【試合観戦記】8/5 門倉先発で見事なピッチングを魅せる!
大邱へ行く前は慶州で古都観光をしていました。【旅行記】8/5 二日目 世界遺産の街、古都・慶州へ慶州からは高速バスで1時間ほど。値段は3,900ウォンとお手頃価格です。(1,000ウォン=約80円)もちろん昼下がりのバスでしたので人もあまりいなかったです。大邱へは東大邱バスターミナルというところに到着、大邱や大邱駅より東大邱駅のほうが大きいです。(KTXが止まるから)どちらも地下鉄でつながっていますが、そこは間違えてはいけないですからね。球場は大邱駅から歩いていくことができます。なので地下鉄で大邱駅へ向かいました。テグの地下鉄もソウルの地下鉄と同じなのですが、ソウルはカード式であるのに対して、テグはコイン式です。(1回用を比較したとき)コイン式とは言っても乗るときは、Suicaみたいにタッチして降りるときは切符のように穴の中に入れるという感じです。球場ガイドの案内を見ながらテグ駅から歩いていきますが、どうも違う雰囲気というかさびれたようなところに出ていました。地元の人しかこないようなところ、しかもほとんど人がいない。2時間ほど前とはいえ「妙に変だなー・・・」と感じていました。そしてすぐに違う地図で確認するも駅とは逆方向ということはわかりましたが、今いる場所がわからない。はい、道に迷いました土地勘などでは優れていると自分では思っていたのですが、とうとうやらかした・・・。なのでそこは安全策を取ろう、そして無理はしたくない。ということで少し先の大通りに出ました。そしてタクシーを捕まえ、球場ガイドのハングルを見せて、球場へ。運転手さんもいい方で近い距離を嫌な顔をせず運転してくれました。しかも色々片言英語ではありましたが案内もしてくれて。お互い英語は初心者ですが初心者だからこそ聞き取れたりするものなんですね。「意地でも使うか!」と思っていたタクシーですが思わぬところで使うことになってしまいました。運転手さんは嬉しいことにテグ駅から球場まで一直線であることも教えてくれたので、帰るときの道標にもなりました。タクシー コネスト日本とは違う・・・、というか日本だけでしょうけどドアは手動です。自動なのは日本ぐらいですからね。やはり模範タクシーを選んで乗りました。だからいい気分で降りることができたのでしょうけども、メーターもちゃんとつけるか見ていました。(白タクではつけない場合もあるみたいだし)球場の目の前につけてくれて、だいたい3,000ウォンぐらいでした。なので日本よりかなり格安ですよね。でもこうタクシーを使うと「どれだけ楽なんだ」と感じてしまいました。球場ではいつものように筆談でチケット購入、テグは小さな球場でほとんどが自由席なので比較的見やすいのです。そして球場に入りますが、ライオンズ側は三塁側です。なんで三塁側か、というのは西日の影響があります。僕は西日の影響関係なく、一塁側へ入りました。ただテグ、ボロい球場です。かなり老朽化が進んでいるということですが入口も狭いし、席もイマイチだし。別に“ライオンズ”だからということはないでしょうが、日本の地方球場並でした。サムソンライオンズvsSKワイバーンズ 開始18時30分 大邱市民運動場 観衆8,311人S K 210 000 020 5三 星 001 000 000 1【球審:チョン スウォン 一塁:キム ギィハン 二塁:イ ミンホ 三塁:ムン スンフン】※▲左打ち ■両打ち【SKワイバーンズ】(一塁側)1中 キム ガンミン(0)2二 チョン グンウ(8)3一 ▲パク チョングォン(36)4指 イ ホジュン(27)5三 チェ ジョン(14)6遊 ナ ジュファン(3)7捕 パク キョンワン(26)8右 パク チェホン(62)9左 ▲チョ ドンファ(10)P 門倉 健(54)【サムソンライオンズ】(三塁側)1三 チョ ドンチャン(5)2中 ▲イ ヨンウク(67)3指 パク ソクミン(8)4左 ▲チェ ヒョンウ(34)5一 ▲チェ テイン(17)6二 シン ミョンチョル(14)7右 ▲パク ハンイ(33)8捕 チン ガプヨン(20)9遊 キム サンス(2)P ペ ヨンス(25)【投手継投】SK:○門倉(54、6回)-チョン ビョンドゥ(▲28、1/3回)-チョン デヒョン(21、1回)三星:●ペ ヨンス(25、7 1/3回)-ペク チョンヒョン(▲29、2/3回)-ユン ソンファン(1、1回)【試合経過】表:SK 裏:サムソン(1回表) 0アウト2,3塁からパク チョングォンがセンターへ2点タイムリー(0-2)(2回表) 0アウトランナーなしからパク キョンワンが右中間へホームラン(0-3)(3回裏) 1アウト3塁からキム サンスがショート内野安打のタイムリー(1-3)※時間の都合上、6回終了時に球場を後にしましたので8回はわからないです。