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エリアマーケティングと釣りのおはなし

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2006年07月25日
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カテゴリ:釣りのはなし
相変わらず多忙にて釣行出来ないので昨年度釣り納め時のお話しを。

私の場合、一年の釣り物ローテーションが決まっておりまして12~1月マダイ、2月アジ、
3月メダイ、4~8月シロギス、夏季休暇 遠征船、9~11月カツオ・メジマグロ・イナダ・ワラサ。ざっとこんな具合であります。

ということで年末年始の釣り納めと釣りはじめはマダイになっています。

12月30日も恒例のマダイ釣りだったのですが、生憎愛用竿である海攻マダイが修理中でした。
というのもベテランマダイ釣師はわかっているのですが旧海攻マダイはとにかく軟らかいのですね。
マダイ竿って基本的にムーチングなので軟らかければ軟らかい程いいじゃない、って事なのですが釣りというのは奥深いものでして究めれば究めるほど不満発生率が高くなるのです。

で海攻マダイの問題は深場に対応出来ないんです。80から100メートルラインでは竿が軟らか過ぎてコマセワークが全く効かない。それと2キロ以上のマダイが掛かると胴で浮かせられない。軟らかいのだけれど柔軟性が無いという摩訶不思議な竿なのです。
バイパースティック欲しいけど高いし・・・。

という事で330cmを300cmに詰める改造をしていたのですが年末釣行には間に合いませんでした。

仕方無いので釣行当日は昔10,000円代で購入したカーボンのマダイモドキ竿を使用したのです。

私がお世話になっている湘南片瀬港M丸は基本的に大型マダイ狙いで深場を攻めます。
その日も瀬の海90mラインを集中的に攻めていました。

幸運な事に毎年釣り納めのマダイはここ数年ボーズが無く、今年も正月鯛をゲットしようと
右ミヨシに陣取り鼻息荒くスタート!
しかし、何回目かの投入をしてコマセワークをしようと竿を大きくあおった瞬間「パッキーン!」という大きな音と共に竿が折れてしまったのですびっくりびっくり

愛用の竿は修理に出しているのでスペアを持ち合わせていません。釣り開始わずか30分でした。
仕方ないので船長に「竿貸して。」と渡されたのは150cmのアジビシ竿。「おいおいこれかよ~」ってな感じで既に半分ヤル気無ししょんぼり

釣り納めはマダイ、という事でこの日も20人程のマダイフリークで船上は賑わっており皆自慢の
マダイ竿で正月鯛をゲットしようと張り切っている中、ミヨシの私は一人場違いなアジビシで・・・。
なかには「可哀想に。」ってな感じでコチラをチラチラ見る人も。

左舷ミヨシの常連さんは3~4キロをバシバシ釣上げる名人なのですが、「アジビシでも釣れる時は釣れるよ~。」と慰めの言葉も下さるし、なんと惨めな気分だった事か。

通常今のマダイ釣りは270~330cm程度の竿を華麗なロッドワークで行う釣りなのですが、150cmのビシ竿は勝手が違うんですねえ。というよりも何だかマダイ釣りという感じがしないのです。
皆が大きなアクションでコマセワークをしているのに私だけ短竿をセコセコと動かしていて変な気分わからん

釣行当日は二枚潮でタナがあわせ難い事もあり釣れてくるのはサバと季節外れのソーダと10時まで船中ゼロと苦戦気味。

そんな中、ようやく竿の扱いにも慣れて短竿をゆっくりと煽った瞬間にズシリという感触が手元に
伝わってきたのです。明らかにサバとは違う引きなんですが、何せ短竿ではそれがマダイなのか何だか初めはわからなかった。
20m程巻き上げるとマダイ特有の3段引きが始まったのですが、100mラインでの釣りなのでメダイかも、などとヤリトリしながら上がってきたのは50cm1.7kgピンク色、食べごろのマダイちゃん

051230_1449~01.JPG

でへへへ、やっちゃったんですねえうっしっしうっしっし 

後々考えてみると二枚潮だったから通常の長竿だとコマセワークや誘いが思う様にならない中
短竿なので皆よりダイレクトなアクションが出来たのかあと。

印象的だったのは釣上げた時の皆の表情。口に出さないまでも「勘弁してよ~。」って感じの顔・顔・顔。それまで慰めの言葉をかけてくれていた常連さんも私が釣上げた後は無言になってしまったのです。

以前私もマダイ初心者の女性が貸し竿で3キロを釣った時、「やってらんね~よ。」って事あったけどそんな気持ちだったのでしょうねえ。

結局常連さんは沖上がり寸前に2.5キロを釣上げ面目約如だったのですが結局その日は船中2枚のみで終了。

年が明けて釣りはじめのマダイ釣行は改良した海攻で船中一枚の2キロも仕留めたんですが、
やはりマダイにはマダイ竿が「釣ったあ」という喜びがありますねえ。

ただ思ったのはアジビシ竿ってある意味万能なんだなって。

小生カツオ・メジ釣りには基本的にアジビシを使用しています。知っている人は知っていると思うけど短くてオモリの負荷100~120号のビシ竿は4キロクラスのカツオ・メジにも十分対応可能だし、竿が短いので取り込みが楽なんですねえ。

竿の長さってある意味流行みたいなものがあって、10年くらい前だったら3.6~3.9mがマダイ竿の中心だったけど、今は2.5~3mが主流だしね。素材の進歩もあるんだろうけど、今ではビッグサオトメというメーカーで1.5mのマダイ竿もあるくらいだから。

本来釣りって釣れれば勝ちみたいだけど、そうも行かないのがマニアの難しいところなんです
魚種によってそれなりの流儀があるんですよねえ。私だってハンドメイドのキス竿や改造したマダイ竿使ってますから。

それでも釣ったが勝ちなのだ。ジャンジャンスマイルスマイル





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最終更新日  2006年07月25日 18時15分31秒
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