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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:旅行
2005年8月末から9月始めに行った旅行記の続きです。
西安3日目。 今日は西安空港の始発の飛行機で敦煌へ移動します。 というわけで、ホテルをチェックアウトして、目の前にいたタクシーへ。 運転手に「咸陽機場ね」と告げて、タクシーに乗り込む。 空港までは、50分ぐらいなので、1時間前に到着するよう、6時過ぎに出発。 外はまだ暗い。 …ところが、このタクシーの運転手が飛ばす飛ばす。 小動物のように前かがみでハンドルを持ち、車がほとんど通っていないことをいいことに、一般道を100km超ですっ飛ばす。 怖いよ~ (T_T) ワタシの旅行に、暴走タクシーは付き物なのか?? 途中から高速に乗って、あっという間に30分少々で空港に着いてしまった(^_^;) 速すぎる~ で、空港に着いてみると、、、 真っ暗。 着くのが早すぎて、空港の電気が点いていない (T_T) しっかし、明かりのついてない空港って、案外怖い((((((^^; 待つこと15分ほど… ようやく明かりが点き、チェックイン開始です。 今回は、中国東方航空に乗ります。ほとんど観光客で満席でした。 私の隣の席には、日本人の大学生か、社会人1、2年目ぐらいの男性2人組が、搭乗していました。この2人には、英語でしゃべりかけるスチュワーデス。 しかし、私には、容赦なく普通話。 ナゼ? さて、敦煌までは、2時間15分のフライトです。 機内食なども楽しみながら(まあ、楽しむほど美味しくはありませんが)、地球の歩き方を読み返してみた。 読めば読むほど、期待が膨らむ、敦煌。楽しみ~。 歴史ある観光地へ行く時に、最近、私が行なっている習慣。 その土地を題材にした歴史の本を読むこと。 これをしておくと、当地に行った時の感動が全然違います。 以前、松山に行ったときは、この本を読んでから行きましたし、 鹿児島に行く時は、当然、この本を読んでから行きました。 今回の敦煌も、来る前に、この本で予習しておいたのです。 ↑実は、この本、敦煌に行かずに書いたのだそうですね。。。シルクロードの再放送で井上靖自身がバラしてました。 そんな期待を持ちながら、初めて見る、砂漠のど真ん中へ飛行機は着陸。 敦煌空港です。 タラップを使って飛行機を降りる、こじんまりした、しかし建物は近代的な空港です。 あたりを見回すと、周りはホントに砂漠。 あとで聞いた話によると、砂嵐が起こって閉鎖され、飛行機が欠航することも、しばしばだとか。 運がよかったんですねぇ。 さて、空港を出たら、ほとんどの人たちは、迎えの車で消えていった。 飛行機が到着して、20分もすると、空港の前の駐車場は閑散とする・・・ 個人旅行者な、あるきち。当然、迎えはおりません(もう慣れました…)。 タクシーを拾うか?と思いましたが、駐車場の中に、乗り合いバスを見つけたので、乗ってみた。 しかし、どー考えても、私以外乗客がいない(-_-;) これ、次の便が到着して人がいっぱいになるまで、出発しないんじゃ? と、ちょっと心配になっていた、その時。 さすがは中国です。 観光タクシーのドライバーが声をかけてきました(^_^;) ドライバー:敦煌の街に行くのか?途中で、莫高窟に寄って行った方がいいよ。どうせ行くんだったら、戻らなきゃいけなくなる。時間の無駄だよ。1日案内してやるよ と営業をかけてきた。 需要と供給がマッチすれば商談は成立する、という神の見えざる手?に従って、 ネゴネゴ・・・ をして、妥当な価格に着地。このタクシーの運転手さんと、敦煌を観光することにしました♪ 乗り合いバスから、タクシーに乗り換えて空港を出発。 車は、砂漠というよりも少しだけ草の生えたステップ地帯を、真っ直ぐに引かれた道路に従って、ひた走ります。 さすがに、人生で初めて見る、こんな荒涼とした光景。 遠くに来たな~ という感慨を持って、車窓の景色を眺めます。 さて、車の向かう先は、敦煌のある意味メインとなる観光地、莫高窟♪ その様子は、また次回♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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