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テーマ:旅のあれこれ(10281)
カテゴリ:台湾
端芳駅を降り、バス停へ向かうがイマイチ理解していなかった。
というのも、バスがあることはわかっていたが、バス停が“駅前”にあるということしかわかってないので、バス停を探す羽目になった。 でも、道路が見つかったのでそこに行き、バス停も見つかりそこへ行く。 だが九フン、金瓜石と書いてなく、「台北車站」とあったので、何か違うな?と思いながらも人が多くいたので、そこにいた。 だが向かい側にバスが来て、行き先には「金瓜石」と書いてあった。 「これだ!」と思い、そこまで行き乗り込む。バスが止まった前にはバス停があったのだが、俺は気付くことはできなかった。 これから行く方は、頂好welcomeというスーパーの前にあるので、参考にしてほしい。 ここのバスは前乗り、前降りである。そのため運賃はいつ払うのかわからないので、前の人を見つつ乗った。 前の人は払ってないので、払わず乗り込み、窓側の席に着く。 バスは発車するが、乗って考えたことだが、「基隆」とも書いてあった。 台湾のバスは終点だけではなく、発車地点と終点が行き先に書いてある。 なので普通はわかるのだが、今回ばかりはどちらに基隆と書いてあったか、突然のことだったので、わからなく、外を見て判断するだけだった。 バスは慣れた粗い運転で坂道を登っていく。一応九フンは山、基隆は港町ということは知っていたので、ビクビクしながらも平然を装っていた。 道路の案内を見ると、「九フン國小」と書いてあるのも見えたので、確信も強まっていく。 そして、あるバス停に到着。人が多く降りる様子であり、前を見るとセブンイレブンが見えた。 「着いた!」 こう思った、前の人についていきカードを当てて降りる。そして俺が降りた場所は、まさしく九フンの入り口であった。 多くの人がいた、写真を撮ろうと思っても雨や道路、人の関係で撮ることができなかった。 だが九フンの入り口にはセブンイレブンがあり、これが目印であることを確認しておいたので、安心する。 ここから九フン内を街歩きする。 基山街というところに最初入るが、ここは両脇に店が並んでいて、呼び込みの声も多く聞こえてくる。 色々な店を冷やかしつつ、歩いていく。 店からすればいい迷惑な客かもしれない、けど俺はこういう歩き方が好きなので、そうしている。 さすがに日本ではほどほどにしているが、海外では興味を示しているのに買わないという失礼な客になってしまっている。 どこかでお昼にしようかとも思ったが、どの店も人が多くいて入れそうにない。 それに立ち止まる余裕がないほど、流れがあるので、ゆっくりして歩くこともできない。 なのであっさりと基山街の終わりになり、展望台みたいなところに出た。 雨で曇っている。なので先がよく見えない。晴れていれば綺麗な海がよく見えるだろう。夏とかは綺麗だろうが、ここに着くまでに汗だくになってしまっているだろう。 一応ここで人が行くようなところは終わりである。後は、九フンの紹介でよく見られるところを探すだけだ。 基山街にはないので、途中の階段を下りていく。意外と急だ。下りなので雨に気をつけて下りると、あった。 人が多くいた、それも日本人だ。あちこちで日本語が聞こえてくる。 別に構わないが、意外と年配の方が多くいた。 人が多いので上手くいい写真が撮れなかった。それに雨が降っているため、傘が邪魔になっていた。 こんなものか、と思いつつ下る。けど下は道路であったので、上へ戻る。 途中で洞窟みたいな入り口がある店があるので、中に入っていく。 トンネルをくぐり、店の前へ出たが、食事・お茶の店のようだった。 どこかで見たことがある名前、と思ったが台北ナビであった。 芋仔蕃薯 台北ナビ 店の前まで来て引き返すのもあれだし、お腹もすいていたので中に入る。 店の中に入ると女性の店員さんが出てくる。だが中国語でわからない、そしてそのあと日本語を話すおばあちゃんが出てきた。 上のリンクでそのおばあちゃんを見ることができる。確か86って言ってたような・・・。凄い元気だ。 どうやら時間が外れていて、お茶の時間だったようだ。 だが俺は“食事”目的で来ていることを先ほど言っていたのだ。 でもおばあちゃんは嫌な顔1つせず、窓際の席へ案内してくれた。 どうやら単品単品で頼むと高いし、量も多いみたい。