有明の月

[本・映画] カテゴリの記事

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  『人間にとって成熟とは何か』曽野綾子

  ずいぶんと売れている本のようで、新聞の広告を読んで思わず借りてしまったけど、想像していた内容とは違ったかな。【送料無料】人間にとって成熟とは何か ［ 曽野綾子 ］読んだら、気持ちが楽になるとか、前向きになれるとかそういう本ではない気がする…少なくても私にとっては。まぁ、そういう本ではなかったのかもしれないけど、勝手に私がそういう本かなって思っていただけで。曽野さんの本は昔、よく読みました。本当に昔だけど。『太郎物語』が良かったかな。【送料無料】太郎物語（高校編）改版 ［ 曽野綾子 ］太郎物語 大学編 新潮文庫 改版 / 曽野綾子 【文庫】この２冊たぶん、文庫を持っています。探したら本棚にあると思う。

  2014.01.18

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  『猫を拾いに』川上弘美

  短編集です。読み始めてすぐに川上ワールド全開の本なのかなぁ～と思ったけど、「クリスマス・コンサート」あたりから普通になりました。【送料無料】猫を拾いに ［ 川上弘美 ］というわけで、普通になった「クリスマス・コンサート」以降が良かったかな（笑）「クリスマス・コンサート」と次の「旅は、無料」は登場人物は一緒で、語り手が違うという設定。どちらの女性の気持ちも共感できました。それ以降の短編もそれぞれにいいです。また読みたい。また借りて読もう。でもきっと「クリスマス・コンサート」以降しか読まないと思うけど（笑）

  2014.01.18

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  『電気ちゃん』楠章子

  図書館に今日返しにいかなくてはいけないので、簡単に感想を記録しておきます。きっと、読んだことさえもそのうち忘れてしまうので（笑）【送料無料】電気ちゃん ［ 楠章子 ］良かったです。「おいしい、やわらか～い」という下手な食レポのような感想で済みません。登場人物がどこか普通の人とは違う設定なのに、実はいたって普通なんじゃあないかと思えるし、それでいいんじゃあないかなって。何を幸せと思えるかは人それぞれだし。ただ、人は人とかかわって生きていて、その関係で傷つくかもしれないけど、かかわっていることが、生きていくうえで大切というか、かかわろうとするのが人間なんじゃあないのかなって。うまく言えないけど。

  2014.01.18

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  図書館から立て続けにメールが届く

  図書館は今日から。多くの人の心理として、年末には借りていた本を返そうと思うのか（私も返しました）貸出中のためリスエストしていた本が用意できましたというメールが携帯に次々と届きました３冊かぁ～２週間で読めるかなぁ～と思って借りにいくと、４冊用意されていましたどれから読もうかなぁ～

  2014.01.04

• いまさらですが年末に観た映画『麦子さんと』

  2013年最後に観た映画は『麦子さんと』予想通り、邦画好きの私にぴったりの映画でした出てくる人に悪い人はいないという安心して観ることができる映画です。私、どろどろしたやつとか好きではないので。堀北さんも、松田くんも、ナチュラルな感じで良かったです。余貴美子さんは、反則ですよね、いい味出し過ぎ（笑）いまのところ都会の限られた映画館でしか上映していませんが、順次公開になるみたいです。といっても、きっと地元や勤務地の映画館には来ないだろうなぁ～（苦笑）挿入歌で松田聖子さんの「赤いスイートピー」が使われています。映画の中で西田尚美さんが同じく聖子さんの「白いパラソル」を歌っている『ナビィの恋』がもう一度観たいな。特に聖子さんのファンということではありませんが、どちらも私と同年代はきっと誰でも歌える曲です。映画はレディースデーではなかったので、千円で観ることはできませんでしたが、金券ショップで株主優待券をゲットして、1250円で観ることができました。いろいろ観たい映画はあるけど、ＤＶＤを借りて家で観るという習慣がなく、映画館で観るのが好きなのかも。ときどき東京やさいたま新都心まで遠征してまで観ています。今年はたくさん観に行けるといいな。

  2014.01.01

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  「働かないの」れんげ荘物語～群よう子

  れんげ荘物語の続編ということで、読むのを楽しみにしていました。【送料無料】働かないの ［ 群ようこ ］主人公のキョウコさんは、大手広告代理店を４５歳で早期退職し、月１０万円で働かずにれんげ荘で暮らしていくというお話し。続編はキョウコさん４８歳、2011年3月11日から始まっている。れんげ荘には新しい住人も増えました。２冊で群さんの書きたいことは結構、完結しているのかなぁ～とも思いつつ働かないことが不思議ではない年齢まで続編が読みたいです。

  2013.09.08

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  『緒方貞子という生き方』～黒田龍彦

  昨日は出かけていて、まったく勉強しなかったので、今朝は早起きしておむすびを作りお昼持参で図書館へ開館１０分前以上に到着したので余裕でいい席ゲットできるだろうと思っていたら、なんと既に４０人以上並んでいましたでもなんとか席を確保。若干睡魔に襲われたものの、深い眠りに陥ることなく夕方まで勉強できました勉強の合間に、図書館で探して読んだ本は…【送料無料】緒方貞子という生き方 ［ 黒田龍彦 ］昨日のＮＨＫの番組を見て、さっそく読んでみました。以前からそう思ってはいましたが、改めてすばらしい人です。尊敬します。彼女のようなリーダーが政界にもあらわれて欲しい。

  2013.08.18

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  『５５歳からのハローライフ』～村上龍

  ぐりーんさんがコメントに書いてくださった「５５歳からのハローライフ」やっと順番がまわってきました。やっとといっても、教えてくださったぐりーんさんはまだまわって来ないそうなので、田舎の図書館は早いですね（笑）【送料無料】55歳からのハローライフ ［ 村上龍 ］本の題名を勝手に「55歳からのハローワーク」だと勘違いしていて、ノンフィクションなのかと思っていたら、小説でした。５つの短編小説で構成されています。最初の「結婚相談所」を読んだときは？？？ちょっと予想していた内容ではないかも！？と思いましたが…次の「空を飛ぶ夢をもう一度」には号泣「キャンピングカー」と「ペットロス」は、この年代の夫婦がリアルに描かれています。長年犬を飼っているので「ペットロス」にも泣けました。最後の「トラベルヘルパー」は、最後の方までなんで題名が「トラベルヘルパー」なんだろう？と思いながら読みましたが、最後に納得。どれも今の世相を映していて、まだこの年代には達していない私も、自分がこの年代になったとき、世の中はどうなっているんだろう？自分はどうなっているんだろう？という不安を覚えながら読み終えたあとがきの中に『定年後、老後に訪れる困難さは一様ではない。…だが、すべての層に共通することもある。それは、その人物が、それまでの人生で、誰と、どんな信頼関係を築いてきたかということだ。「信頼」という言葉と概念をこれほど意識して小説を書いたのもはじめてのことだった。』とあり、まさにこの本の鍵はそこだったなぁ～と作者が書いているあとがきなのだから当たり前ですが、深くうなずいたのでした。

