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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2007.09.26
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カテゴリ:旅行
日光萎凋で風水の見極めに失敗し、発酵不足で居残りとなった茶葉たち。
日当たりが良いところへ動かそうにも動かせないので(雑味が出るので)、じっと我慢の子です。

心配した他の参加者の皆様にも、

「がんばれー」

と応援を頂いたのですが、なにしろ、作り手に似て?のんびり屋のあるきち茶葉。

変化がないので、しばらく放置することにして、茶畑の見学に出かけました。歩く人

まず連れて行ってもらった茶畑。

茶摘み中

おっ、遠くに見えるのは・・・

これは茶摘み中っぽい♪

ということで、ラッキーなことに茶摘み風景を間近で撮影。

茶摘みおばさまたち

やはり、身につけているものの色遣いが派手ですねぇ。
しかし、こうでないと茶摘みな感じが出ません。
青々とした茶葉に映えます。


ちなみに東方美人にする場合、摘み取るのは、一芯二葉。

こんなふうに生えている、ちょっと紫っぽい新芽と色の若々しい葉の部分を

ここを摘み取る

こんなふうに摘み取ります。

ちょっと虫に食べられてる

こういうのをいくつも摘んでいくのですが、6つ摘んでもこんなものです。

一芯二葉サンプル

なるほど、これは時間がかかる。。。
とてもじゃないですが、今作っているだけの茶葉を素人が茶摘みしようと思ったら、日が暮れますね(^^;)

ということで、茶摘み風景を見たら、茶摘みはいいや・・・と思った、あるきちでした。


そして、丁寧に整理された茶畑をパチリ。

青心大有の茶畑

さらに林さんから、茶園の管理や老木の見極め方などを教えてもらいます。

茶園の手入れの状況というのが分かると、その茶園のお茶の品質や味の傾向が類推できると先生は言います。

やはりこうして、実地で茶畑や茶樹を見ながら勉強しないと、本当にお茶のことは分かるようにならないようです。百聞は一見にしかず、というやつですな。


そして、こういう話をズバズバ指摘できないと、商売でお茶を扱うのは、なかなか大変なようです。
というのも、やはり茶農家もお茶が分かる人やマーケットの情報を持っている人には、それなりの敬意を持って接します。
上園茶荘の林さんも、最初に自分のポジションを作るのが肝心だと言ってました。


そういう実力の裏付けが無く、飛び込みで行っても、良いお茶はおそらく出てきません。
出てきたとしても、言い値で買わざるをえない。それでは商売になりません。

うーん、なかなかプロの世界は厳しいですなぁ(-_-)
#まあ、私は、お茶のバイヤーになる気は毛頭ありませんが。騙されるのが嫌なだけです。


さて、作業場に戻ってきました。

しかし、あるきち茶葉たちは相変わらず(-_-;)
1時間経っても、あまり変化がないので、茶師の先生、奥の手を使いました。

それまで直射日光があるので、黒い覆いを掛けての日光萎凋だったのですが、それを外して直射日光に当て始めます。
当て始めること10分ほど。

茶師:茶葉から熱が感じるようになったら、中に入れて良い

とのことで、茶葉を手の甲で触って温度を確かめます。
少し温かくなってきたので、この辺が頃合いと見て、皆様の茶葉に遅れること1時間半。
室内へ移動し、室内萎凋のプロセスに入ります。

続く。


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Last updated  2007.09.27 02:12:20
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