なので特別に料理を用意してくれるみたいだ、料理はおばあちゃんが決める、ということで任せた。 そして少ししたら、おばあちゃんが写真とかを持ってきて、「数年前に来たお客さんが日本から送ってくれたんだよ」などの話をした。 地球の歩き方を見ていたので、その話にもなった。 おばあちゃんは立ちながらであったけども、元気なので特に心配はいらない。 そしたら他の店員さんがお茶を持ってきてくれた。お茶も食事代に含んでくれるようで、「どんどんお飲み」と言ってくれた。 お言葉に甘えて一口飲む、台湾のお茶はどんなものかと思ったが、中々いいお味。 日本では味わったことがないものであった。熱いので冷ましながら飲む。 そしたら料理が到着した。 プレートで来た。ご飯を始め、豚の角煮や卵焼き、スープなどあった。台湾の家庭料理である。 まずスープを一口飲む、酸味が強い味がした。 メンマ炒めや野菜炒めも味付けが日本と違うのか、濃いというよりは酸味が少々ある。 おいしくいただくが、意外とお茶が腹に入ってきたので、完食することができなかった。 プレートも意外と量があったこともあるのだが、お茶で温めすぎたようだ。 って、俺どんだけお茶飲むんだよ!という話になるが、上手いものはしゃあない。 プレートを下げてくれる店員さんに「残してしまって申し訳ない」と伝える。(その店員さん、少し日本語できたので) 店員さんも嫌な顔1つせず対応してくれたので、安心した。 一段落したところで店を出る準備をする。カウンターで会計、300元だった。普通に比べれば高いだろうが、お茶とか色々入っているんだから、それくらいになるだろう。 最後におばあちゃんに挨拶したかったが、いなかったので、心残りがある中店を出た。 台湾の家庭の感じを味わえただけでもよかっただろう。 その気分で再びバス停まで戻る。バス停には人が多くいた。目の前の店では日本語で呼び込みをしている、パイナップルケーキの店だ。 試食したが上手かった、店員さんによると「台北駅にもある」とのこと。結局行かなかったけど。 バスは20分ぐらいして到着、台北方面へ向かうものだった。 台湾人は整列が出来る人であったと思ったが、ドアが開いたと同時に流れるように人が入っていく。 並んでも意味がないので、その中に入り無理やり乗り込む。無事、何とか乗りこめたので後ろの席へ行く。 窓側を確保したので、あとは駅へ向かうのみだ。 バスはいつものように粗く走る、端芳駅へ着き、降りる。駅へ行き、時刻表を見ると自強号はすぐ来るもの、區間車は1時間後であるので、窓口で自強号の券を買う。 窓口の人がこれまた日本語が出来る人であったが、全席満席なので“立席”しかないとのこと。 「それでもいい」と答え購入する。立席というのは、名前からしてそうなのだが、席に座らなく立つことだ。 席が空いてれば座ってもいいのだが、その席の券を持っている人が来たらどかないといけない。 それに検札もしているから、その時もどかないといけない。 このとき「バスに乗っててもよかったかな」と思うも、後の祭りだ。 自強号は時間通り到着、他の電車遅れていたけども、これは大丈夫だった。 台湾の電車は時刻に正確だけども、このときは30分ぐらい遅れている電車があった。 それによって他の電車も遅れているが、海外にいるときは時間を気にしなくなる。 日本にいるときは時間を気にしてしまうが、海外だとそうではない。 とにかく自強号ではずっと立っていた。3,40分ほどであるからいいのだが、地べたに座るわけにはいかないので。 台北駅に到着、そのあとは一度あかりへ戻るため、向かった。 最後に九フンの感想だ。 個人的には「こんなものか」と少し落胆した。 これは期待を持ちすぎて向かったことが大きいと考えている。正直、「あんな感じなの?」と言いたくなるものであるが、仮に晴れたときや夜来ると違った景色が見れるかもしれない。 今度来るときはしっかり考えて来たいと思っているが、1人で行く分にはさほどかもしれない。 あと金瓜石は時間の都合上、天候の影響でお流れになったので、次は行きたい。 続く・・・ 過去記事は1つにまとめました。 【Travel to Taiwan 0】 台湾一人旅 -過去記事- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.18 08:55:06
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