「ジョーのこころの縹渺(ひょうびょう)」

このタイトルだけを見ると、我が家に何か異変が、などと心配された方もいるかもしれません。



しかし、特別仲良くもなく、喧嘩もなく、いたって普通の家族関係ですのでご心配にはいたりません(笑)。




実は今週一週間のことなのである。






ことの起りは、今週は特に妻の仕事が忙しく、最近のように定時に帰るということが難しく私との息子の送り迎えの折り合いがつかなかったことが原因でした。







義両親に息子を幼稚園に迎えに行っていただき、というパターンも考えたのですが、私が昼から勤務の曜日に関しては、帰りが夜の10時頃になってしまうことなどを鑑みますと、家で待っていてもらうのも大変であるということで、息子も含めて家族会議をしたのでした。




すると、息子が妻の実家に月曜日から木曜日まで滞在して、妻は深夜０時過ぎに義両親に帰宅し、そしてそちらから仕事に向かう。



私は、家で犬たちと過ごす。






この方法が、それぞれにとって一番負担が分散され、疲れ過ぎる人が出ないという合意に達し、息子がひとり大はしゃぎで喜んだことは言うまでもありますまい。





息子は、一週間なにをしていたのかといいますと、義母とお勉強をし、義父と庭いじりに没頭し、夕方からは近くに住む従兄弟たちと遊ぶという嬉しいハードスケジュールをこなしていたのだそうです。






私は、朝が散歩にお弁当づくりに、朝食作りと用意など、朝の忙しさが少し増しましたが、仔犬のジンちゃんとは普段よりもより親密な楽しい日々を過ごすことができました。





そんな理由で、仔犬掲載記事ばかり続いたという次第です。







今日は息子と妻と過ごしましたが、動き回り、騒ぎ立て過ぎる息子を注意した際に、息子が私に一言。





『お父さんは僕のことが憎いんでしょ?』




久しぶりに帰ってきて、出てきた最初の言葉が疑問形でした。








私は冷静に、言放ちました。



『憎くはないけれど、静寂が好きなんだ。ジンちゃん見たいな何にも言わない子は可愛くてしょうがないね。ほら、こんな風に頬ずりしたくなっちゃうもの』









『えええ!?僕にもしてよう!!』








子供はいつまでたっても、子供なのかもしれず、子供子供と思っていても、いつしか大人になってしまうのやもしれず。



たちが悪いのは、私のような大人でも子供でもない、子人(ことな)なのかもしれず...。




あああ、子供たちの未来はどうなるの、教えて東電さん。


あああ、私たちの未来計画を立案してよ、どこかの新政党さん...。







よい週末を過ごされますように。