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エリアマーケティングと釣りのおはなし

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2006年07月23日
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私は最低でも週3日は配布する様に心掛けています。

中には「スタッフに任せておけば良いのに。」という意見もあるのですが、「エリアを知る」を
身上としている小生にとって自分の足で現場を見る事はとても役に立つのですね。
そして事務作業のみではわからないポスティングの現状を知る事も目的のひとつであります。

現場でチラシ投函する際に厄介なのは「投函拒否」です。集合住宅は短時間で多数が投函出来るのでスタッフにとってはお得意様ですが、最近は「投函拒否」が増加傾向でもあります。

これには防犯上など色々な理由がありますが、配布スタッフのモラルに起因している所も大いにあります。モラルというのは今に始まった事ではなく、年々もの積み重ねの結果ですね。
この問題は時間があったらまたお話しします。

「投函拒否」は基本的に管理会社や自治会が中心となって実施されていますがその内容については大きな誤差があると思っています。

「絶対投函拒否」とあっても管理人さんに申請すればOKとなる場合も多いですし、時にはクズの様に扱われるケース、なかには「自分(管理人)のいる時は勘弁してくれ。投函するなら自分が帰ってからお願い。」と言われてしまうこともあります。

そんな中、ポスティングに対し真正面から取組んでいる集合住宅も存在します。
所沢スカイライズタワー、川崎サウザンドシティなどがその例です。

所沢スカイライズタワーは31階建て約350戸の高層マンションで、管理センターが24時間体制など鉄壁なセキュリティーシステムとなっています。
ここの場合は、基本的に公序良俗に反したチラシ以外は投函可能ですが、まず管理センター
にて申請が必要となります。
許可をもらう時に管理人さんから2つの注意を受けます。
・ チラシは完全にポスト内へ投函する事。
ポストに「投函拒否」とあるところへは絶対投函しない事。(「投函拒否」は約350世帯中30世帯程度)

川崎サウザンドシティは数棟で形成されている約1,000戸に及ぶマンション群でこちらも24時間管理体制。
こちらは投函前に管理事務所にて会社名・チラシ内容・スタッフ名を記帳すると腕章が貸し出されます。

これらは大型マンションですが、24時間管理体制ではない中小型マンションでスカイライズタワーと同様な体制をとっていることころも存在します。中には投函可能でも個々のポストに「不動産関係お断り」とか「飲食以外必要なし」と言った様に自治会内の申し合わせで必要の無いチラシが投函されない工夫がされているケースもあります。

これらに共通しているのは、キレイなのですねマンション全体が。

逆に管理人さえ常駐してないのに無味乾燥に「投函拒否」とある集合住宅の多くに感じるのは「う~ん、汚いなあ。」という事。見た目には普通でもメールコーナーにチラシが散乱していたり、居住者がいないポストにこれでもかという位チラシが詰め込まれていてもそのままの状態だとか。

中途半端な解決策では何も進展しないんだけどなあ・・・。

ここで誤解の無いように言っておきますが、「投函拒否」の元凶は業者側にも大きな問題があるのは明らかだという事。
長年、ただ投函すれば良いといった感覚の積み重ねが「投函拒否」になっている事に対しては
業者として猛省する必要があります。

もともとチラシは無差別に投函されるものです。当然受け取る側にとっては全く必要性のないチラシも多く含まれていますが、昔はそれを許容する感覚が存在していました。
それはチラシに限らず近隣世帯との関係も同様です。いわゆる「大衆の時代」であり大らかでしたよね。

最近は防犯・教育上の問題等で多方面で規制がされつつありますが、これもまた難しい問題だと思うのです。

「投函拒否」でもそうですが中途半端な規制はほとんど効果がありません。逆に無差別販促が
困難になればなるほど個人情報に重きを置こうとする企業が増えるのも当然でしょう。これは
「個の時代」の必然です。

消費者は興味のある広告が自分の好きな時間に入手出来れば良いと考えていますが、それは
自分から動いた時だけに有効です。
商売というのは攻めなければ成り立たないので消費者が考えているほど都合良くいきません。

自分の知らない内に個人情報を入手され、宣伝物が郵送された際「どうしてこの会社は私の住所知ってるんだろう?」と感じた方も多いでしょう。

個人情報問題はこれから更に厳しい状態になる事が予想されますが、それは個人情報だけの
問題ではなくそれまでの流れの結果です。

「大衆の時代」、「少衆の時代」そして「個の時代」へと流れていますが、今の世の中「少衆の時代」にやるべき事を省略してしまったのではないか、と考える私はただのおじさんなのでしょうねえ。









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最終更新日  2006年07月23日 23時15分37秒
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