  2013.07.13

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  『空き家再生ツアー』～岸本葉子

  岸本さんって、エッセイ書く人だよね…と思っていましたが、図書館で小説を発見しびっくり。さっそく借りて読みました。『空き家再生ツアー』～岸本葉子【送料無料】空き家再生ツアー ［ 岸本葉子 ］４０代、５０代の独身女性が読むと、共感できます。短編集なんだけど、登場人物がかぶっていたりします。最後が「空き家再生ツアー」ですが、舞台ははっきり書いていないけど「尾道」この間、深夜番組で光浦靖子さんたちが尾道に行って、空き家を巡っていたのを見ていたので、小説読みながら、リアルに想像が浮かんできました。実際に行ったこともあるので。建て替えられない坂道にある家は、いくら眺めが良くても歳を取ったら住むにはきついよね。どんなに具合が悪くても歩いて上り下りしなきゃいけないわけだし。岸本さんは、小説を書くにあたり、尾道を訪ねてみたんだろうなーと思いながら読みました。ところで、最近小説を読んでいると、相関図を書きたくなります。書かないけど。あらかじめ書いておいてもらえるといいかも（笑）それから、いまどきの若者が出てくる小説は、登場人物の名前が読めない。最初に出てきたときは、読めないことが想定されているのか仮名が振ってあるけど、２回目から仮名はないので、あれ、なんて読むんだっけ？と前に戻ることに…これまた、仮名付きの登場人物一覧表があると便利。歳を取ったから覚えられないのでしょうか？（苦笑）

  2013.07.06

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  『島はぼくらと』～辻村深月

  瀬戸内海の島で暮らす高校生４人と島にかかわる大人たちのお話しです。『島はぼくらと』～辻村深月【送料無料】島はぼくらと ［ 辻村深月 ］いろんな伏線があって、飽きさせません。４人の将来が想像できるような、いい小説でした。後半はところどころ泣かせます。大人への階段をのぼる途中で、または大人になってからでも、人は人とのかかわりの中で成長していくのに、都会の生活では、そんな大切なことが難しくなってきている現状に思いをはせました。

  2013.06.30

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  『アニバーサリー』と『さきちゃんたちの夜』

  立て続けに順番がまわってきたので、急いで読みました。『アニバーサリー』　窪美澄【送料無料】アニバーサリー ［ 窪美澄 ］震災が小説に出てくるのは、初めて読んだかも。作者が作者だけに!?さわやかな内容とは言い難いのですが（笑）それでも、ぜひ最後まで読んでほしい作品です。いろいろなタイプの人が出てくるので、それぞれの立場で考えながら、家族の呪縛、そして他人とのかかわりについて考えながら読みました。最後の方、泣けました。『さきちゃんたちの夜』　よしもとばなな【送料無料】さきちゃんたちの夜 ［ よしもとばなな ］テレビでよしもとばななさんが、この本について話しているのを聞いた後、友達からこの本を読んだか？というメールをもらったので、すぐに図書館に予約を入れました。５つの短編です。最初の２つは、「あーいつもの（よしもとさんの）パターンか…」と思いましたが、３つめの「癒しの豆スープ」と「天使」は良かったなぁ～この２つをまた読むために、文庫になったら買いたいな。

  2013.06.15

• 観る価値あり！

  予定通り「言の葉の庭」を観に行ってきました。本編は短いのに、予告やらＣＦが長すぎるのには閉口。しかし、本編の映像の美しさに、すっかりやられました。雨のシーンはもちろんですが、全体を通してのレベルが並みのアニメとは段違いです。上映時間が短いので、千円です。千円出して観る価値があると思います。ストーリーは、主人公の男の子が高校１年生というのはちょっと無理があるかなぁ～１年生にしては大人過ぎる！せめて２年生かな。でも１年生に設定しておかなきゃいけない理由があるから仕方ないのかな。そんなことはさておき、とにかくきれいです。ぜひ、映画館で鑑賞したい作品です。雨の様子は本当に良く描けていて、現実の雨の様子を思い浮かべて、頭の中で「そうそう、こんな感じ」と思ってしまいました。雨の新宿御苑にも行ったことがあるので、よりリアルに感じられました。もしも、地元の映画館でやるなら、もう１回観てもいいかも。ただし、本編だけを観たい（苦笑）

  2013.06.01

• 『言の葉の庭』

  アニメ映画「言の葉の庭」観たいけど…さいたま新都心まで行かないと観られないのかなぁ～どうしようかな…ところで、最近睡眠不足で疲れが抜けませんでした。昨日、２３時半頃寝たら、今日は元気に一日を過ごせました。やはり、それくらいの時間に寝ないとカラダが持たないのかな。

  2013.05.22

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  映画『舟を編む』

  話が前後しますが、おとといは映画を観てきました三浦しをんさん原作の「舟を編む」です。個人的には、とてもツボにハマりましたただまだ上映開始してからそれほど経っていないのに映画館はガラガラでしたしかも、既に夕方とレイトショーの１日２回だけの上映です。打ち切りになる日も近いかもしれません観客の人数が少ないものの、笑うツボが一緒なのか、結構楽しく過ごすことができました。私は何度も泣けましたが、泣きのツボも一緒なのかどうかはわかりません。松田くんが猫を抱えて階段をのぼるとこ、猫の抱え方が良かった（笑）あおいちゃんの役はあおいちゃんじゃあなくても良かった気もするけど…じゃあ誰が良かったのかと考えても浮かびませんけど。以前、このブログでも紹介した「てにをは辞典」【送料無料】てにをは辞典 ［ 小内一 ］資格試験が終わったら買いたいです。（合格したら自分へのご褒美に）紙のめくり具合を確かめてみたいなぁ～きっと、中身にも、紙にも、表装にも、作り手の熱い思いが込められていることでしょう。本を読んでいて、わからない語句は、勘で済ませたり、電子辞書やネットで調べたり…紙の辞書を引くということがほとんどなくなりましたが、辞書を引く楽しさにはまってみたいです。

  2013.05.04

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  『望郷』～湊かなえ

  順番、まわってきました。【送料無料】望郷 ［ 湊かなえ ］4/8の段階で17人待ちだったので、早く返さなきゃと思いつつ、勉強の合間に読んでいたので、結局返却期限ぎりぎりになってしまいました。短編が６つ入っていて、勉強していて睡魔に襲われたときに読むにはちょうどいい感じです。これが長編だと一気に読まずに間をあけると、読んだところを忘れてしまい前に戻ったりしないといけない場合もありますが。前回読んだ湊さんの本よりとても読みやすかったです。結末もベタなものが多いように思いますが、私はベタが嫌いではありません。後味が悪いよりよっぽどいいかと。ぐっときたものも半分くらい。ぐっとくる、こないは、小説の良しあし（好き嫌い!?）には関係ないけど。登場人物のいろいろの人の立場で気持ちを考えることができました。図書館でこれから借りようと思っている人（特に都内とか）は、ぜんぜん順番がまわってこないとは思いますが、忘れた頃に読むのもいいかもしれません。

  2013.04.20

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  『花の鎖』～湊かなえ

  湊さんの本を読むのは初めてです。先日発売された「望郷」はまだ順番がまわってきません。【送料無料】望郷 ［ 湊かなえ ］そこで、別の本をリクエストしたところ、その本は１人待ちですぐに順番がまわってきました。【送料無料】花の鎖 ［ 湊かなえ ］湊さんの本は怖いというイメージがありましたが、この本は怖くはありませんでした。謎解きのような本で、登場人物がよくわからなくなります。できれば、読みながら相関図をメモしていくといいかもしれません。最後には、あーそういうことかって思うのですが…時系列でもなく展開するので、ややこしく、誰が誰だっけ？？？と混乱してしまいました。もう一度、いろいろメモしながら頭の中を整理して読んでみたいのですが、とりあえず忙しいので図書館に返却します。次回、忘れたころにまた借りてみようと思います。

