『愛する人』って書くんだよ。なんでかな。あなたと私の間。きっと、周りは愛想尽かすだろうし、汚れてるかもしれないのに、どうして……こんなに『不倫』って言葉が似合わないんだろ。『不倫白書』という漫画を読んでみた。境遇は似てるのに、なんだか別の世界みたいだった。実感さえなく、なんかもう…他人事だった。大人の恋愛?全然そんなんじゃない。かと言って、『好きな人がたまたま結婚してただけ』だなんて、言い訳したくない。だって。結婚してようとしてなかろうと、どこにいようとどうだろうと、私はあなたが大好き。それだけが紛れもない真実。全て覚悟してでもね、側にいたい。私……。今ね、あなたの赤ちゃん産みたい…って、本気で思ってる。でも…困らせるわけにいかない。だから、ひとりででも、産みたい…。でも…言えない。だから……ゆっくりゆっくり…時間の流れに任せて、あなたを大切にしたいと思う。強い想いなら、きっといつか通じるよね。諦めるのは簡単だけど、きっと誰も傷つけずに、進んでいく道がある気がするから。きっと何もないならば、出逢ってすらいないはず。だから、きっと意味があるの。あなたに出逢った、大切な意味が。フラレるまでは、私はずっとずっと…側にいるの。ただ、もしもそうなったときは、ちゃんと潔く、あなたのもとを去ろうと思う。あなたが必要としてくれる限り、私はずっと側にいるから。-----------------------------------------------------------------真夜中に 熟れた想いがせつなくて 瞳がこぼす 海ひとしずく砂浜に 人差し指を走らせた 声に出来ない あなたの名前おうちのひとの影響で、サザンが好きだという、片想いのあなたへ捧げます。