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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2007.04.01
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カテゴリ:お茶
1月は行く・2月は逃げる・3月は去る、と言いますが、ホントにあっという間に4月になってしまいました。
台湾旅行記もようやく完結しましたので、お茶ブログ再開♪


さて、今日、渋谷の華泰さんに出かけてみたら、スタッフの方が総出で作業をされてました。
大陸産の新茶が入荷したようです(^^♪

「新茶」と聞くと黙っていられないのがお茶好き。
お茶の新年度の始まりですからね。

…というわけで、丁度、新茶のラベルを貼っているそばから(まだ値段も付いてなかった)、「これ、おいくらですかぁ?」とやって、無事に新茶をGet!して参りました(^^ゞ

それが、こちら。

東山碧螺春

極上東山碧螺春

私、龍井も好きですが、碧螺春も好きなのです♪
#本音を言いますと、昨年杭州で買って来た龍井が、まだ残ってるんです(涙)

さて、茶葉を見てみますと、

碧螺春茶葉

碧螺春茶葉アップ

ふわふわが特徴の新芽ばかりのお茶(^^♪
碧螺春は1斤(500g)を作るのに、6万枚もの新芽が必要なのだとか。
実に贅沢なお茶です。


今日は折角の新茶なので、少し温度を下げたお湯を最初に注いで、上投法(先にお湯を張って、その上から茶葉を入れる)で淹れてみます。

スーッと、茶葉が水を吸って沈んでいきます。

茶水

水色はふわふわの産毛が溶けていくので、少し濁っています。

茶水

そして、お湯の中では、あのふわふわの茶葉から、新芽の姿に戻ります。

茶底

香りは龍井の豆系ではなく、果物系の香り。
碧螺春、同じ中国緑茶の龍井・黄山毛峰あたりと並び賞されるお茶ですが、全然個性が違うのです。


そしてお味は…

甘くて美味い(^・^)

旨みがビッシリ詰まった茶水で、口に含むとホントに甘いのです。


いやあ、新年度一発目のお茶から美味しいと、今年のこれからの新茶も期待できそうです(^^♪
でも、今年はストックを増やし過ぎないようにします(苦笑)


今日のお茶:西湖龍井、杉林渓烏龍茶、極上東山碧螺春(華泰茶荘)


↑新茶です♪

お茶メモ:東山碧螺春
江蘇省の太湖に突き出た半島にある東洞庭山で生産されているお茶です。
この地域は、太湖の水蒸気の関係で霧が多く、酸性の土壌であるため、銘茶の栽培の条件に合致しています。
一芯一葉もしくは一芯二葉で茶摘されます。ふわふわの産毛が特徴ですが、釜炒りで仕上げられています。
碧螺春は、特に香りの高さで知られており、元々の名前は、その香りの高さから「嚇殺人香(ビックリするぐらいの香りの意味)」と呼ばれていた程です(【殺人香】では、あまり良い名前ではないので、清の康熙帝が名前を碧螺春と名づけたそうです)。
#ちなみに、台湾の新品種・四季春の別名は「驚死人香」です。おそらく、この故事から採ってますねぇ。


今年は、真面目(?)にお茶の勉強をしているので、自分自身の整理のためにも、中国茶入門サイトをきちんと立ち上げたいなぁと思っています。
が、本業が異常に忙しくて、全然そこまで手が回りませんので、こんな感じでまとめていこうかと。ご参考になりますかねぇ。。。







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Last updated  2007.04.01 23:54:38
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