009061 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

エリアマーケティングと釣りのおはなし

エリアマーケティングと釣りのおはなし

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

マック7863

マック7863

カレンダー

お気に入りブログ

へっぽこ太公望(青… ナリゲンさん

コメント新着

ナリゲン@ いいですね~ キス釣ですか~いいですね! 船でのキス…

フリーページ

ニューストピックス

2006年07月08日
XML
カテゴリ:釣りのはなし
シロギス釣りを本格的にスタートしたのは4年前。それまで真鯛一筋だった自分にとってシロギスは「お金をかけて行く釣りではない!」などと勝手に考えたいたのですが、気が付いたらはまっていたのですねえ。

きっかけは(今は休止しているが)当時江ノ島片瀬のM丸にあった「ファミリーフィッシング。」夏休み家族向けに2時間でシロギスをターゲットにしていた釣りだったのだけど土日休みのサラリーマンだった私はほとんどの場合誘惑に負け週末の夜は酒宴だったのです。
当然午前様で早朝から釣りなんて出来なかった。で13時からのファミリーフィッシングに注目した次第。
それで行ったファミリーフィッシングの釣行時に次元の違う釣師がいたのです。その人は他がやっと1匹釣っている時に当然の様に10匹、20匹と釣り上げていたのです。その人が知る人ぞ知る鉄人でした。
鉄人の釣技を見るのが楽しみになった私はその後何回か釣行する内に鉄人からキス釣りの奥深さを教えられ、次第にはまっていったという流れであります。

4年の歳月が流れ今ではちょっとした常連さんよりも釣果が上になる程になりました。
今の目標はショートシロギス(5時間)を1本竿で100匹超えですが、まだ昨年の96匹が最高で目標達成出来ていません。

しかし、4年前は完全初心者状態。当時の悩みは糸(ハリス)が天秤に絡む事。何度やっても絡んでしまったのですね。ひどい時は一日20回以上という事もあった程です。
シロギス釣りをやった事がある人なら同じ経験があるでしょう。

そこで糸と天秤の絡みについてお話ししましょう。それには当然の様に原因があります。

■ 遠投(キャスト)における絡み

船でのキス釣りには基本的に仕掛けを投入する2種類の方法があります。一つは遠投(キャスト)と言い船を起点にして10~30メートルキャストして釣る方法。
シロギスは常に大なり小なり群れを成して移動している魚なので10~30メートル先からキスの群れを探っていくのですね。
海の状態がとても良い時は海底がキスの絨毯(キスだらけ)なので投げなくても良く釣れるのですが、そうでない場合は探った方が有利となります。

遠投した仕掛けを回収すると「絡んでいた」経験がある人多いと思うのですが、良く言われている解消法があります。重力の法則(勝手に命名しているだけですが)です。

キャストした天秤が海面に着水する寸前にリール(スプール)を軽く抑える方法。仕掛けと天秤が空中にある時はオモリを付けている天秤が糸と針(餌も)のみの軽い仕掛けよりも先に位置している事はわかると思います。
この時にリールを軽く抑える事により全体的にテンションが掛かり瞬間的に天秤の前進が止まり、その先に付けられている仕掛けが先(または同時)に着水するという原理です。確かにこの方法によりいくらかは絡みが解消されますね。

■ 船下の場合

投入方法の二つ目は投げないで仕掛けを船の下に落し込むやり方です。真下に仕掛けを落とし、ストンとオモリが底に着いたら1メートル前後リールを巻き上げて待ちます。
キスは海底から20センチ程度上を泳いでいる魚なのでそこに餌を漂わせながら待つ方法で水深20メートル以上の深場の釣りや投げられない初心者に有効です。この場合の絡みは船の動きに対応出来ない事が大きな原因のひとつ。

船長は潮の流れ等に合わせながらポイントから極端にズレない様に微妙な感覚で船を操作しています。という事は一定の場所に仕掛けは止まっていない事になり、(初心者に多いのですが)そこで糸を緩め過ぎたり、誘いの感覚で必要以上に竿を上下させると仕掛けが天秤に絡まってしまうのです。

釣れない時に魚にアピールさせようと誘いを入れる事は必要なのですが船下釣りでは1メートルもの大きな誘いは効果はなく、この場合餌のジャリメやゴカイが水中で動くのと同じ感覚(5~10センチ)でチョンチョンと30秒に一回程度誘うだけで十分です。それらを意識しながら常に仕掛けにテンションを掛けている事を合わせれば絡みは少なくなるし、魚のアタリもダイレクトにわかる様になります。

投げずに船下だけを狙うのならば市販の仕掛けでは無くオモリを最下部にする胴付仕掛けの方が仕掛けの絡みが無くなり良いと思うんですがメーカーはそういう仕掛け売りませんねえ。

上記方法を取っても絡む事がありますが、それは仕掛自体の問題です。

■ 天秤

天秤にも誘導・半誘導・固定と色々な種類がありますが、ここではその詳細よりも天秤の形状が絡みに左右される事が多いと思います。
昔ながらの天秤は横に腕がある様な形になっていますが、そこに絡んでしまう事もあります。昔ながらの天秤だったら腕の長い方が絡みにくく、また最近は「絡まないキス用天秤」もあるのでそれらを参考にしたら良いでしょう。

■ 仕掛け針の数

基本的なシロギス仕掛けは2本針になっていますが、初心者にはこれが意外と厄介なのですね。針が多いという事は突起している部分が多い事になる訳だから絡む確率が高くなるのは当然。こんな場合は市販の2本針を1本にしてみると絡み解消になります。
私はいつも思っているのですが、初心者の「絡み」は昔からあるのだから初心者用の1本針仕掛けってあってもおかしくないと思うのですが、メーカーさんいかがでしょうか?

■ その他突起物

これも覚えておくと良いですがミチイト(リールに巻いてある糸)と天秤を結ぶ際にサルカン・
タルカンという小さな連結道具を使用します。
それらを結ぶのは釣り人なのですが、結び方で絡み発生率が少なくなります。
結ぶ時には必ず結び目から突起している糸をハサミで切りますね。仮にこの結び目の先にある糸が数ミリでも残っていた場合、そこに仕掛けや針が引っかかり絡んでしまう事も多くあります。結び目の突起糸は全て切る事も絡み解消法になりますよ。

これらの解決法を複合的に行う事により今の私は絡みが全くと言って良い程無くなりました。しかし、潮が早く流れている時などは上記方法も通用しません。常連も絡んでしまうような時は諦めるしかないですねえ。まあ一日中そんな状態などないですが。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年07月10日 05時31分34秒
コメント(0) | コメントを書く
[釣りのはなし] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X