  2013.03.22

• 草原の椅子

  勤務先の駅近くにシネコンが入っている観たい映画をやっていても、ちょうどいい時間帯にやっていないので、なかなか観に行けない毎週上映時間が変わるので、次の週には、ちょうどいい時間帯でやることを期待していると、たいてい裏切られ、そしてあっという間に打ち切りになってしまうしかし、今回は打ち切られる前に観に行くことができましたレディースデーに観に行ったのですが、観客は１０人以下これじゃあ、打ち切られるわけだ…観たのは『草原の椅子』泣ける映画かと思いましたが、意外とあっさり終了（笑）まったく泣けなかったわけではないのですが。でも、このような内容の邦画は好きなので、映画館で観ることができて良かったです。・パキスタンロケの壮大さがもっと画面が伝わってくるのかと期待していたのですが、それほどでもなかった。・子役が、擦れていない感じで良かった。・西村さんの関西弁はいただけない感じ。・ときどき佐藤さんのセリフが、くさかったかな…でも自然に言ってて良かったけど。・吉瀬さんは、ドラマよりセリフが固い感じ。・吉瀬さんの、着物が良かった（着物姿じゃあなくて着物と帯ね…笑）吉瀬さん以外の女優さんで、誰かこの役にぴったりの人がいる気がして考えてみたけど浮かばす、最終的には吉瀬さんで良かったかもと思い直す…（笑）パキスタンでの吉瀬さんは良かった。・ザウルスの椅子に座っているところ、かわいい。・小池さん、相変わらずスゴイ内容で感じたことは…・吉瀬さんのセリフに「難しくしているのは自分自身」というのがあって、確かにそうなんだよね、でも簡単にすることができないから悩むんだけど。・パキスタンまでは行けないけど、無性に星空が観たくなりました。中之条（群馬県）で観た星空を思い出して、そう思いました。でも、あんまりすごい星空過ぎると、吐き気がするかも（笑）・椅子って、たとえ誰かが座っていなくても、そこに誰かが座っているところを想像できるところがいいね。

  2013.03.15

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  愛しいひとにさよならを言う～石井睦美

  昨日、図書館に借りに行き、そのまま図書館で読み終えてしまいました。【送料無料】愛しいひとにさよならを言う ［ 石井睦美 ］まわりにこんな設定の状況は知らないのですが、頭の中で登場人物たちがリアルな感じで想像できる、私にとってはすてきな小説でしたもういっかい、ゆっくりと読み直したいと思って、そのまま家に持ち帰りました。でも、本好きな友達に感想をメールしたので、すぐに予約を入れたに違いありません。彼女のためには、早く返さなくてはいけませんが…まぁ少しくらい待たせてもいいかと思っています（笑）彼女の感想も早く聞きたい気もしますけど。

  2013.03.10

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  「七つの会議」～池井戸潤、「衣もろもろ」～群ようこ

  最近、図書館で借りたり、文庫は買ったりして結構本を読んでいます。その中で２つを取り上げます。池井戸潤さんの「七つの会議」【送料無料】【新春_ポイント2倍】七つの会議 ［ 池井戸潤 ］サラリーマンの方が読むと、身につまされる小説ではないでしょうか。サラリーマンとして働くってこういうことなんだよなー（苦笑）企業と個人とのあり方を考えさせられます。近江商人の心得のように「三方よし」とは世の中なっていないんだよね…昨日、初回は見ていないけど「メイドインジャパン」を見ました。唐沢さん演じる矢作さんにメイドインジャパニーズサラリーマンをいい意味で感じました。次は、群ようこさんの「衣もろもろ」【送料無料】衣もろもろ ［ 群ようこ ］相変わらず群さんのエッセイ、面白すぎます。何度か同じ話が出てくるところが気になりましたが…一番笑えたのは「おなら靴」です。大笑いしてしまい、ホント電車の中で読まなくて良かった。文章、冴えまくってますね、さすがです

  2013.02.03

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  デッドエンドの思い出～よしもとばなな

  昨日は友達の家で新年会行きの電車の中で読みかけだった文庫本を広げました。読みかけだったけど、読んだ内容が思い出せずに、栞をはさんだところまでを読み返したりして（苦笑）【送料無料】デッドエンドの思い出 ［ よしもとばなな ］よしもとばななさんの「デッドエンドの思い出」は最近立て続けに読んだばななさんの本の中で一番良かった。ご本人もあとがきに、「…これまで書いた自分の作品の中で、いちばん好きです。これが書けたので、小説家になってよかったと思いました。」と書かれています。また、あとがきには「…なにひとつ自分の身に起きたことなんか書いていないのに、なぜか、これまで書いたもののなかでいちばん私小説的な小説ばかりです。」とあり、なんかその気持ちが伝わってくるような小説たち（短編５本）でした。電車の中で２つめの「おかあさーん！」という小説を読んでいたら涙がとまらなくなり、脱いだコートとか持参したワインとか野菜とか、膝の上にあるたくさんの荷物の一番下のバッグからミニタオルを探し出すのがたいへんでした。これで、しばらくばななさんの本は読まないつもりですが、この本（文庫を購入）はまた本棚から取り出して読み返すことがあるような気がします。ちなみにデッドエンドの思い出のデッドエンド「袋小路」はお店の名前です。

  2013.01.06

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  最近読んだ本

  最近、吉本ばななさんに本を立て続けに読んで、まだ１冊途中なんだけど、これが読み終わったらもうしばらくはいいかなっていう感じ。吉本なばばさんの本は、初期の頃(1988-1989)「キッチン」「哀しい予感」「白河夜船」「ＴＵＧＵＭＩ」「うたかた／サンチュアリ」まで読んでそれ以降読んでいない。少し前に「イルカ」(2006)を読んで、去年の終わりから「なんくるない」「海のふた」(2004)「ハゴロモ」(2003)そして今途中なのが「デッドエンドの思い出」(2003)なんだろう、読んでいてときどき「そうだよね」って思うところがあるんだけど、「海のふた」の会話の多さにおなか一杯になった感じかな。人間関係ってもちろん言わないとわからないことはたくさんあるんだけど、たとえば映画やテレビドラマや小説で、会話として多くを語り過ぎるのも私は苦手なのかも。会話以外のコトで想像したり、琴線に触れたりするようなものが好きなのかもね。でも、もちろんばななさんの小説を否定しているわけではなくて、初期の作品は良かったと思うし、最近立て続けに読んだのも、それなりに感じることがあったからです。またしばらく時間が経ったら、突然読みだす可能性もあることでしょう。その他に年末に読んだ本は、「鍵のない夢を見る」～辻村深月【送料無料選択可！】鍵のない夢を見る (単行本・ムック) / 辻村深月/著５作の短編のうち最初の１つ以外は、新聞やニュースで話題になったような、ドラマでみたことのあるような、そんな犯罪とか、社会問題に関することが題材になっている。直木賞を受賞するに値するかどうかは私にはよくわからないけれど、女性心理が良く描けていると思う。同じ内容で男性心理を描いたものも読んでみたい。最初の１つは男性が出てこないけど、出てくる女性が男性だったらどうなるのかとか。ただ、最後まで題名である『鍵のない夢を見る』の意味がよくわからなくてずっと悩んでしまいました。なぜ、この題名なのかということもそうだけど、本の内容とは関係なく「鍵のない夢」ってどういう意味なんだろーって。新年からたくさん夢を見てうなされている!?ので、夢を見ないで熟睡したいです（苦笑）「クラウドクラスターを愛する方法」～窪美澄【送料無料】クラウドクラスターを愛する方法 ［ 窪美澄 ］窪美澄さんの本は、３冊目。いままでで一番読みやすい。肩の力を抜いて生きていけたらいいな…「…ときには荒れ狂う雨や風もないとね、青空は見えないもんなんだよ」克子おばさん

