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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2006.11.18
XML
テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:旅行
2005年8月末から9月始めに行った旅行記の続きです。

空港からタクシーで、莫高窟へ向かいます。
莫高窟は甘粛省敦煌市の南東にあり、やや郊外に当たるので、空港から直行したほうが、時間的には節約できます。


莫高窟は、1987年に世界遺産登録をされた、敦煌きっての観光名所です。

鳴沙山(めいさざん)の山肌に、4世紀頃から1000年にわたって掘られた石窟が600程もあります。
石窟の中には仏像が安置され、仏教壁画で一面が覆われており、その壁画の精緻さ、色使いなどは、まさに砂漠の大画廊という名前に恥じない、壮大な仏教遺跡です。

敦煌は長らく、仏教勢力の下にあったため、新疆ウイグル自治区にも数多く点在する石窟と違い、異教徒からの破壊からも免れ、また乾燥地域であることから、比較的良好な状態で石窟の壁画が保たれています。

1900年には、石窟の中から大量の文献が発掘され、このエピソードが井上靖の小説「敦煌」として取り上げられたことで、日本にも広く知られる存在になっています。

#児玉清あるいは博多華丸のノリでこの文章を読んでいただくと面白いかもしれません・・・。青の方、その通りッ ←アタック25、好きなんですよねぇ


・・・さて、そんなわけで、莫高窟です。

荷物はタクシーの中に預けて、早速見学に出かけます。
駐車場から、トコトコと歩いていくと、周りの雰囲気が西安あたりとは、全然違います。

莫高窟の入り口

奥のほうには砂漠が見えます。

莫高窟の周辺

川も水が干上がり、川底をさらしています。
まさに、乾燥地帯です。

干上がった川

こういう風景を見ると、

遠くへ来たな~ (T_T)

と、感慨を新たにしてしまいます。


さて、肝心の石窟の方へ向かっていきます。
すると、敦煌のシンボル、飛天が出迎えてくれます。

飛天

飛天の脇を通り、緑の向こうに見えるのが、鳴沙山の山肌。そして、莫高窟です。

莫高窟の門まで

莫高窟の門の前まで来ました。

莫高窟の門

ここから入場をするのですが、撮影はおろか、カメラの持ち込みもダメなので、荷物を預けます。
双眼鏡と懐中電灯は持ち込みOKなので、この2つを持っていかれると良いかもしれません。


この門の後ろの方に、いくつか四角いドアのようなものが見えますが、これが石窟の扉になっています。マンションみたいですね。

莫高窟は、どこでも勝手に見られるわけではなく、全ての石窟の扉に鍵がかかっています。
そして、専門のガイドさんが鍵を持っていて、ガイドさんの気が向いたところを開けてくれる、あるいは別のガイドさんが開けている石窟に相乗りして、そこを解説・見学するようになっています。大体、普通は10ぐらいを見るのだそうです。

・・・とはいっても、これは団体旅行の場合。


さて、個人旅行者・あるきちの場合はどうなったか。

門のところへ行ってみますと、日本語のできるガイドが出払っているので、ちょっと入場は待ってくれと、係りの人に言われます。

・・・しばらく待ちます。

日本語ペラペラのガイドさんが現れます(費用は入場料の中に入っています)。

ガイドさん:一人?(驚)
あるきち:はい。
ガイドさん:ひとりで来る日本人は珍しい・・・


といいながら、マンツーマンガイドになりました。しかも、石窟も12,3は見せてもらえました(ラッキー♪)


色々な石窟を見ていきますが、とにかく壁画が精緻で素晴らしいの一言。
信仰への憧れというか、きっとそういうものが、こうした創作意欲に繋がるんでしょうねぇ。

さらには、小説『敦煌』でも出てきた経典の入っていた石窟も見学。
いやあ、これは感激しました(^^ゞ


また、莫高窟の紹介で良く出てくる、この写真。

莫高窟の大仏殿

この中には、なんと高さ34.5mの大仏があるのです。
実は莫高窟って、仏像も凄いんです。
写真が撮れなかったので、ご紹介できないのが残念ですが。。。


莫高窟には、博物館が併設されており、ここではレプリカなども展示されています。

莫高窟博物館

この博物館で、最も感心をしてしまったのが、石窟を復元したところ。
実際の石窟と同じ大きさでつくってあり、奥に仏像があり、壁画が一面に施されています。

・・・行かれたら、是非お試しいただきたいのですが、

観光客が少なくなったときに、この石窟に入って、心を落ち着けてみます。

そうすると、静寂と壁画・仏像が何ともいえない感覚で、心に迫ってきます。

私、

日本人だから八百万の神様を信仰するの~♪

とか気軽に言って、正月は神社に初詣に行くし、お盆はお墓参りに行くし、クリスマスも祝うし、ハロウィーンには意味なくかぼちゃタルトを食べて喜んでいる、典型的な無宗教だと言っている日本人ですが(苦笑)、それでもこの空間というものが持つ力には、畏敬の念を抱いてしまいました。

きっとこうした感覚が、信仰を深めることに繋がると思い、歴代のお金持ちの人たちがスポンサーとなって、こうした石窟を作らせ、その中で、色々と考えたのでしょう。
その気持ちが何となく分かる気がしました。

莫高窟、やっぱりスゴイです。

もう少し勉強をして、再訪をしてみたいと思った場所でありました。


さて、それでは、一旦敦煌市内に入り、ホテルへチェックインをして、観光を続けます。
今日、もう1つの観光地の目玉は、鳴沙山。月の砂漠を~♪の世界です。

そのお話は、また次回♪





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Last updated  2006.11.19 00:18:00
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