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カテゴリ:釣りのはなし
小生自宅が江ノ島に近い事もあり釣りを趣味としています。
船釣りデビューは小学5年に父に連れられたアジ釣りでしたが、その時は船酔いで正味15分で終了! 釣りにおける船酔いはまさに拷問。乗合船は他のお客さんもいるのでいくら自分がもがき苦しもうと定時(相模湾では7時間が基本)まで港には戻らないからです。 はじめての釣りで船酔いしてしまった人の多くはそれがトラウマとなり二度と船釣りに行かないという人が多くいると思います。 私もご多分に漏れずその一人でした。船酔い後に船というものを利用したのが仲間で行った高校卒業旅行の紀伊半島へのフェリー。その時もタイミングの悪い事に季節外れの低気圧通過によりフェリーは約5時間シーソー状態で三半規管が破壊され下船後半日は地球が回っていました。 そんなこんなで本格的に船釣りをはじめたのは30歳を過ぎてから。理由は成人後にはじまった酒飲み人生。毎日のように飲んでも酔わなかった(要するにザルね)から船も大丈夫だろうという単純な理由(笑 ところがそれからというもの、船酔いしたのは一度だけ。それも荒天時にキャビンの中でのエンジン(油)の臭いによるもので、後はどんな大波でも徹夜しても全然酔わなくなったのですね。ぎったんばったん常連も酔う中徹夜明けでもビールガブガブ平気で飲んでるんだから人間の体ってわからないものですねえ。 そんなこんなで趣味としての釣りがはじまり今の時期(3~8月)はシロギスをメインターゲットとしております。 私のホームフィールドである片瀬のM丸には湘南地区で右に出る者はいないと言われている通称鉄人がおり、幸運な事に直接的に、また間接的に学んだ結果今では常連に負けない釣果が出るまでになりました。 シロギスだけではなく、今季は真鯛やメダイも本命ボーズ(ゼロ匹)がない安定した釣果になっています。 そんな自分ですが、30過ぎに始めた当初は悲惨なものでした。初心者で何も知らないとは言え天秤の付け方を一日中逆にしていた事もあったし、根掛かり(針や天秤が底の異物→ほとんどが地球を釣る場合や底に遺棄されている網など←に引っかかってしまう事)を巨大魚と勘違いして一人芝居をした挙句竿がポッキーンと折れてしまい回りの失笑を買った事など失敗談は数知れず。 また真鯛釣り時に船長から「はい、底から6メートルプラスマイナス1メートルでやって。」なんて言われても何の事かわからなかった事もありました。その時の悩みは底から6メートルって仕掛けの先からなのか天秤からなのかがわからなかった事。 思うんですけど、釣りって誰でも出来るもので釣宿のHPには釣り方などがあるし、初心者向けの本なども多くあるわりには「超初心者向け」のアドバイスって意外と少ない様な気がします。超初心者には釣り方以前の問題がたくさんあると思うんだけどなあ。 小生未だへっぽこ釣師だけど、そんなとこから経験談を交えて伝えて生きたいと思うのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月09日 01時15分05秒
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