  2013.01.04

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  のぼうの城

  地元周辺では観客動員がすごいらしい「のぼうの城」を観てきました観客が入らないとすぐに打ち切りになったり、一日の上映回数が極端に減ったりしますが、そんなこともなく今でも公開当初と変わらずに上映されているみたいです。娯楽映画として楽しめました。２時間半という長さもまったく感じさせずまた、ロケはほとんど北海道だったみたいですけど、描かれているのは行田ということで、丸墓山古墳から眺めた景色が昔はこんな感じだったのかなぁ～と戦国時代の頃に思いをはせながら観ていました。何度も行っているさきたま古墳群ですが、この映画を踏まえ、また丸墓山にのぼってみたいと思います。そういえば、このブログにも昔、丸墓山古墳の桜と菜の花の時期に撮った写真を載せています。原作も読みたくなりました。【送料無料】のぼうの城（上） ［ 和田竜 ］【送料無料】のぼうの城（下） ［ 和田竜 ］史実に基づいているとのことですが、どこまでが基づいているのか興味があります。

  2012.11.28

• PRINCESS PRINCESS

  会社では、私も含めPRINCESS PRINCESSのライブに行きたかったという人が年代を問わずに結構いました今日は日本武道館でのライブです気が付いた時には既にチケットは完売来月の東京ドームは２４日だけ残っていたものの、迷っているうちに完売東京ドームはＷＯＷＯＷで生中継されるそうなので、会社の人に録画を依頼済キーボードの今野さんの夫は俳優さんとのこと。でも名前は思い出せないということで、さっきネットで検索しました。確かに名前だけみても誰だかわからず、写真を見て、あぁ、この人かぁ～って。そこでひとつ気になることが…関連人物という欄に作家の鷺沢さんの名前があったのです。私は鷺沢さんの小説が好きでした。今でももちろん好きですが、残念ながら亡くなってしまったので新作は読むことはできません。鷺沢さんが若い頃１年くらい結婚していたことは知っていましたが、お相手が現在は今野さんの夫だったとは知りませんでした。他にも知らないことがいっぱいありました。鷺沢さんの小説に「F 落第生」というのがあります。この本、映画化されてたんだ…知らなかった。鷺沢さんの本は、今でもときどき読み返します。

  2012.11.24

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  ３連休の中日

  暑くなくなったのに勉強する気にならない理由はいくらでもあって…昨日は稲刈りのコンバインがうるさいことを理由に勉強できず今日は、昨日から読み始めた本【送料無料】自由さは人を自由にする ［ 銀色夏生 ］を読み切った後、図書館に歩いて本を返しに行こうと思っていたのに部屋の片づけにはまってしまいました。ちなみに図書館で借りていた本は【送料無料】大人のための数学勉強法 ［ 永野裕之 ］ですが、数学がさっぱりできない私にはとても太刀打ちできない本でした（苦笑）ただ、数式を理解することはあきらめて、文章を中心に読んだのですが、つまりは、数学は公式を暗記しなくても、公式を理解していることが大切で、そのうえでどう問題を解いていったらいいのかということが載っています。たぶん、理系の人には当たり前のことなのでしょう。最初から暗記ではなくこの本に書いてあるように理解する方法で数学を勉強していたら、私の人生も変わっていたかもしれません（笑）話しがそれましたね。片づけにはまったのは、机の上にやらないのにテキストや問題集やノートとか出ているのはどうかと思ってとりあえず勉強道具をカラーボックスなどに収納してみました。そうすると、机の上に置いてある他のものも気になって片づけて、引出しの中も気になっていたので片づけて…別の部屋にあるものも処分し始めたら、あっという間に夕方でした。というわけで、歩いて図書館はやめまして自転車で行ってきました。片付いた部屋で明日からはりきって勉強しますといいたいところですが、まだまだ片づけたいところがあります。とにかく物を減らしたいと思う今日この頃です。資格試験の勉強ですが、このまま２月も試験受けずにやり過ごすのかなぁ～なんてふと思ったりして。それでもいいかと思っているので、さっぱり先に進みません

  2012.10.07

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  たそがれるには…

  南の島へ行ってたそがれたいのはやまやまですが、なかなかそんなことはできないわけで…そんな時には、映画「めがね」を観ますテレビで放送されたものをハードディスクに録画してあり、たそがれたい時や、疲れた時に観ています。【Joshin webはネット通販1位(アフターサービスランキング)/日経ビジネス誌2012】【マラソンsep12_大阪府】【RCP1209mara】【送料無料】めがね/小林聡美［DVD］【返品種別A】

  2012.09.09

• 一度読んだ本の記憶

  土曜日に友達の美容院で本の話題で盛り上がった。一度読んだ本をまた読んで途中まで読んだことがあることに気が付かないとか…持っている本をまた買ってしまうとか（借りてしまうとか）…本棚から一度読んだ本をまた読んでみたら、まったく覚えていなかったとか…何度読んでも泣ける本もあります。翌日、図書館で借りた本。もしかして私はこの本を持っているのではないだろうかと思って、部屋の本棚を探したら、ありましたあまりにたくさんある本を１１月に処分（図書館のリサイクルフェアーに出します）する予定で段ボールに詰めてあります。何箱あるんだろー重くて運ぶのがたいへんそう。で、もう一度読みたいかどうかを基準に残った本が本棚にありますが、たぶん内容を覚えていないものも多いので（または、覚えていて何度でも読みたい本）いつでもまた楽しめそうです。

  2012.08.20

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  立て続けに小説を読んだので、エッセイを借りてみました

  柴崎友香さんの『わたしがいなかった街で』読み終わりました。私自身は、戦争の映像を見たり、過去のことを現在に結びつけて今を考えたりはしないけれど、小説の主人公には十分共感を覚えました。その後読んだのは、【送料無料】紙の月 ［ 角田光代 ］う～ん…やっぱり読まなきゃよかったというほど、他の角田さんの小説と比較して読後感が悪いわけではないけど、なんかどこかで読んだことのあるような内容でした。私、きっとこういうドラマが好きじゃあないんだと思う（苦笑）だったら角田さんの小説を読まなきゃいいのに、ときどき読んじゃうんだよね（笑）図書館で昨日借りて、今日返しました。たくさんの人が待っているようなので。立て続けに小説を２冊一気読みしたので、ちょっとクールダウン小川洋子さんのエッセイ『とにかく散歩いたしましょう』を借りてきました。【送料無料】とにかく散歩いたしましょう ［ 小川洋子 ］あっという間に読み終わりそうです。

