一救入魂！

寒くなってきたぁ～～～～！

ちょっと今日は調べ物（笑）寒いついでの話題です。
こないだのICLSのコースで、設定が・・低体温による心停止のシナリオがありました。
シナリオでは・・
体温２５度ってことだったんだけど・・

そしたら実はこのシナリオは不適切なのかも～ってことが発覚（笑）
どうやら・・
３０度未満の重症低体温症については、AHAのガイドラインでは、ショックは一回だけ、薬剤は加温して３０度になってから使用ってことだったらしい。

で・・またなんでなんで？？？
どうして～～！

ところでいったい人間って何度まで平気なのぉ？？
でもさ、脳低体温療法ってあるくらいだし、冷水の溺水なんて、かなり長い間つかってても蘇生例があったりするっていうし・・
要は代謝が落ちてるんだよね・・確か割りと最近北海道かなんかで雪の中でいったん死亡と判断された人が実は生きてたって話もあった気がするし・・
どうなってるんだろう？！？！

なあんて、いつものように、
素朴なが１００個くらい並んじゃったあたし。

こりゃあ・・
調べなきゃぁ！

ってことで、今調べてるんだけど・・
なかなかそんなすべてのことは調べきれず。
まだ途中ですが・・
いろいろ面白いので日記でも報告しちゃおっと

まず、ちなみに、
脳低体温療法は、３２～３４度に体温を保つのよね。代謝を落として、脳浮腫がおきないようにするらしいけど。
そんなんで・・これって、実は将来的に心停止に対して、神経学的後遺症の予防のために推奨されるかもしれないって言われてるみたいです。
（思い出した！！前に講習会でこんな話出てたわぁ！）

で・・いったい何度まで平気か？？
ってのも、はっきりした統計というかデータというか・・定義みたいのはないみたいで、

２０度とかになってても社会復帰した例なんかもあるみたいだし。
二年くらい前に長野の雪山で雪崩に巻き込まれて心肺停止CPR2時間４５分した後に補助循環装置使用して・・その後自己心拍開始とか！すごいよね～～！この人で２１度だか２２度だったみたい。後遺症なしって話だけど・・・。、

あとやっぱり低体温蘇生例で、おそらく冬眠状態みたいになってたんだろう・・みたいなのとかもあるみたい、仮死って感じですかね・・って仮死ってどういう定義かわからないけど。
子供が冷水に転落～なんてのは結構蘇生の可能性があるっていわれてるし。
・・子供って身体の体積がちっちゃい分急速冷凍？！だから一気に代謝が下がるので蘇生しやすいみたいよね。

ちなみにあたし、以前救命センター実習で運ばれてきた薬中の人は深部体温２８℃だか２９℃だったよ・・ただ、その人心臓丈夫みたいで（爆）普通に洞調律でした～

まあ・・やっぱり低温には細胞は強いのかもね・・冷凍精子とかもあるくらいだもんねぇ～。

で、なんで３０度まで薬剤使わないか、ショックは一回だけか・・
ってのもまだ調べきれてませんが、
どうも、
ひとつには
VFを起こしやすいみたいだ。扱いも愛護的扱いにしないと乱暴に扱うとVF起こしやすいって。
薬剤については・・
代謝が落ちてるから効果ないのかなぁ～

よくわかりませんが・・


なんて・・たかが低体温でも奥が深いですね～～♪
しかし

寒いっっっ。
寒いのはきらいだ～！

あたしも代謝を落として低体温になって暖かくなるまで冬眠してたいな～