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エリアマーケティングと釣りのおはなし

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2006年07月12日
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4.業者を選ぶコツ

結論から言うと一部存在する粗悪な業者以外なら問題ありません。「だったらコツも何もないじゃないか。」と憤慨されている方もいると思います。

ではどの業者も同じかというと運営形態が数種類ありこれがポイントになるのです。  

粗悪業者  
意図的に粗悪配布をしている業者は私の知っている限りでは見た事はありませんが、噂に聞く限りでは存在している様です。
クライアントから受注した配布物を事前に「7割程度配布してあとは処理してしまおう。」などと考える事はまず無いですし、あってはならない事です。

しかし、運営形態がズサンな一部業者が結果的にトラブルを起こしてしまう事はたまに見受けられます。営業マン・配布管理者・配布スタッフの連携をおろそかにする事により発生するミスです。
   
ミスは誰にでも起こり得るので業者の大小に関わらず過去に何らかのトラブルは発生しているはずですがたまに「トラブル発生ゼロ」、「クレーム発生ゼロ」などのキャッチを見かけますが正直疑ってしまいますね。

私の知っている業者では何度となくトラブルが発生しているにも関わらずホームページに「クレーム発生ゼロ」と平気な顔でキャッチフレーズにしているところもありますから・・・。

何年も運営しているポスティング業者がトラブル・クレームゼロとはまず考えられません。平成ポスティング事情1でもお話ししましたが、この場合は良い事だけを伝えて企業イメージを高めようという意図だと思います。誤解の無い様に言っておきますが、少ないながらトラブルゼロ業者もあるでしょうが、トラブル発生を隠すのも配布以前にある種粗悪業者とも言えるのでは。

トラブル発生はどこにも存在します。問題はミス発生後にその処理方法を甘く考える頻度の高い業者が存在する事です。しかし残念ながらこれら業者を発注前に見分けるのは困難でしょう。
   
あえて見分けたいのならば配布後に受け取る配布報告書(一部業者はしない)に配布スタッフの名前・配布エリアと時間・配布枚数、そして出来れば配布スタッフが現場で使用した地図を提出して欲しいとの要望を営業マンに伝える事でしょうか。しかし、それら配布詳細全てを提出している業者はごくわずかですが・・・。
 
大手業者
ここでいう大手とは配布スタッフを100名以上かかえている規模の業者と考えます。大手業者の場合、そのほとんどが配布システムを確立しています。
営業マン・配布管理者共に専門スタッフを抱えているので小規模展開の業者と比べ事前事後共に(個人的なミス以外は)安心して発注出来ると思います。
   
あえて問題点を挙げるとすれば規模が大きいが故にシステム通りに作業を行うので融通が利かないところでしょうか。
指定倉庫への納品・配布日の3日前までに納品という様にある意味業者本位の姿勢に偏っているともいえます。ただ、規模の大きい業者は融通性が無い反面、配布報告等の事後処理がしっかりしています。

大手業者(には限らないが)にも配布システムに違いがあります。

A.地域密着配布型 

配布する地区を限定している事を言います。例えば「東京の世田谷区でも南部地域限定」とか
配布エリアが決まっているのです。

この場合の配布スタッフは主婦を中心とした地元に住んでいる人が自宅周辺1,000世帯程度配布します。また、この地域密着型は配布日が固定されているケースがほとんどです。大体毎週木・金
曜日また水・木曜日といった2日間での配布が主流です。

地域密着型の場合、2日間程度で全てのチラシを配布しなければならないのでスタッフ一人が
同時に数種類を配布します。この為、配布単価が安い点が上げられます。

B.移動配布型

地域密着型と違い配布エリアを限定せず東京都全域・神奈川県全域の様に広域に対して配布可能な業者を指します。
この場合は配布スタッフが主婦ではなく男性が多いのが特徴です。彼らがバイクなどで移動して配布するので必然的に行動範囲が広くなります。大手では配布用のバイクを配置しているケースも多く見られます。

移動配布型は主に後述する中小規模の業者が多く取り入れているシステムですが、大手業者の
利点は同時に大量の枚数をさばける事にあります。極端な例だと10万枚のチラシを一日で投函してしまう処理能力を備えているので皆さんの中で「複数の業者に分けると心配だ」という方には大手移動配布型がお薦めです。  
    