  2012.08.05

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  『わたしがいなかった街で』柴崎友香

  今朝の日経の書評に載っていた本です。【送料無料】わたしがいなかった街で ［ 柴崎友香 ］地元の図書館にもあるかなぁ～と思いましたが…あったとしても、書評を読んで借りる人もいるだろうと（私のように）思って、新聞を読んでいた隣の市の図書館で借りてしまいました。返しに行くのが面倒だなぁ～と思いつつ…家に帰ってネットで地元の図書館の蔵書を検索したら、ありました。しかも誰も借りていない…ま、いいか。明日から持ち歩いて、帰りの電車の中で読もーっと。

  2012.07.29

• おおかみこどもの雨と雪

  漫画も読まないし、アニメも観ないのですが、なんとなく直観でこれはいけるのではと思って『おおかみこどもの雨と雪』を観てきました直観は当たっていたようで、良かったですじわりじわりと泣ける映画でした。どこかのシーンでわーっていうんじゃあなくて、全体を通して琴線に触れる感じ。そういう意味では大人向けのアニメなのかも。今月はだいぶ振休や休暇を取って、５～８、１５～１７、２１～２３と連休でしたが、今日で夏休みも終わりです。明日からまた地道に働きます。ところで、１１月のシカオちゃんのライブ、またもや先行で漏れました今度こそ取れるだろうと思っていたのに…これからまだチャンスがあるんだろうけど、最初のチャンスがダメだったコトで、やる気を失っているところ。でも、ｅ+で先行あったら、あきらめずに申し込んでみようかな…

  2012.07.23

• 金環日食、映画鑑賞、散歩

  土曜勤務の振替休日でした。金環日食は、テレビで鑑賞天気予報はいい方に変わって晴れていたので、グラスがあれば肉眼やカメラでも楽しめたのに準備不足でした。その後、午前中一番で映画館へ「ファミリー・ツリー」を観てきました邦画好きな私が好きな洋画でした。久しぶりに映画館で観て良かった映画だったかも。直近に観た邦画３つもそれなりに良かったんだけど、まぁテレビでも良かったかと思ってしまったので。でも最近、テレビで見ればいいかと思っているとなかなかテレビでやらなかったりするんだよね。ＤＶＤを借りて見るという習慣がないので、映画館で見逃すと、見ないまま終わるものがほとんどです。なかなか上映時間とか上映場所とか合わなくて難しいのですが、できるだけ気になるものは映画館に観に行きたいものです。いったん家に戻り、ガムを買い忘れていたので、高校時代の友達二人が働いているドラックストアーへ歩いて買い物へ二人がレジにいたので、三人でくだらない話しをして楽しかったです体調はあまり良くないものの、なかなかいい休日でした

  2012.05.21

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  最近読んだ本いろいろ

  友達の美容院にて、友達（同級生）と友達の夫（１つ下）と私の３人で、『誰だっけ』とか『あれなんだっけ』とかを連発みんないろんなことが思い出せない…特に最近のことが（苦笑）バケツの水のように、新しいことからあふれて忘れていくんだね（笑）というわけで、最近図書館で借りて読んだ本を返す前に記録しておきます。読んだのに、また買うなり借りるなりしてしまいそうだから『外国風景』銀色夏生出版：平成５年海外を旅した時に写した写真と文章。もうこの本って絶版みたいです。古本屋さんで見つけたら買いたいです。今の夏生さんだったらこんな文章の書き方をしないだろうなぁ～と夏生さんの若い頃を思いながら読みました。写真にも、文章にも個性が出ています。『テレビの中で光るもの＋（プラス）』銀色夏生出版：平成２１年とにかく、イラスト（似顔絵）だけで笑えます。『それなりに生きている』群ようこ出版：2010年【送料無料】それなりに生きているエッセイです。群さんの動物ネタは面白すぎます。お母様のご病気を初めて知りました。笑ってはいけないネタなのかもしれませんが笑えます。『月の上の観覧車』荻原 浩出版：2011年【送料無料】月の上の観覧車短編小説が８つ。荻原さんの最近の小説をこの本より前に借りたのですが、あまりにおもしろくなかったので、途中でやめて返し、この本を借りました。これは、なかなか良かったです。文庫になったらもう一度読みたいかも、きっとその頃には忘れていると思うし（笑）

  2012.05.11

• 本とＣＤの整理

  少しでもモノを減らしたいと思い、本とＣＤで売れそうなものは売ることに。アマゾンで中古の値段を調べて、２００円以上のものを段ボールに詰めました。結構大きな段ボール１箱分。中には、買った値段より高いものが数点あり、びっくりマニアックなものって、値打ちが出るんだね。文庫は売っても仕方がないので、図書館に持ち込むことにします。全部じゃあなくて、残したいものはもちろん、本棚に残っています。持ち込める期間が決まっているので、それまでは家に保管しますが、とりあえず、段ボールに詰めてみました。段ボール３箱分…１箱がかなり重い。その前に、友達に欲しい本はないか？と聞いたところ、山本文緒さんと東野圭吾さんと渡辺淳一さんが欲しいというので、差し上げました。図書館に持ち込んだ本がどうなるかというと、リサイクルフェアーで、「ご自由にお持ち帰りください」ってことになると思います。図書館に置いてもらえる本はたぶん、数冊だと思う。（最近出版されていて、ハードカバーのない本）引き取り手がいなかった本は最終的に処分されることでしょう。みんな、もらわれていくといいな。本棚の歴史モノはまだそのまま（全３巻とか巻数の少ないものは段ボールに詰めました）☆徳川家康（全２６巻）山岡荘八☆新・平家物語（全１６巻）吉川英治☆三国志（全８巻）吉川英治☆私本太平記（全８巻）吉川英治☆竜馬がゆく（全８巻）司馬遼太郎私をリアルでご存じの方で、上記の歴史モノが欲しい人…いないよね（苦笑）取りに来るか、市内なら持っていくし、宅配便なら着払いで送るけど…っていうか、私をリアルで知っていてこのブログをまめに読んでいる人って、ほんの数人だよね（笑）１１月までに引き取り手があらわれなければ、歴史モノも図書館に持ち込みます。もう日焼けして経年劣化しているからなぁ～でも、全巻揃っているので、誰かにもらわれていくことを期待しています。

  2012.05.06

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  ＧＷ突入！

  今日はひたすら冬物を洗濯し、料理をして、図書館へ本当は天気もいいし歩いて行きたかったのですが、缶ビールを箱買いしたかったので、車で（笑）4月3日(火)から全国で新発売！サントリー金麦〈糖質70％off〉350ml24本入品質にこだわった「金麦」から糖質オフが新登場3ケースまで1個分の送料で発送可能です！ちなみに、金麦オフ350ml、箱買いで２３８０円でした。８時だよ全員集合タオルがおまけについてきました。借りていた『下町ロケット』を返却。【送料無料】下町ロケットとてもおもしろくて、半日くらいで読み終わりました。経営系に興味のある人はぜひそして新たに４冊借りました。うち１冊は図書館で読み終わってしまったので返却。外で本読むの、気持ちいいです７月に資格試験を受けようと思い、問題集を買ってやり始めましたが、テキストを買っていないので、わからないことばかり７月は無理って思い始め、１２月でいいかって（苦笑）ＧＷは勉強しようと思ったけど、さっぱりやる気が出ません小説読む方が楽しいしねＧＷはカレンダー通りですが、飲み会あり、映画鑑賞あり、女子会あり、美容院も予約済ということで、行事の合間に読書や衣更え、掃除などしようと思います。マラソンシーズンが終わり運動不足なので、散歩もしないとね