SKの練習を見ることができました。まず最初に目がついたのがグローバー、スタンドの前にブルペンがあるので選手を間近で見ることができます。韓国はスカイや神宮みたいにブルペンが見れる球場が多いです、メジャーぽく外野のところにある球場もあります。グローバーは通訳を交えながら、クイックでのフォームをチェックしていました。修正しているように思えましたが、去年はいい成績を残していましたからね。ただ今年は見ているようだと防御率もよくないですし、勝ち星も6つ。しかも最近5試合では長いイニング持たなくKOされているところがあります。フォーム云々のこともあるのでしょうが、このままだと来季への首は危ないですね。門倉が黙々とランニングを続けていました。予告先発を見ていなかったのですが、スタメンが出たとき彼のハングルが出たので驚きました。ブルペンで投げる門倉、彼の先発を見れて嬉しいです。日本では2アウトぐらいからベンチ前で肩を作りますが、韓国野球ではノーアウトからでも肩を作っています。SKは日本人コーチが多いですし、投手コーチも加藤さんですから門倉も気軽というか話しやすいのではないでしょうか。その門倉ですが、6回1失点で勝ち投手となりました。また三振というよりはゴロが多かったです、球速を見ていると真っすぐ主体で時にはフォーク、スライダーを交えていましたが、木佐貫と被るので2ストライクになったら「ここはフォークだろ」と思っていました。でもストレート連発とかあって打者も打ち損じていたので、そこはまだまだレベルが高くないということですかね。この日の勝ちで12勝目をあげましたが、韓国野球ではまだまだ通用する投手ですね。あとはフォークを要求してほしいと思いましたが、この日は落ちがそこまでいいわけではなかったですからね。試合後、だんだん埋まっていきました。テグへはSK応援団は遠征してなく一般の人たちで声出しをしていました。テグの球場は西日さえなければ内野からだと見やすい球場ですけどね。ただなんでブルペンがホームから外野方向に投げるのかがわからないですけど。この日はそのままソウルへ戻るので20時ぐらいには球場を出ないといけなかったです。ですが18時半開始なのに試合がサクサクと進んでいき、20時には6回が終わりました。何時に終わったかはわかりませんが、あの試合展開だと21時前ぐらいには終わったのではないかと思います。ちょうど門倉がマウンドを降りるときだったのでちょうどよかったです。球場を出るとタクシーの道順を思い出しながら駅へ向かいました。どうも1本道で行けたので次来るときは楽ですね。15分ほどで駅へ着き、地下鉄に乗り込み東大邱駅へ向かいました。東大邱駅ではKTXへ乗り換え。ここでも筆談で乗車券を購入しました。意外にもKTXは短い間隔で走っているので、さほど利用には困らないかと思います。KTX コネストソウルへは2時間弱、36,500ウォンという安さでもあるので使いやすいものです。国鉄ではあるのですが、改札口というものはなく自由に出入りができます。なので見送りも可能ですが、車内では乗務員さんが行き来しているので不正乗車は当然させないような仕組みです。KTXは20両!(客車18両)という長さです。座席が狭いと言われていますが、確かに十分な広さではなかったです。ですが別に苦ではなかったです。まあ隣が奇跡的にいなかったこともあるかもしれませんが。外は真っ暗で電車も高スピードなので、軽食をし明日の予定を確認・整理していました。終点なので間違えることはないのですが、快適な電車の旅でした。ソウルへは23時前ぐらいに到着、地下鉄乗り換えもすぐですし駅前にはスーパーもあるのでお土産も買うことができます。駅にはセマウル号が止まっていました。夜行電車でも使われているみたいですが、鈍行電車というかゆっくり電車の旅がしたい方にはいいのではないでしょうか。席もゆったりですし、多くの停車駅、料金も安いです。僕は旅行では時間重視であるのでこれを使うことはありませんけども。ソウルから地方への行き方~鉄道編~ コネスト駅では券売所(有人窓口)を探すなど慌てましたが、無事戻ってくることができました。やはりこういう異国の旅では余裕を持った行動をしないといけないですからね。高速バス、KTXとWに楽しむことができました。