【旅行記】8/5 二日目 世界遺産の街、古都・慶州へ
二日目からはいきなりソウルを飛び出します。行き先は慶州、日帰りというか日中だけの短い滞在なので2つのポイントのみを見てきました。行き方はKTXで東大邱まで行ってそこからセマウル号で慶州へ行く方法と高速バスで行く方法があります。ですが、僕は慶州の後大邱に行く予定があるので、慶州までは1本で行ける高速バスを使うことにしました。ソウルには3つのバスターミナルがありますが、一番大きい高速バスターミナルを使うことに。高速バスターミナル コネストバスの始発は6:00なのですが、地下鉄の始発の関係で6:30のバスに乗ることにしました。ですが、6時のバスは優等席なのですが、6時半のバスは一般席と違いがあります。その分料金も違うのですが、時間の都合上一般席のバスを使いました。本当は優等席がよかったですけどね。地下鉄の出口から案内通りに向かい、チケット売り場へ。ここでも筆談でバスのチケットを買います。韓国のバスは13A、Bや13C、Dみたいなものではなく、1、2・・・という風に番号になります。なので窓側とか通路側は乗ってみないとわからないのです。幸い僕は窓側でした。ですが、隣に人がいました。慶州まで4時間、大変だなと思っていましたが運転士が切符を切ったら何か言葉を発しました。そしたら人が移動し始めて、僕の隣の人も移動しました。「なんだ?」と思ってたら空いている席に移動したみたいです。運転士がチェックし終わったら空いている席に移動してokみたいです。それはいいことです。ちなみに運転士は前からではなく、後ろから切符を拝見していきます。ここでも高速ではシートベルト着用になりますが、さほど乱暴ではないと思いました。これは高速が空いていたこともあったのでしょう。途中1回、20分ほどトイレ休憩がありました。韓国のバスにはトイレはついていません。なのでその分トイレ休憩は1回用意されています。休憩所でとったバスの写真。韓国も日本と同じくサービスセンターみたいなのがあります。僕は何も食べなかったのですが色々料理がありました。またスーパーみたいなのもあり、そこでドリンクを補充。オレンジジュースが1,000ウォン、水が300ウォンというのには驚きました。※1,000ウォン=約80円だいたい4時間ほどで慶州に到着。バスターミナルを降りて道路を渡ったところにバス停があります。そこで仏国寺方面のバス10,11番のバスを待ちますが、やはり慶州と街だからか、韓国人観光客が多くいました。10,11番バスに乗り込み席に座りますが、中国人やオーストラリア人など多彩でした。ただ日本人はいなかったですね、こういうところは日本で足りているからでしょうか。バスも一般バスと座席バスの2種類がありどちらか来るかはわかりません。その2つでは500ウォンの差がありますが、一律同料金ですのでそんなのは気にしません。(料金は乗るところに貼ってあるので大丈夫です)仏国寺と石窟庵を見るのですが、この2つは直通バスで結ばれています。なので、毎時40分に仏国寺を出るのですが、仏国寺の停留所に着いたのが39分。ギリギリで乗れましたが、運転手さんの乱暴ながら早い運転には助かりました。(それが女性だったというのは何とも)石窟庵へは山道を登っていきます。峠道という感じで、いろは坂みたいに急カーブが多かったです。仏国寺からも登っていけるみたいなのですが、そんな自殺行為みたいなことはしたくないですからね。石窟庵(ソックラム・???) 慶州旅行ガイド石窟庵は山の上にあります。そのため車で来るかたも多く駐車場はほとんどいっぱいでした。また遠くには慶州の様子を見ることができます。こう見ると僕は京都より奈良ぽいと感じました。京都みたいに集中して見るところがあるのではなく、離れている場所に文化財がありますから。なのでバス移動はそうなのですが、この感じを見ると奈良ぽいと思いました。ただ街中を含めて景観を崩さないように、高い建物は×だというのは徹底していると感じましたね。正直なところ石窟庵は本尊仏ぐらいしか見どころがないので、1時間もかからないと考えていました。(仏国寺までのバスは毎時00分)なのでゆっくり歩いていたのですが、すぐ本堂に着いてしまいました。本堂の中では仏像がいますが、ガラス越しなのは残念。係員の目を盗んで撮影、ここまで来て何もしないのは悔いが残りますし。ただ、係員さんも座っているだけで注意もしないですし、撮っている人を見ても何も言いません。わかっているのですかね。ちなみに周りの中国人?韓国人?もそれなりに撮っていましたので、混じって撮りました。本当なら罪悪感はあるのですが、このときばかりは微塵もなかったです。撮影NGなら徹底してやったほうがいいと思いました。ということもありましたが、結局30分ほどで見終わってしまいました。ホント石窟庵はこれだけですので、すぐ終わってしまいます。トイレなど休憩をし、バスに乗り込み仏国寺へ戻ります。仏国寺も石窟庵と同じく4,000ウォンというお安さ。ただバス停から坂道を炎天下の中で上がっていくので、体力がかなり消耗されました。 周りには露店というかおばちゃん達が土産や食べ物を販売していましたが、声も出さず暑さを逃げていました。一柱門をくぐり中に入ります。石窟庵にもありましたが、日本とはちょっと違う門でありました。歩いていく途中に池があるのですが、あまりにも汚く井の頭公園みたいだったので、萎える部分もありました。 仏国寺へ登る階段です。青雲橋・白雲橋とは知らなかったのですが、この上を上がると仏様の世界へ、というわけですか。多宝塔です。これは修復をしていたみたいなのですが、今はしっかり修復できていますね。説明もよくわからないのですが、その道の方なら理解されるのではないでしょうか。奥には大雄殿があります。 綺麗な朱色の朝鮮建築(?)。緑ともマッチしていて、沖縄ぽいものを感じさせられます。なんか日本では見られない建築方法です、慶州ならではという感じをそのときは思いましたが、翌日ソウルで見ることになるとは・・・。1周したら45分ぐらいとこれまた早めに終わりました。なので、アイスボックスみたいなのを購入し涼しみました。(ちなみにピーチ味で開閉okなので持ち運びokです)そこからバス停に乗り再びバスターミナルまで戻ります。慶州ののどかな風景に見とれていました。でも日本でも見れる風景なので、同じアジア圏内だと感じました。バスターミナルに着くと大邱へのバスチケットを買います。慶州には高速バスターミナルと市外バスターミナルがありどちらからでも大邱へ行けます。ですが高速バスは途中で休憩をはさまず行けますが、市外バスは途中停留所もあり少し時間がかかります。なので同料金なら高速バスを選びます。(本数は30分に1本だけども)ここでも筆談をしました。向こうもわかっているみたいなのですが、明らかに外国人は僕だけで他は地元の人とかでした。慶州から大邱へとバスで向かいました。慶州は古きよき街ではありましたが、次来る機会はどうでしょうか。