尚、大手業者は100名以上の配布スタッフを抱えていると説明しましたが、皆さんにはわからない場合もあります。その場合の指標としてホームページなどで年商1億円を超えている業者を目安にすればいいでしょう。
大手業者は初めてポスティングを利用される方にとっては一番安心出来る選択だと思います。 

中規模業者
50名程度の配布スタッフを抱えている業者の事です。大手とは規模の大小だけが違いですが唯一の違うところは、中規模業者の9割以上が移動配布型であるという事です。
地域密着型配布も一部存在しますが配布スタッフ数×稼動日数=売上という計算の図式では一般的には困難といえます。(数字的な詳細説明は別項でします。)
     
大手と中規模の違いは配布処理能力の差だけです。平均一日約2万枚、最大で3万枚程度と考れば良いでしょう。
「50名スタッフがいればもっと配布可能だろう」と思われる方もいると思いますがスタッフ数はあくまで業者に登録されている人数です。

地域密着型では地域が限定され、主婦を中心としたスタッフが自宅周辺を配布すれば良いのでほぼ毎週平均的に仕事が回ってきます。その為、100名登録されていても8割強は常に配布可能なスタッフですが移動型配布の場合は広域配布の為配布件数が不規則になります。そういう背景から配布日の稼動率は登録スタッフの半分以下と考えて良いでしょう。
     
大手業者が一番安心出来るとお話ししましたが、国内で大手業者の占める割合は全体の5%に満たないので中規模業者を選択しても良いと思います。
しかし、この場合は中には一部システム確立がされていない業者も存在するので発注する際には配
布報告等の詳細を確認する事が望ましいでしょう。

     
小規模業者
10~20人程度の配布スタッフで運営している業者です。現在、国内のポスティング業者の8割以上はこの小規模業者で占められていますがこの形態の多くが委託、いわゆる大手、中規模からの下請け中心で成り立っています。

いわゆる商店形態なので社長+営業マン+管理者と一人何役かをこなすケースが多いと言えるでしょう。その為営業活動には限界があるので委託を受けざるを得ないという流れです。
また、小規模形態は全てが移動型なので常に稼動している配布スタッフも5~10人程度です。一日に配布可能な数字は平均して10,000枚前後、最大で15,000枚と考えて良いでしょう。

「3日で10万枚配布出来ます。」などという小規模業者がいたら細かい点まで確認した方が得策です。この場合、知合いの業者等に応援を依頼するのなら理解出来ますが、配布スタッフが10人では一人一日3,000枚配布しても3日間では9万枚にしかなりません。
     
常識的に一日平均1,200枚(詳細は後日説明)といわれている中で10人全てが3日間通して3,000枚は数字的にはほぼ不可能だからです。
     
どの業種でも同じですが小規模業者最大の利点は小回りがきくという点です。 大手の場合だと配布日3日前までに所定倉庫へ納品しなければなりませんが、小規模の場合は前日でも可能となる事もあります。また、システム以外の配布は受けない大手と違い細かい指定配布が可能になるケースもあります。

何度もポスティングを利用した事のあるユーザーだと新聞折込→大中業者→小規模業者のように同じポスティングでも全く違った業種にとらえている方もおり大手では出来ない配布を求めて小規模業者を選択するケースが増えています。実際大手から小規模業者に鞍替えしてから反響が上がったという例もあります。
     
ユーザー主導の配布を希望している場合には小規模業者を選択すると良いでしょう。この場合
においても配布報告等の有無をはじめとした事前確認だけはしっかりして下さい。

兼業業者
兼業業者とはピザや寿司等の宅配業者が自社のチラシと共に投函する形態で数年前から見られるようになりました。背景にはアルバイトスタッフをフルに稼動させたいという思惑とチラシ配布を自社スタッフ利用した方が安くあがるという事にあるようです。この場合、あくまでも自社チラシ配布が目的でその他の配布はある意味付属的な感覚の業者も存在しているので注意して下さい。もっぱら最近は兼業業者でもしっかりとした配布をしているところも増えている様です。

正直なところ兼業形式が増えてきた事についてはあまり好ましい状況とは思いません。兼業業者にケチをつける気持ちは全く無く、逆に専門業者の努力不足から発生している現象だと思います。







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最終更新日  2006年07月13日 02時50分30秒
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