箒星

台北駅へ戻る。ラストナイトも士林夜市に行くことは決めていたが、時間も早いので、お土産を買うことにした。



俺は海外に来たときは、現地のスーパーに必ず寄っているので、今回もそうした。


ただ、スーパーがどこにあるかわからないので、一度あかりに戻りそこで情報収集しようと考えていた。
一応、歩き方によると中山駅から10分ぐらいのところにあるみたいだから、そこを暫定の目的地とする。



あかりへ戻り、パソコンを使い調べた。スーパー名は九フンに行くときにあった、頂好welcome。

HPは中国語なので探すが、イマイチどこにあるかわからなかった。


なので、オーナーの奥さんに聞く。奥さんは地図を広げて、丁寧に教えてくれたが、一番近いところは歩き方にあった、暫定の目的地であったので、そこにする。


古い地図には近くにもあるのだが、そこは潰れたようだ。残念！



小雨が降るなかそのスーパーへ向かう。中山駅周辺には三越もあるので、にぎわっている。
日本で見たことがある紙袋があるが、日本人も多かった。


場所は頭の中に入れたので、歩いていくが10分もしないうちに着いた。
欣欣百貨という百貨店の地下にスーパーはある。


スーパーの中に入り、カゴを持ち一通り歩く。あまりお土産は買うつもりはなかった。
日本でも手に入りそうなものはやめて、パイナップルケーキを3つ購入した。


一応カップ麺とかあったが、荷物になるし、食べないかもしれないのでやめた。



値段が表示されているので、レジ前で紙幣と小銭を用意しておく。こういう風なスーパーは値段も表示されるし、お釣りもちゃんとあるから買いやすい。


韓国のロッテマートでは「カゴを下に置け！」とか注意されたけど、台湾のスーパーは日本と同じ形である。


オーナーの奥さんから「紙袋は別料金がかかるから、手提げ袋を持ったほうがいい。」と言われたので、手提げ袋を持ってきていた。

元々、荷物が入りきらなかったとき用に、サブバッグを用意していたのが助かった。備えあれば憂いなしということだ。




あかりに荷物を置き、士林夜市へ向かう。


中山駅でカードにチャージしようと思ったが上手くいかなかったので、通常の切符を買うはめになった。
劍潭駅ではチャージができたので、カードの不調ではなく、自分の操作が間違っていたのだろう。



まず昨日行った美食エリアに入る。

昨日は並んでいて食べることができなかった、“巨大チキン”の店へ並ぶ。今日は雨も止んでいて、列もそんなに多くはなかった。





メニューは巨大チキンのみ。1つ55元、並んでいると数を聞かれて、袋を配られる。

後は現地ガイドといる日本人、前も多分日本人女性であった。やっぱ有名な店である。


自分の番になると、香辛料をかけるかと聞かれた。スパイシーな感じだからお願いした。



店は屋台で周りに座るところもないので、夕食エリアを確保するため歩く。
だいたい昨日目をつけていたが、昨日と同じ店に入る。


この店だと写真つきメニューがあるし、人も多かったからだ。


これが巨大チキン。





携帯と比べればわかるが、かなりデカイ。顔ぐらいあるんじゃないかという大きさだ。
これで55元、ファミマのフライドチキン♪×10ぐらいあるだろう。


女性1人では食べきれないそうだが、俺は男だ。しかも腹は減っていたので食べる。
一応他の店だけど、こういう屋台では他の店からの注文もokなようだ。なので気にしない。


この店は注文してから出てくるまでが遅いということは昨日実証済みなので、その間にチキンを食べる。

スパイシーな味でおいしい、骨があるが最後に出てくるまでそれまで身を食べる。
味には飽きがない、どんどん食べ進めていった。


久々に上手いチキンを食った、もちろんセブンやファミマのチキンもおいしいけど、こういう「カリッ！」としたのは初めてだ。


これが食べ終わる頃に頼んだメニューが届いた。手は脂っこくなったので、用意していたウェットティッシュで手を拭く。

ゴミは店員さんが片づけてくれるので、近くに置いておいた。



これが頼んだメニュー。





ゴマ涼麺である。

“涼”と言っときながら出来たてなので、温かい。けどゴマソースが美味しいので気にならない。
確かこれで40元、お安い。


隣にいた2人組がこちらをチラチラ見ていたので気になったが、日本語で話し始めた。
ちょっとビックリしたが、俺が食べているものをメニューで確認しているので、指をさして教えてあげた。


「これですよー」と言うと向こうもビックリした表情。

日本人とは思わなかったらしく、いきなり「これですよ」と言われたから驚いたそうである。
そら日本人とは思わなくても仕方ない。


どうやら会社の出張で来ているようで、俺と同じく明日帰国のこと。


俺が食べていたチキンも気になったので、店の位置を教えてあげた。


彼らは牛肉麺を食べていたが、最終日なので士林夜市に来たみたい。



食べ終わり出ていくときに「お先に失礼します」と挨拶をし、店を出た。




結構お腹はいっぱい、後は店を冷やかしつつ歩いていく。





非常にうまそうだ、カキのお好み焼きは“あたった”情報を聞いているので抵抗がある。
でも鉄板焼きの店があって、肉が美味しそうだったので、今度来たときには行きたい。



写真を撮りつつ、店を冷やかしつつ、歩いていく。

美食エリアは歩いたので、次はもう１つのエリアだ。



横断歩道を渡り、もう１つのエリアへ行く。ここは出店もあるが、雑貨店や洋服店などの店が多い。





美食エリア同様、人が多い。スリに気をつけないと。


とりあえず歩いていくが、特に目を惹くような店はなかった。ABCマートなんて日本にあるし、服も日本とあまり変わらない値段だ。


しかも服とかかさばるので、買えるわけがない。面白そうな店はなかったので、すぐに角を曲がってしまった。


ブラブラ歩いているが、射的とか日本のお祭りであるような店は見ていて多い。
1人なので寄ることはないが、楽しそうだ。


出店もジュースとか飴とかあるが、相変わらず臭豆腐の店はダメだ。
あれは動物園のにおいがする、食べると美味しいようだが結局食べることはなかった。


次来たときは是非チャレンジしたいが、1人では難しいだろう。それほどのにおいだ。あの臭いだと日本の店では出せるはずがない。



一通り見て周ることができたので、駅へ戻る。これから士林夜市へ行く人も多い。むしろこれからの時間帯のほうがピークであるだろう。


いつもの要領でMRTに乗り込み、あかりへと戻った。




続く・・・



過去記事は１つにまとめました。


【Travel to Taiwan 0】 台湾一人旅　－過去記事－