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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:旅行
玉門関・陽関の観光から、敦煌の街に戻ってきました。
敦煌のホテルは明日までしか予約していないので、どこかへ行くことになります。 ただ、飛行機は手配済みなので、3日後の午後にはウルムチにいなければいけない。 さて、どうしよう(^_^;) 3日間という日程は、この中国の奥地においては、きわめて中途半端。 一番オーソドックスな考え方としては、ウルムチ発の飛行機に乗るのだから、飛行機で敦煌からウルムチまで行って、ウルムチ周辺を観光するというパターン。 しかし、ウルムチは市内にはそんなに見所がなく、天池や南山牧場という郊外まで足を伸ばさないといけない。これだと、観光の効率が良くないし、なにより街は大都市すぎて、面白くなさそうだ。 それならば、折角こんなに奥地まで来たのだから、トルファンに行ってみたい(^^♪ しかし、トルファンというのは、なかなか中途半端な場所にあります。 とりあえず、敦煌から列車だと9時間半! も、かかるらしい。。。(-_-;) じゃあ、飛行機かと思うけれども、近隣に空港が無い。一番近いのはウルムチ空港。 ウルムチまで飛行機で飛んで、そこからバスか? しかし、同じルートで翌日、また帰らなきゃいけないので、これも何だか馬鹿らしい。 そこで、何か良い行き方は無いかと思って、とりあえずホテルの系列の旅行会社の散客(個人客)センターに行ってみることにしました。 飛行機のがいいとか、バスがあるとか、いや列車が一番とか教えてくれるだろう、と。 以下は、会話本に出てきそうな、典型的な旅行会話です(苦笑) まあ、これだけ話せりゃ、何とかなるんですね。。。 あるきち:トルファンに行きたいと思ってるんだけど、どうやって行ったらいい? 旅行社のお兄ちゃん:列車だね。 あるきち;飛行機じゃ行けないの?(ダメもとで聞いてみた) 旅行社:飛行機は良くないよ。ウルムチから戻るのにも3時間かかるから。 あるきち:(そりゃ確かにそうだ。値段も高いし)列車だと、どのくらい時間がかかるの? 旅行社:9時間半。 あるきち:明日って、切符ある? 旅行社:確か、1枚だけあったと思うよ。硬臥(ハードベッド)ね。 あるきち:ホントに??(ひょっとしてラッキーかも…)何時頃の電車?(硬臥ってことは夜行か…) 旅行社:夜の8時。北京時間ね。 うーん、夜行列車ねぇ。。。(-_-) 中国の列車の旅は蘇州から上海に行くのに乗ったぐらいだし、いきなり寝台列車ってのは結構ヘビーだなぁ… ★ここでちょっとためらった理由★ …実は、私、日本でも寝台列車には乗ったことがありません(^^ゞ 中国で、しかもこんな奥地で寝台デビュー?? 少し考えました。。。(-_-) ま、今回の旅行はそういう旅行だ… ということで、 あるきち:それ、乗りたい。 旅行社:じゃあ、本社の方に確認してみるから、1時間後に来て で、1時間後行ってみたら、無事にチケットGet!ヽ(^o^)丿 ただし、ウルムチ行きのチケット。 40元ぐらい高いけど、まあ、途中下車できるし、宿代も予定より一泊浮いたからいいか。 さて、翌日。 なにしろ、夜行列車ですから、出発は夕方です。 時間が余りまくり(^_^;) …ということで、とりあえず手近にある、敦煌博物館に行ってみました。 でも、なんだか、ここやる気無い感じ。 展示物は結構しっかりしていると思うのですが、見に来る人が珍しいみたいで、私の方がむしろ興味をもたれてました(苦笑) そのあと、ショッピング。 そこでやはり買わねばと購入したのが、これ。 夜光杯です。 光を当てるとこんな感じになります。 インインカフェさんで、これでワインを飲んだのですが、結構薄手に出来ているので、なかなか美味しくワインを飲めました(^^♪ さて、そのあと、街をうろうろしてみたり、ホテルの横の足ツボマッサージで疲れを取ったり(腕は良くない)、インインカフェさんで、ランチ&コーヒーを楽しんだりして、なんとか夕方4時半まで時間をつぶします。 そして、バスセンターに行き、敦煌駅のある柳園鎮までのバスチケットを購入。 実は、敦煌駅は、敦煌の市街地から2時間もかかるところにあるのです… バスはミニバス。20人ちょっと乗れるぐらいのバスです。座席はとっても狭いです(-_-;) 大きな荷物は、バスの天井の上に載せます。 うーん、なんだか中国っぽい(^_^;) もちろん、日本人は一人も乗っていません(^_^;) さて、バスはゴビ灘の中を突っ走ります。 30分経過。 突っ走ります。1時間経過。 突っ走ります。1時間半経過。 …ずーっと同じような乾燥地帯の景色が続きます(-_-;) ただ、所々に、烽火台の跡と思われる遺跡が点在しています。この辺は遺跡の宝庫です。 もっとも、誰も気に留めるそぶりを見せませんが。。。 そして、2時間かけて、ようやく到着した敦煌駅。 荷物を天井から引き摺り下ろすのに少々難儀しましたが、荷物を無事に確保して、ホームへ向かいます。 これが今日乗る列車です。 さて、あるきちは無事にトルファンへ着けるのか? …続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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