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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2006.11.23
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テーマ:Lovely 紅茶(1177)
カテゴリ:お茶
今日のお茶は、遊茶さんで購入した、祁門紅茶。

ご存知、世界三大紅茶の1つ、キーマンです。

元々は、武夷茶を真似て作られたものだそうですが、1915年のパナマ博で金賞を受賞し、以後、ダージリン、ウバと並ぶ三大紅茶の座に君臨しています。
今や、押しも押されぬ中国紅茶の中の女王様です。

このお茶、かなり複雑な製造工程があるらしく、祁門県付近は、しばらくの間(今も?)外国人に対しての未開放地区(外国人は入っちゃダメ)に指定されていた地域です。

高品質なお茶は、ほとんど輸出用(それもヨーロッパ向けだそうです)に回される、ということもあり、当然、お値段もお高いお茶です。

それだけ有名&本物はお値段の高い紅茶だけに、値段は安いけど、いい加減な品質のものも、かなり多いのが実情です。

生産工程のいくつかを省いた手抜きなお茶やスモークの強いだけのお茶など、日本で出回っている、「これ安いなぁ」というお茶の中には、本当の祁門紅茶の製法で作られてはいないものや低級茶葉で作られたものも結構ありそうです。

・・・まさに、それに該当するものを、ワタシは、以前に飲んでいるわけですが。。。(-_-;)


遊茶さんでも、何種類か取り扱いがあって、色々見て、真ん中のグレードを選んでみました。
さらに上のものは、冷蔵庫で保管されているぐらいですが、ちょっとそこまでは、さすがに手が出ない・・・


さて、茶葉。
こんな感じで整っています。

祁門紅茶茶葉

この時点で、以前に飲んだものとは明らかに色が違うのが分かりますし、香りが全然違う。

既に、フルーティーです♪

あー、絶対にこれ美味しいはず(^。^)


初めてのお茶なので、今日も蓋碗で行ってみましょう。

茶水はこんな感じ。
明るく澄んだ水色です。

祁門紅茶1煎目茶水

さーて、飲んでみましょう。

1、2煎目ではちょっとスモーキーなところも感じますが、そこは、やっぱり中国紅茶。
煎を重ねていくと、茶葉本来の香りと甘みが出てくる出てくる(^^♪

香りは、バラや蘭の香りと喩えられるようですが、むしろ蜜の入った果物のような甘い香り。
コクのある味わいですが、甘い甘い♪

何煎も何煎も出していくと、水色はこんなに薄くなるのですが、それでも、蜂蜜の入ったお湯のように甘い茶水♪

祁門紅茶10煎目?茶水

祁門紅茶、美味しすぎます (T_T)


で、でも、これより美味しいグレードが、まだあるんです。
ホントに美味しい祁門紅茶は、どこまで美味しいのでしょう??
祁門紅茶、恐るべし!です。


それにしても、英国紅茶風に淹れるばかりでなく、中国茶風に淹れる中国紅茶。
煎を重ねた時の表情が見えて、オススメですよ~





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Last updated  2006.11.23 21:48:13
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