従姉妹来訪、Jホラー病棟
昨日出来た年賀状を父のプリンターを借りて印刷。従姉妹二人が実家に遊びに来たので印刷したばかりの年賀状をあげた後、一緒に昼食を食べた。お節と千枚漬けと蓮根と里芋の煮物と鶏のささ身とキュウリとモヤシの中華風サラダと、餅と従姉妹が叔父から預かって来た韓国土産の韓国海苔をつつきながら話した後、珈琲を飲みながらお土産のケーキを食べた。二人とも赤ん坊の頃から妹のように遊んだりして知っているのだが、年頃の娘になってしまって、それだけ時が経ったのだと凄く年をとった気分に。年賀状に住所を印刷して近所の郵便局の前のポストに出した。ついでにコンビニで牛乳を買って来た。夕食はビールと昨年末にある方に送っていただいた濁り酒の「どんべり」を飲んで、ご飯と鍋の残りと辛子明太子とスモークサーモンのサラダなどを食べた。深夜テレビで映画『感染』を観た。ハリウッドのホラーとは違った暗くてじめじめした雰囲気やじわじわと迫る恐怖感で「Jホラー」と呼ばれる最近の邦画ホラー作品にみられるような技法の集大成のような、いかにもそれっぽい演出の連続攻撃のために、豪華キャストによる熱演も単純なこけ脅し映画っぽく深みに欠けて見えてしまったが、医療事故の隠ぺいというサスペンス的状況がホラーに繋がってしまうというところや、患者が医者・病院を恐がるだけではなく、医者・看護師も患者や現場が恐いのだという視点や精神感染というアイディア等は、よく出来ていたと思うので、夢落ちかと思ったら実は…と言ったような古典的かつ陳腐な演出の部分をもっと工夫すれば、単なるJホラーのジャンル映画に終わらない作品になったのではないかと思ったりもしたが、作り手側はそんなややこしい事よりとにかくわかりやすいエンターテイメント作品としてのホラーが作りたかっただけなのかもしれない。『パッチギ』でも看護婦姿が印象的だった真木よう子嬢が看護婦役で出ていた。