  2012.04.28

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  『晴天の迷いクジラ』

  図書館にリクエストしていましたが、ちょうど忙しいときに順番がまわってきてしまいキャンセルして次の方へまわしていただくことに。そして、現在私の手元には借り物ではない『晴天の迷いクジラ』があります。自分で買ったわけではなく、大学の飲み友達に次はこの本を読もうと思うとメールしたら、買ったので、読み終わったら差し上げますとの返事が。【送料無料】晴天の迷いクジラ最初に薦めた『銀婚式』が良かったので、私の薦める本を読んでみようという気持ちになってくださったみたいです。一応、図書館の蔵書検索はいくつかやってみて、すぐに借りられない場合は購入して、読み終わると誰かにまわしている模様。彼の感想は、『銀婚式』の方が良かったというので、ちょっと『晴天の迷いクジラ』は期待外れだったみたいで申し訳ないです（笑）私の感想ですが『晴天の迷いクジラ』も良かったです。前半は、よくある話し（現実にという意味ではなく、小説やドラマで）かなぁ～と思いましたが、後半から最後までが泣けました。『銀婚式』は男性社会が描かれているので、男性受けがいいのかも。もちろん女性の私が読んでもおもしろかったのですが。【送料無料】銀婚式

  2012.04.15

• 『僕達急行　Ａ列車で行こう』

  まったく観るつもりはなかったのですが、気晴らしに笑える映画が観たいと思い、昨日、仕事帰りに映画を観ました。これまた、電車に興味がまったくないのですが電車のオタク映画!?『僕達急行　Ａ列車で行こう』を観てきました。木曜日は映画館のポイントカードを提示すると誰でも千円です。しかし、この映画よっぽど関心がないのか、観客は私を含めてたったの３人（笑）鉄道オタクの男性が観る映画かと思いきや、全員女性でした。感想は。。。くだらなすぎて（いい意味でね、ほめ言葉ですよ…笑）疲れない映画でした。思ったより笑えなかったけど、同じコメディーという意味では三谷映画よりは私に合っているかも。田舎を１両で走る車両は絵になりますね。車体の色が景色に映えていい感じでした。都会で夜、列車や駅を眺めるのも趣があっていいかもね。いろんな価値観を認め合って生活していくことが、結果的に平和な日々を過ごせることにつながるんだなぁ～と思いました。映画の中で、河川敷の公園!?でキャッチボールをしているシーンがありました。私もキャッチボールしたいなぁ～と思いながら観てました。感動して泣けたり、いろんなコトを考えたりする映画も好きですが、疲れます。ときには、疲れない映画というのもいいなぁ～と思いました。疲れない映画は、同じ映画を２回観ようとは思わないけどね（笑）次に観たい疲れない（と思われる）映画は…テルマニ・ロマエかな。阿部ちゃん（阿部寛）が主演だしねところで、映画が終わり明るくなって、スタッフの方が「ありがとうございました」と言いながら掃除にやってきたのですが…観客３名のうち１名は爆睡していて、まったく目が覚める様子がありませんでした（笑）

  2012.04.06

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  図書館で借りた本、リクエスト中の本

  １月下旬にリクエストした『下町ロケット』は予約時に１３人待ちでしたが、現在は１０人待ちに。２冊でまわしている割には進みが遅いような。。。【送料無料】下町ロケット『あかりの湖畔』は予約時１人待ちだったけど、いまだに順番がまわってきません。【送料無料】あかりの湖畔順番がまわってきたのは、『銀婚式』【送料無料】銀婚式いっぺんに３冊順番がまわってきても困るので、ちょうどいいかな（笑）

  2012.02.19

• 『ツレがうつになりまして。』と『ステキな金縛り』

  最近、立て続けに映画館で映画を観ました。『ツレがうつになりまして。』映画のなかで、夫婦はカメレオンとカメと一緒に暮らしています。私も将来、ウーパールーパーと暮らしたいです（笑）泣けました。『ステキな金縛り』三谷作品って、私と笑いのつぼが違うみたいで、いつもあまり笑えない。つまり、あまりおもしろいと思わないのですが…笑いのつぼが違うことを確かめに今回も観に行きました（笑）今回はそれほど私以外の観客も笑っていなかったように感じました。ただ、配役で、笑えたところはありました。三谷映画で、いままでで一番泣けるということでしたが、泣けませんでした（笑）でも、いままでの三谷映画の中では、よかったと思います。次に楽しみにしているのは、来年１月公開の東野圭吾のベストセラー小説『麒麟の翼』（主演・阿部寛）かな。その前になにかいい映画があれば観に行きたいです。

  2011.11.03

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  『一寸先は光』～谷口桂子

  昨日は朝から本社へ出張午前中の会議を終え、午後は半休。夜は都内で飲み会なので、それまでのフリータイムをどう過ごそうか前の晩に考えた。映画を検索してみたけれど、観たい映画は時間が合わない。図書館で借りたものの、まったく読んでいない本をどこかで読もうと決める。港区コミュニティバス「ちぃばす」に乗ってみることにした都内のバスって乗り方がよくわからないから、めったに乗らないけど、たまにはバスに乗って冒険してみるのもいいかなぁ～と。向かった先は「有栖川宮記念公園」遠かったーこんなにバスに乗っていて１００円じゃあ申し訳ないくらい（笑）六本木ヒルズができてから行ったことのない六本木とか、たぶん一度も行ったことのない麻布十番とか、テレビ朝日とか、車窓から知らない街を見ることができて、なかなか楽しかったちぃばすって、いろんなルートがあるので、今度は別のルートに乗ってみたいなぁ～さて、有栖川宮記念公園周辺は、大使館も多いらしく、外国人の方がたくさん。日本人より外国人の方が多いかも。公園向いのスーパーも外資のようで、日本のスーパーとは品揃えがまったく違いちょっと戸惑いました。パンと飲み物を買い、公園のベンチで食べてから、読書開始。【送料無料】一寸先は光明るそうな題名なんだけど、遺品整理のお話です。主人公は３９才で彼氏に振られ、派遣切りにあい、住むところも追い出され、同級生のはじめた遺品整理屋さんで見習いとして働くミサキさん。転職もままならず、故郷に帰れないくだりのところで、「一寸先は光じゃあなくて、やっぱり闇なのでは」と表紙を見直したりして（苦笑）無縁&孤立社会を描いた小説です。テーマは身につまされる内容で、ちょっと重いテーマではありますが、全体的に暗い小説なのかといえばそんなことはなく明るいです。一寸先が闇なのか、光なのかは、本人次第というところでしょうか…一気に長編小説を読み終え、ベンチの固さがちょっとつらくなったので、、公園内にある図書館へ移動。東京都立図書館は、ロッカーに荷物を預けて中に入ります。図書館ではＦＰジャーナルの継続テストの問題をひたすら解いていたので、図書館内を散策せず。たぶん、広くて充実していると思います。ただの印象なんですけど。冷房がきつすぎて、長居は厳しい感じ。通勤ラッシュに巻き込まれるのもいやなので、早めに飲み会の場所へ移動しました。飲み会（大学のメンバー）も楽しく、充実した一日でした。

