カテゴリ:俳文
老残や それでも吹くか 春一番
久々の「俳文」のジャンルだが、別に俳句が趣味というわけでもない。昨日、東京などでは春一番が吹いたそうで、そんなニュースを見てふと浮かんだ句である。 自分は「老残」というほど、まだ老いてはいない気でいるが、先のことは分からない。何をするにつけても、これが最後なのかもしれないという感じはあるし、あえてそう思うようにすることもある。 「春一番」にわくわくするような気持ちは、いつのまにかなくなってしまったが、それでも春は来るのだし、新たな年度もやってくる。そんな平凡な感慨を詠んだだけだ。 最近、昔の夢をよくみる。といってもついさっき見たのは、この前会った同級生の家で宴会があって、そこになぜか和田秀樹が来ていて、自分が「オマエはいつでも、オレ達の世代に迎合して、新しいことを書いて、生きてきたんだよね」と言ったら、何か気まずそうな顔をして、別の所に酒を注ぎに行った、どうも癌の末期らしい。それにしても、妻の電話番号が分からず、誰か登録してるか履歴がない?とみんなに聞いていた。広間の端は地下鉄の駅で、とりあえずこれに乗れば、妻と孫が映画を観ているからそこに行けるかな?・・・などという支離滅裂な夢だった。が、そこに本当に高校以来会ってない悪友が数人いた。別に懐かしくもなかったのだが・・・ 懐かしき人懐かしき春や来る そんな駄句もふと浮かんだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.16 05:42:17
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