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[サッカー] 今日のスポニチ 金子先生のコラム ブルガリア戦
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今日のスポニチより。金子先生の春夏シュート。ブルガリア戦のこと。
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国民性で許されている貧弱な決定力
悔しさをゴールに変えてみみろ!!
4年前のW杯終了後、わたしは「決定力ではなくチャンスの数で勝負するチームを」と書いた記憶がある。日本の社会風土や民族性、さらには肉体的な特徴を考えると、絶対的なストライカーが出現する可能性は低い。よって、一発のパンチで倒すのではなく、連打で倒す以外に道はないと考えたからだ。
よって、ボールの保持率で相手を圧倒し、かつチャンスの数でもはるかにブルガリアを凌駕したことは評価したい。細かい注文をつければキリがないが、ああいった内容こそが、わたしの望んだ日本代表の戦いぶりだった。
問題は、ストライカーたちの出来をどう見るか、である。
思い出されるのは先日の欧州CL準決勝、バルセロナ対ACミランである。第1戦に先発したミランのCFジラルディーノは、非常に多くのチャンスにからんでいた。彼がいなければ、ミランがつかんだチャンスの数は半減していたといってもいい。
だが、結果として彼は得点をあげることができなかった。
これが日本であれば、多くのファン、識者はプレーの質を評価し、ジラルディーノに合格点を与えただろう。むろん、イタリアでも同じような考え方をする人はたくさんいる。ただ、日本と違うのは、どれほどいいプレーをしようと、ゴールを生まないストライカーは卵を生まない雌鳥としか見なさない人も、イタリアには数多く存在しているということである。
一週間後に行われた第2戦、ジラルディーノは先発を外された。
ブルガリア戦での玉田は、サッカー選手としては素晴らしかった。巻についてもしかり。彼らは、彼らなりに持てる力を出し切ったとは患う。しかし、これがイタリアであれば、あれほどのチャンスを外した以上、戦犯にあげる人もでていただろう。
これはどちらが正しいか、間違っているかという問題ではない。しかし、ストライカーを得点の有無で判断するイタリアと、プレーの質で評価する日本とでは、ストライカーの成長度に差が出てくるのも当然のことだとは思う。日本の柔道は、世界でもっとも厳しい目を持つファンにさらされているからこそ国際競争力を保っているのだが、ならば、日本のストライカーは世界でもっとも過保護なメディアとファンに囲まれているがため、かくも貧弱な決定力しか発揮できずにいる。
だから、あえて言おう。巻よ、玉田よ。ブルガリアに負けたのは、君たちの責任である。悔しかったら、スコットランド戦で怒りをゴールに変えてみろ!
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決定力不足だ、ストライカーが戦犯だとか言ってるけど、俺が思うに、やっぱり中盤だよ。中盤の選手が目の前の敵だけしか見ていず、隙間のあるところばかりにパスを通しているからだよ。もうワンボール先を読んでオトリを使い 中盤で敵を陽動しなきゃ。
中村俊輔のプレーから学ぼうよ。中村選手は うまいフェイントをよくする。あのフェイントの前後のプレーをよく見るべきだ。フェイントをして敵をかわしているということはそれだけ敵を引き付けているということで、主導権を得て敵をふりまわしているということ。自らがオトリになって引き付けたり、誰かをオトリにして敵を逆方向へ誘導したりと、そうゆうことをものすごくやっている。
そうゆうふうな中から前線の一瞬空いたスペースへボールを送り込むタイミングが見えてくる。
そこへ一瞬 矢のようなパスを通す。味方のストライカーがボールを受け取ったそのときには 敵はいいように陽動されてるから手遅れになる。つまりはそうゆうことだ。
中盤からゴールまでの洪水のような力ある流れ、それが欲しい。敵は洪水の中を遡上しようと泳ぐ魚だ。水流で翻弄してやり、右往左往させてやればいい。
まぁ、そんなわけで、13日のスコットランド戦に注目しようかねー。
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最終更新日
2006年05月11日 20時46分24秒
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