  2011.10.08

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  少しのんびり読書や温泉

  大学のゼミ論を提出し終わって、少しのんびりしています。とはいうものの、７科目分もリポートが未提出なので、ぼちぼちやっています。２教科終わり、３教科目に突入。今月中には全部提出したいです。その後は、卒業研究に向けてがんばります。スクーリングもせめてあと１回は出たいので事前課題もやらなきゃ学業中心の生活も残り半年ですから。。。（大学の友達との飲み会中心ともいう…笑）飲み会は、まだ卒業しない友達もいるし、卒業後も会う人には会うと思うので、続いていくとは思いますが、今よりは減るかな昨日はお休みで久しぶりに地元の温泉に行ってきました何年振りなんだろう…システムも料金も変わっていました。ひさしぶりにのんびり。小説も読んでいます。またすぐに大学の勉強に戻りますが、ちょっと休憩ということで。【送料無料】イルカよしもとばななさんの本を読むなんて、ものすごーく久しぶり。だから、どうなんだろうと思ったけれど、案外良かったです。妊娠中のオカルト的なことが描きたかったとあとがきにありますが、オカルト的というほどでもなく、そんなことあるだろなーって思いながら読みました。怖くはないです。【送料無料】これからはあるくのだ角田光代さんの小説はあまり好きではないとこの間も書きましたが、先日読んだ短編集が思いの外良かったので、続けてエッセイを読んでいますが、実は図書館で借りて読み始めてすぐ、買って読もうと思って、借りていた本は返しました。そして、買った本を読んでいます。もうすぐ読み終わります。なぜ買ってまでと思ったかというと、角田さんが忌野清志郎さんが好きってわかったから（笑）私も好きなので共感できる話や、角田さんって変わったいるかもという新鮮な驚きもあって、なかなか楽しいです。他に、あと２冊小説を図書館にリクエスト中です。早く読みたいなぁ～早く読まないと、卒業研究で読めなくなるから（汗）

  2011.09.16

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  『さがしもの』～角田光代

  何度がブログで角田さんの本（小説）はあまり好きではないと書いていますが、それでもときどき読んでます（笑）【送料無料】さがしものこの本は、軽めの内容でよかったと思います。本の話だし。短編の詰め合わせです。本好きなら、そんな気持ちわかるよなぁ～と共感できる短編に出会えることでしょう、たぶん。本って私もなかなか処分できない（ハードカバーは仕方なく一度整理しましたが…全部じゃあないけど）のですが、増殖していく文庫をどうにかしなくてはと思っていますが、なかなかねぇ～最近は図書館も利用しているので、増殖速度はゆるやかなはずなんですけ…たぶん、二度と読まない本もたくさんあると思うのですが、どれを残してどれを処分するのか決めるには、１冊１冊読み返してしまいそう（笑）

  2011.09.06

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  「ざらざら」～川上弘美～

  １８日から家を留守にしておりました。１９日に泊まっていたホテルを１２時チェックアウトして、予定のある１８時過ぎまで自由時間。駅ビルの中の本屋さんでじっくりと本を選びました。ものすごく時間をかけて。このところ大学関係の本以外はなるべく読まないようにしていたので、久しぶりに読む本は好きな本がいいなぁ～と思ったので。　ざらざら (新潮文庫) (文庫) / 川上弘美今年３月の文庫の新刊なのに、ぽつねんと初版本が棚に残されていました。ちょっと傷がついていたけれど、きっとこの本は私に買われるのを待っていたに違いない（笑）基本的に川上弘美さんの本は好きなのですが、ときどき読んでいて疲れるものもあり、できれば疲れないものを読みたかったので、中身を確認してから購入。この本なら私の中の好きな川上ワールドにぴったり。その後、待ち合わせの場所に移動してスタバでひたすら読書。平日だというのにものすごく混んでいてにぎやかでした。仕方がないので音楽を聴きながら、本に集中。ときどき、外の雨を眺めながら。雨を見ているのは落ち着きます。外を歩くのはたいへんですが。一気に涼しくなって、しかもお店の冷房がきつくて席を何度も移動しました。でも、どの席に移っても冷房の風は当たります。最終的に３種類の椅子の座り心地で、一番お気に入りの椅子に座ることができました。読書後の感想ですが、川上ワールド全開でよかったです（笑）これって、きっとよくわからない（よさが）人にはよくわからない世界なんだと思いますが、ファンが多いということは、わかる人が多いのでしょう。雨の日の読書は癒されます。お店の冷房が控えめで、しかももっと静かだったらさらに癒されたのになぁ～お店の選択ミスかな。図書館へ行くという選択肢もあったのだけれど、外は土砂降りで図書館は遠かったのです。体調不良でお休みしていた珈琲も飲みたかったしね。でも、大きさの選択を間違えて、飲みきらなかった。病み上がりにはきつすぎたかな。

  2011.08.21

• 

  『れんげ荘』～群ようこ

  群さんの本はたくさん持っているし、読んでいるのですが、そのほとんどがエッセイです。いままで、群さんの小説はあまり好きではありませんでした。エッセイと違って、なんでもありという感じで現実離れしすぎているような気がしておもしろくなかったのです。でも、久しぶりに本屋さんで平積みされていた群さんの小説は、立ち読みしてみたらおもしろそうだっただったので購入してみました。【送料無料】れんげ荘いままでの小説とは違って（個人的感想）良かったですちなみにどんな話なのかというと、有名広告代理店でばりばり働いていたキョウコさんが、４５代で早期退職をして、家賃３万円のトイレもシャワー（お風呂はない）も共同、部屋にはカビ、なめくじ、ミミズ、大量の蚊、そして冬は部屋に雪が降る…そんな「れんげ荘」で暮らすお話です。私の苦手なものだらけで、とても私は「れんげ荘」では暮らせませんが、部屋にカビもはえず、なめくじもミミズもいなくて、蚊もできればいなくて、極端に寒くない部屋であれば、価値観の軸をシンプルに、心穏やかに暮らしたいです。

  2011.05.29

• 『八日目の蝉』

  土曜日に仕事だったのですが、会社の帰り、もしかして映画千円の日かもと突然ひらめいて、以前から観たかったけど時間が合わなかった『八日目の蝉』の上演時間を確認したところ、ちょうど１５分後に始まることがわかりました。ラッキーそして、ひらめき通り千円でした『八日目の蝉』はテレビのドラマを見ていたので、内容や落ちは既に知っていました。ドラマに比べて、コンパクトになっていても違和感なく観ることができました。ドラマの最終回では、スイッチとなるセリフに泣かされましたが、今回はそのセリフを知っていたので、そのシーンでスイッチが入ることはありませんでしたが。永作さんの演技に期待して観に行ったわけですが、意外だったのが、期待していなかった井上真央ちゃんの演技かな。良かったと思います。ドラマは長い分、いろんな仕掛け（スイッチ）が用意されていましたが、映画はそれがない分、シンプルに想像力を働かせて観ることができて、映画らしい出来栄えで良かったかな。

  2011.05.23

• 僕と妻の1778の物語

  ＳＦ作家の眉村卓とガンで逝去した夫人との感動の実話を基に映画化したもの。実話との年齢の設定は違うそうです。感想は、現実味がないところが良かったです。でも…「武士の家計簿」か「最後の忠臣蔵」を観た方が良かったかなぁ～（笑）眉村さんの本、中学生の時何冊か読んだことがあったと思うのですが、題名は思い出せません。確かにＳＦだったことは覚えていますが。星新一さんの方が私には合っていたみたいです。邦画、もっと観たいなぁ～なかなか時間がないんだよね。次は「毎日かあさん」でも観に行きますかね。最近、ＰＣの接続が悪くて困っています。メールサーバーにつながらない、ネットができないという現象なんですけどね。電話をかけるたびにいろいろやって、その時は良くなるんですけど…ＫＤＤＩに電話をかけること今日で３回目。電話かけると、終わるまでが長くて…すぐに電話がつながるところはいいんだけどね。今日は、結局解決せず、明日専門の人が電話をくれるらしい。結論がＰＣの方に問題ありだったら、どうしようあー面倒だ

