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カテゴリ:気功の効果
夜が明けて、劇的な展開もなく、母に電話した。 「来月、帰ろうかと思うんだけど・・・」 「いいよ。私も電話しようかと思ってたんだけど、昨夜は疲れて寝ちゃって。」 よかった。母から帰って来いと言われたら、反発していたかもしれない。 姉からの電話のタイミングは絶妙だった。 今回、全面的に親に頼って帰ることになり、引越し代金まで貸してくださいと母に頼んだ。 年金暮らしの親にお金を借りるとは、見事なダメっぷりである。 こんなダメダメな娘に、母は、 「いいよ。そのくらいだったら大丈夫だから、安心して。」と。 もう、泣きそうになってしまったが、またまたこらえてしまった。 母は、いつものように父の困ったエピソードを話し、最後に 詳細は省くが、私のダメっぷりがまるで父と一緒で、父と同じような困ったことをしているのが申し訳なくて 「それは別にいいよ。」 涙がこぼれるが、泣いていることを悟られたくないので、平静を装って普通に話し、電話を切った。
「どんな自分でも愛されている」 ということを本当に体感することができた。 深い心の奥底に沈んでいたであろう、自分を責める思いが誤解であったと、理解させてもらえた。 幼い頃、両親がケンカをするといえば子供のことを巡ってだったという。 記憶のないくらい小さな頃、母親が泣いているのは自分のせいだと自分を責め始めたであろうことは想像に難くない。 今、父と全く同じことをしているのに、 責められない。 愛されている。 安心させてくれる。 「お母さんが泣いているのは、私のせいじゃなかったんだ。」 私の中の子供が、そう言って泣いた。 父と母が争っているのは、自分のせいではなく、父と母との問題だったのだと、過去様々な心理学的ワークや本などを通じて頭で理解したつもりのことが、体で理解できた。 そのままで、どんなに情けなくても愛されている自分。 どんなにダメでも無条件で受け入れられている自分。 親に認められている自分。 これを理解することで、自分が自分を認めて受け入れることができるようになる。 東京一人暮らしの無駄じゃなかったことのうち、これはかなり大きな実りではないか!! そのままの自分を、自分が認めてあげること。
そんな苦しいゲームは、もう終わりにしていいのですよ。 それに、ひとつのゲームが終わったからといって、それで終わりではないのですよ。 想像もつかないような、新たな素晴らしいゲームを楽しめるのですよ。 さあ、勇気を出して自分を認めましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.14 23:05:05
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