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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2006.12.10
XML
テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:旅行
2005年8月末から9月始めに行った旅行記の続きです。

ホテルへ戻って、待ち構えていたタクシーの運転手さんと交渉。

ネゴネゴ・・・

さらに50元落として、600元で2日分のチャーターができた(嬉)


さて、明日の観光の手配もできたし、一休みしてから、再び街へ食事に出かけます。

しかし、敦煌。
夜といっても、実感が湧きません。

沙州市場
↑この写真で夜の8時半ぐらいなのです。

何しろ、北京から2000km以上も西に離れているのに、使っているのは北京時間なので、さすがに無理があります(^_^;)


ここ沙州市場の通りには、お土産物屋が並んでいます。
特にホータンの玉(和田玉)が有名なので、その系統のお店と甘粛省名産の夜光杯のお店が目立ちます。
#夜光杯というのは、祁連(きれん)山脈から切り出された玉を削って作る杯です。紋様などがきちんと残っていて、透かして見ると、大変美しいものです。でも、練り物で作ったニセモノも多いらしいです。

その土産物屋の合間を埋めるかのように、敦煌特産のブドウやハミ瓜などの果物を並べた露店やクコの実や干しブドウなどの乾物屋さんが軒を並べています。
産物の豊かなオアシスのマーケットの風景です(^^♪


そして、インインカフェの副店長さんの情報どおり、屋台(というか通路の真ん中に机と椅子が並べてあるだけ)が並んでいます。

その中の1軒のウイグル帽を被ったおじさんが、「シシカバブ!」と声をかけるので、ぐるぐると巡った後に、このおじさんのところで、食事することにしてみました(^^♪

炭火で焼いて、特製のソースをつけて、さらに焼き、という作業を繰り返しているので、あたりに香ばしい香りが漂っています。

シシカバブ屋のオジサン

どのくらい食べる?というので、とりあえず、普通にお願いしてみます。
色々な部位を一通り、焼いてくれたみたい。

やっぱりここはビールを頼まないと、ということで、先にビールを飲んでみました。

敦煌のビール

乾燥しているからか、メチャメチャビールが美味しい (T_T)
そんなに冷えて無いんですが、身体に水分がしみわたる感覚。

美味いッ! (^。^)

そして焼きあがってきたシシカバブ

シシカバブ

いい香りですよ~

食べてみると、とってもスパイシーな味付けをしてあります。
羊の肉なんですが、臭みが無く、何と言っても、このピリ辛なソースが絶品。
脂も嫌味に感じない。

しかし何よりも、

これがまたビールに合う!! ヽ(^o^)丿

もう、美味すぎ! (T_T)

こんなにビールと相性の良い食べ物は初めて食べたんじゃないかしら、というぐらい、食事が進みます。
そんな具合で、食べては飲み、食べては飲み、を繰り返していたら、あっという間に串が50本ほど・・・(苦笑)

しかし、気になるメニュー(羊肉排)があったので、さらに追加で頼んでみました。
こってりと脂の乗った部位のお肉です。

これは、何本単位ではなくてグラム単位で頼みます。
調子に乗って100gを追加で注文!(←既に食べ過ぎ)

・・・これまた、美味い (T_T)

お腹がいっぱいかもと思っていましたが、スイスイ進んでしまいます。
あー、これ太る。危険。。。

しかし、これだけを食べに敦煌に行ったっていい(←それは多少大げさ)。
シルクロードに行ったら、是非一度は試していただきたい食事です。
#全般的に西域の食事は美味しく食べれたので、ひょっとしたら味覚が普通の人と違うのかもしれませんが(汗)

ということで、大満足で食事を終えて、いい気分になったところで、インインカフェさんへ。
ここで夜光杯で飲むワインを注文。

シルクロードに来たら、これをやるしかないでしょ!と決めていた私(^^ゞ

もちろん、それは、王翰の有名な涼州詩の一節から。

葡萄の美酒夜光の杯
飲まんと欲すれば琵琶馬上に催す
酔うて沙場に臥す君笑ふ莫かれ
古来征戦幾人か帰る


うーん、シルクロード気分♪

地元産のワインだそうなのですが、なかなかしっかりした味わいで、これまた美味でした(^^♪

そんなこんなで、敦煌の夜を満喫した、あるきち。
いよいよ明日はロングドライブで、玉門関を目指します♪

・・・年内に終わるかなぁ、この旅行記(^_^;)





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Last updated  2006.12.11 00:41:24
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