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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
上園茶荘さんには、既に
前回、上園の林さんに教えてもらったものの、夜遅くてもう閉まってたんですよね(苦笑) 台北ナビに掲載されているゴージャスな内装というのは、支店の方で、こちらは日本人観光客もきっと多いのでしょう。 が、農安街の本店の方は、素っ気無い内装で、かなりローカル色豊か(^_^;) 入り口で、お盆を持って「これとそれ」と言っておかずを2種類ほど注文。 受け取って、席に着きます。 で、魯肉飯と苦瓜湯(湯=スープ)を注文。 しめて102元(380円ってとこですかね)。 うーん、リーズナブル(^^♪ 肝心の魯肉飯ですが、さすがに昨日のやつより美味しい♪ んー、でも個人的にはヒゲ張のほうがトロトロしてて好きかも(日本でも食べられるんですけどね。渋谷店は華泰さんの並び。あとは六本木ヒルズ)。 食事の後、もう一度、上園さんに行ってみたら、講義継続中。 様子から見るに、多分あと1時間半は終わらないと見た(笑) ・・・ということで、それだけ時間があるのなら、この近辺は行天宮というお寺があり、有名な占い横丁があるのと、足ツボマッサージの店が林立している。 時間つぶしには困りません(^^♪ やはりここは、足ツボに行きましょう(^o^)丿 足ツボは、変なお店に入るとホントに最悪なので(あ、台湾だとあまりハズレは無いですけど)、事前に台北ナビの掲示板のクチコミをチェックして、評判が良さそうなところにしてみました(これ、ものすごく重要)。 今回は、一級棒さんに初めて行ってみました(今まで行った中では、並びの太極堂もオススメ)。 一級棒と書いて、向こうの読み方では、 「イーチーパン」→「イチバン!」→「一番!」 ということなので、このベタな名前から推察されるように、まあローカル向きなお店です(^^ゞ 経験上、こういうところは、案外腕が良いのです。しかも、観光客価格よりは少し安い。漢方薬の押し売りも無い。 #観光客向けの店の中には、そういうところもありますからね~。 実にローカル向きなお店らしく、ちょうど来店していた日本教育世代のおばあちゃんとお話(もちろん、とても美しい日本語で)。 なんと、3時間(!)もマッサージしてもらってたらしいです。だから80歳の今も元気なんですって(ホントかな。。。) 私も1時間半ほど、全身マッサージも含めて、やってもらいます。 最近不健康な生活だったので(^_^;)、足ツボは案の定、ところどころ強烈に痛かったです(苦笑) #体調の悪いところが痛いのです。でも、揉んでもらうと解れてきます。 そして、腕のマッサージの際に違和感を感じたらしく、 「あなた、長い時間パソコンをやってるでしょ?」 と聞いてきた。 ・・・な、なぜ分かる(^_^;) かなり疲れていて、腕が上がらなくなってるとのこと。 確かに押されるとすごく痛い。 グェー(>_<) ところが、ちょっと我慢してマッサージをしてもらったら、アラ不思議♪ 軽々と動くようになりました(^^♪ ・・・と、体も軽くなったところで、頃合の時間にもなったので、上園茶荘さんに行ってみます。 丁度、林さんがお店の外に出て、外の様子を見ているところだった(只今、午後8時)。 お客さんが帰ったばかりだったみたい。 あ:まだ、大丈夫ですか? 林:どうぞどうぞ。 ということで、店内に。 林:前に来たことある? あ:去年の9月に来ました。 林:そう。今日は何を探しに来たの? あ:木柵鉄観音と文山包種茶を探しに来ました 林:木柵、今年は冬茶がだめだから、春茶ね えーーーーっ!! 一番の訪台の目的だったのに (T_T) あ:冬茶、今年は良くないんですか? 林:良くないね。暖冬だったから。意味わかるー? あ:(うっ、この展開はまずい)成長が早すぎた、ということですね。 林:そう。今年は、農暦の7月が2回あったでしょう。 あ:閏年だったそうですね(素早い回答で、あるきちは意味わかる攻撃をかわした、笑)。 林:18年に一回ね。こういうときは大体ダメ。だから、仕入れなかった。春茶飲んでみる? ・・・9月の時点で、今年は閏年って分かってたじゃん。。。(-_-;) #と、言いたいのを堪えた とはいえ、一応飲んでみましょう。 香り立ち。 味わい。 んー・・・9月に買っていったのと、あんまり変わらないなぁ。。。(-_-) あ:何だか、もうちょっと最上級品は別にあると聞いてたんですが。 林:えっ、この上のが欲しいの?うーん、20年物の陳年があるけど、飲んでみる? 陳年かぁ・・・ (私は、陳年も結構好きなので)試してみますか。 で、淹れてもらった陳年。 