  2011.01.20

• 

  『お別れの音』～青山七恵

  なにかが起こる小説を読みたい人には向いていません（笑）私は何も起こらない小説や映画も好きなので、ＯＫ６つの短編です。題名の『お別れの音』という小説はありません。６つの中で一番展開するのは「役立たず」かな。【送料無料】お別れの音なんだろう、うまくコメントできないけど、行間を読ませるのがうまいね。日常生活で、いろんなことを考えたりするけど、それって誰かに披露することってあまりないから、この小説のように日常を切り取って言葉にしたものを読むと、共感だったり、気付きだったりがあるのかな。ちょっと余談ですが、青山七恵さんは埼玉県熊谷市のご出身かと（少なくても高校は熊谷）それで、この本の「うちの娘」の中に出てくる言葉で「ヨイじゃないわよ」っていうのがあるのですが、その会話文の後に『ヨイじゃあないというのは「容易じゃあない」という意味の○○さんの口癖』と説明されています。解説なくても知ってるよ（笑）私自身は使いませんが、この辺り（熊谷周辺）では年配の方なら普通に使ってる言葉です。あと、解説されていませんが「仲良さげじゃない」というのも（笑）また「ファビアンの家の思い出」では「小学校のころ何度も家族で行った、秩父の鍾乳洞」とありました。なんか、身近な例えで親近感（笑）

  2011.01.16

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  『これでよろしくて？』～川上弘美

  これでよろしくて？昨日の段階で残り５分の１くらいのところまで読み進み、今日はその本を車に積んで友達の美容院へ帰るときに、本好きな友達に紹介すると、月曜日に図書館に行き借りるのでそれまでに返しておいてと言われる（笑）美容院を後にして、大型ショッピングモールのカフェへ店の奥の方に、本を読むのに適した場所がある。ランチを済ませて、本を取り出す。通路やカウンターからは見えない場所で、通路に面した席や喫煙ルームとは違い、落ち着けるスペースなので、読書をしている人も多い。軽い話しの内容なので、最後までそんな感じに終わるのだろうと思って読み始めたら、泣けてきました。内容が突然重くなるということではありません。最後も予想とは違う終わり方で、よかった。もう一回読み返したいと思ったけど、文庫化されたらまた読めるのを楽しみに、名残惜しかったけど図書館に返しました。私の本の映画の感想って、まったく意味不明ですね。ネタばれがなくていいのかな（笑）

  2010.10.23

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  『喋々喃々』～小川糸

  旅行にハードカバーを持参して移動中やホテルで読みたいと思っているが、なるべく荷物を軽くしたいという矛盾した希望もあり、なかなか実現しない。旅行も小説も同じく非日常を楽しむ時間なので、両方を一緒にできればいいなと思う。今回も、図書館で借りている本を持参しようと思っていたのだが、旅行前に半分くらい読んでしまった。しかも、かなりぶ厚い本なので、やはり重過ぎると判断し持参しないまま、旅行から戻って一気に読み終えた。喋々喃々『食堂かたつむり』の作者小川糸さんの『喋々喃々』谷中でアンティークのきものを売って暮らしている栞さんが主人公。お店にお客さんとしてやってきた男性と恋に落ちるお話。谷中界隈の様子、着物のこと、食事、季節感とかそういう表現は確かにいいとは思うけど…ようするに不倫の話しなんだけど、相手の男性の家族（妻と娘）についてあまりに触れられていないので、ついつい想像してしまう。栞ちゃんとの付き合い方からして、奥さんや子供に対しても愛情のある接し方をしていると思うのだけれど。栞ちゃんと春一郎（不倫相手）との描き方に無理があるのかなっていう感じ。雪道君（栞ちゃんの元カレ）の話しはちょっとぐっときた。でもその内容について書くとネタバレになるのでやめておきます。さて、小川糸さんの本で次に読むとしたら『ペンギンと暮らす』かな。ペンギンと暮らすこれは小説ではなく日記エッセイだけど。たぶん、小説のいいところを感じられそうな気がします。文庫だし、買おうかな。

  2010.09.26

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  『福袋』（角田光代）と映画『悪人』

  角田光代さんの作品はときどき読むのだけれど、読むたびに暗くなる（苦笑）そして苦手かもって思う…でもまたしばらくすると手に取って読んでいたりする。福袋この本を図書館で手にしたとき、カバー絵の明るさと『福袋』という題名からして、もしかして明るい話しかもって思って借りました。でも、そんなこともなかった（苦笑）短編小説なので、暗さが深みにはまるということもないのですが、後味がいいか悪いかと聞かれれば、あまり良くはないと思う。この本を読んだすぐ後に映画『悪人』を観た。『福袋』の最後に入っている題名と同じ『福袋』という小説と映画『悪人』を観た後の感想が入り混じって頭の中を駆け巡る。どちらも犯罪者とその家族、その人を愛した人が出てくるのだ。『悪人』は深津さんが賞を取り、公開前に一気に話題の作品となったので、観る前の期待が大きすぎたけれど、よかったと思う。主人公二人に感情移入でいるかどうかが、観た後の感想の大きな分かれ目かもしれない。

  2010.09.25

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  『テレビのなみだ-仕事に悩めるあなたへの７７話-』～鈴木おさむ

  図書館で新着コーナーに置いてあり、軽い気持ちで借りてみました。著者は放送作家の鈴木おさむさん、奥さまは森三中の大島美幸さん二人で仲良くＣＭ出てますよね。テレビのなみだテレビ業界のお話が中心ですが、ビジネス書としても参考になることがたくさん書かれていました。でも、なんで題名が「テレビのなみだ」なのかそれは、一番最後のエピソードを読むとわかります。泣けましたボストン西沢さん情報によりますと、９日月曜日のＴＢＳラジオ「小島慶子キラ☆キラ」に鈴木おさむさんが登場です。まったく関係ありませんが、ＴＢＳラジオつながりということで、明日の「爆笑問題の日曜サンデー」のここは赤坂応接間のゲストは佐野元春さんです15：10～佐野さんのカラオケベスト10というコーナーがありその後競馬中継の後、16：00～佐野さん登場です。

  2010.08.07

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  『彼女のしあわせ』～朝比奈あすか

  新聞で書評を読んで図書館で検索したら既に購入済み。貸し出し中だったので、予約しておきましたが、私の他に誰も予約していなかったのに、だいぶ待ちました。平日の昨日、図書館からメールが届いたので、シゴトが終わった後いったん家にもどり、で本を取りに行きました。そして、ゆうべのうちに読み終わってしまいました。独身の長女。夫の転勤先の田舎で育児に追われる次女。姉たちには秘密をかかえ結婚した三女。熟年離婚するかもしれない母。女三姉妹と母親の物語。 泣けました。彼女のしあわせ栞代わりに、届いた個人情報満載のハガキを本に挟んでいました。読み返していて気がつきました本から飛び出していなかったので、読み返さなかったらこのまま気がつかずに返していたかも次回から気をつけよう

  2010.07.22

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