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セミリアイア「晩年」日記

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2024.05.13
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カテゴリ:論考集
​​趣味だろうが、仕事だろうが、家庭だろうが、人は、ヒトやモノやコトとの関わりの中で生きている。

それは、あらかじめ用意されたことではないが、かといってまったく自由に選び取られたことでもない。

しかし「趣味」については、個人の選択という要因が、仕事や家庭よりも強く働くのではないのだろうか。

「仕事」はその時の景気動向や、社会のあり方に大きく左右される。長年受験生を教えてきたが、大学に入ってもなかなか正規雇用に就くことが難しかった時代も、つい最近まであったし、現在のように生産年齢人口減少が続き、新卒就職は売り手市場に転じ、一人3社くらいの内定を得ているのに、退職代行サービスなどという新たなビジネスが始まり、新入社員が5月にはもう辞めているような現象がある。自分は第二次オイルショック後の、就職難時代に大学、大学院を出たので、デモシカ教師になったのだが、時代が違えばそういう選択はしなかったかもしれない。

「家庭」は自分が生まれ育った家と結婚後に築く家の二つがあるが、それは無関連では決してない。どのような家庭に育ったが、どのような家庭を作るかに少なからず影響するのだが、最近の非婚化、晩婚化の流れの中で、生涯単身で生活することも珍しくもなくなっている。また、結婚しても子を持たない世帯も増え、「パラダイム(ある時代の社会の思考の枠組み)」が大きくシフトしていることが実感できる。

そういう中で「趣味」というものも大きくその内容を変えつつあるのだが、その背景にあるのがSNSなどのネット社会である。自分も趣味の一つである麻雀は「天鳳」というサイトで、基礎練習をしているが、そういう「利用」ではなく、SNSに上げることが最終目的となっている趣味の形態も普通のこととなった。その世界で満たされる「承認欲求」は確かにあるのだが、自分の場合は「顔の見える人間関係」の中で、つまり「仲間」とともに趣味はある。

いずれにしても、どのようなことを趣味とするか、あるいは無趣味でいるかについては、個人の選択に拠るところが大きい。

しばらく「趣味」を考えてみたい。





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最終更新日  2024.05.15 05:22:32
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