んー、陳年香があるけれども、これは結構甘みが落ち着いた味で、なかなか美味い(^^♪ 陳年香がダメな人は、ダメだと思うけど、好きな人は好きかも(私的には全然OK)。 林:どう? あ:これ、甘くて美味いですね。 林:そうでしょう。今年はこれで勘弁して。 ・・・先生に勘弁して、と言われてはねぇ(^_^;) とりあえず、これを少しだけ購入。 あ:今年の冬茶、どのお茶もダメですか? 林:いや、遅くに、寒くなってから摘んだお茶は、美味しい。冬片はとても良い。 あ:冬片ですか(前回イマイチだったな)。どこのですか?阿里山? 林:いや、福寿山。 あ:福寿山!?あそこ、冬片なんか作ってるんですか? 林:いや、冬片てのは拾い集めて作るものだから。 ここであるきち、前から疑問に思っていたことを聞いてみた。 あ:福寿山って、この前行ったんですけど、あそこ政府の農場ですよね?政府から仕入れてるんですか? 林:政府じゃないよ。あそこは茶樹も国のもの。でも、政府は作る技術無いから、腕の良い茶農家を呼んで作らせるの。それで、取り分を決めてる。農家にお金はあげないの。 あ:ははあ。そうすると、これは製茶した茶農の給料で、それを分けてもらってるってことですかね。 林:そうそう(意味が伝わったので、ご満悦) ・・・なるほど。福寿山農場のお茶は、政府直売のはずなのに、どうして色々出回るのかが、やっと分かりました。 やっぱり、ここは勉強になるな~(^^♪ 林:大禹嶺の冬茶もあるから、これも飲んでみて。これより上品な味だから。 で、飲んでみました。 まず、香りが素晴らしい! そして、まさに透明感のある味わい。 美味い!!ヽ(^o^)丿 大禹嶺も飲んでみましたが、これを飲んでしまうと・・・ 林:どう? あ:大禹嶺も十分に美味しいんですが、これ飲んじゃうと、かすんじゃいますね。 林:あなたはタバコも吸わないし、お酒も少しぐらいしか飲まないというから、これの方が合うと思ったの。そういう人は、上品な味のものが好き。私もそうだから。 あ:なるほど~ ということで、これも少しだけ購入。 さて、あとは文山包種茶。 あ:文山はどうですか? 林:この前、もって来たサンプルは2つとも良くなかった。だから、農家を叱ったの。こんなの僕のところに持ってきちゃダメだって。ちょうど、さっき、製茶したての別なのを持ってきたところ。僕もまだ飲んでないけど、飲んでみる? あ:(ラッキー♪)飲んでみます! ということで、林さんも初めて飲む文山包種茶のテスト。 その前に持ってきていたという2つのサンプルも飲んで、3つでテスト。 まず1つ目。 ・・・生っぽい(-_-) 文山らしい香りの華やかさがなく、むしろ出来の悪い緑茶みたい。これはダメ。 次のお茶。 お、これは結構しっかりと香りがある。 でも、まだ少し生っぽさが残ってるなぁ・・・ 林:どう? あ:これは悪くはないですが、まだ少し生っぽさがありますねぇ。 林:そう、悪くは無いでしょう?これの方がさっきのものより標高が高い。800mぐらい。 なるほどね。 林:今度のお茶は、標高が今と同じぐらい。12月末に製茶したお茶。出来立て。 あ:飲んでみましょう。 3つ目のお茶。 おっ、これは明らかに香りが違う(^o^)丿 生っぽさもなくて、味わいも深い。 うーん、これなら美味しい(^^♪ 林:どう? あ:これは美味しいですねぇ。 林:気に入ったら、茶農にこれから連絡して持ってきてもらうから。 ということで、明後日の夜にまた来て、とのこと。 ついでに、この本 にサインをしてもらいました(嬉) #この本の監修者が、林さんです。 そして、茶殻を持っていきなさい、と言ってもらいます。 まだまだ何煎も出るし、ここに置いておいても捨てちゃうだけだから、勿体無いと。 これは、嬉しいですね~(^^♪ あ:今日、鶯歌に行って茶器買って来たんで、それ使って淹れます♪ 林:え?鶯歌まで行って来たの?そこまで行かなくても、台北に安いお店あるよ。僕の紹介で行けば、業者価格で売ってもらえるよ。 あ:ホントですか!! 林:行ってみる?僕の紹介だと言ってね。あと、今日はもう遅いから、明日の朝10時ごろに行きなさい。僕が電話しとくから。彼女は、少し日本語が話せるよ。 あ:ありがとうございます!! ・・・ということで、散々、茶器を買い倒れたのに、紹介してもらった茶器屋さんに行くことになりました(^^ゞ そして、なんとその店は、鶯歌で行けなかった建展陶芸の製品を扱っているお店だったのです。 実は、日本のネットショップにも品物を卸していた、このお店。 今日も長くなったので、詳細は、また次回♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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