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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
日光萎凋で風水の見極めに失敗し、発酵不足で居残りとなった茶葉たち。
日当たりが良いところへ動かそうにも動かせないので(雑味が出るので)、じっと我慢の子です。 心配した他の参加者の皆様にも、 「がんばれー」 と応援を頂いたのですが、なにしろ、作り手に似て?のんびり屋のあるきち茶葉。 変化がないので、しばらく放置することにして、茶畑の見学に出かけました。 まず連れて行ってもらった茶畑。 おっ、遠くに見えるのは・・・ これは茶摘み中っぽい♪ ということで、ラッキーなことに茶摘み風景を間近で撮影。 やはり、身につけているものの色遣いが派手ですねぇ。 しかし、こうでないと茶摘みな感じが出ません。 青々とした茶葉に映えます。 ちなみに東方美人にする場合、摘み取るのは、一芯二葉。 こんなふうに生えている、ちょっと紫っぽい新芽と色の若々しい葉の部分を こんなふうに摘み取ります。 こういうのをいくつも摘んでいくのですが、6つ摘んでもこんなものです。 なるほど、これは時間がかかる。。。 とてもじゃないですが、今作っているだけの茶葉を素人が茶摘みしようと思ったら、日が暮れますね(^^;) ということで、茶摘み風景を見たら、茶摘みはいいや・・・と思った、あるきちでした。 そして、丁寧に整理された茶畑をパチリ。 さらに林さんから、茶園の管理や老木の見極め方などを教えてもらいます。 茶園の手入れの状況というのが分かると、その茶園のお茶の品質や味の傾向が類推できると先生は言います。 やはりこうして、実地で茶畑や茶樹を見ながら勉強しないと、本当にお茶のことは分かるようにならないようです。百聞は一見にしかず、というやつですな。 そして、こういう話をズバズバ指摘できないと、商売でお茶を扱うのは、なかなか大変なようです。 というのも、やはり茶農家もお茶が分かる人やマーケットの情報を持っている人には、それなりの敬意を持って接します。 上園茶荘の林さんも、最初に自分のポジションを作るのが肝心だと言ってました。 そういう実力の裏付けが無く、飛び込みで行っても、良いお茶はおそらく出てきません。 出てきたとしても、言い値で買わざるをえない。それでは商売になりません。 うーん、なかなかプロの世界は厳しいですなぁ(-_-) #まあ、私は、お茶のバイヤーになる気は毛頭ありませんが。騙されるのが嫌なだけです。 さて、作業場に戻ってきました。 しかし、あるきち茶葉たちは相変わらず(-_-;) 1時間経っても、あまり変化がないので、茶師の先生、奥の手を使いました。 それまで直射日光があるので、黒い覆いを掛けての日光萎凋だったのですが、それを外して直射日光に当て始めます。 当て始めること10分ほど。 茶師:茶葉から熱が感じるようになったら、中に入れて良い とのことで、茶葉を手の甲で触って温度を確かめます。 少し温かくなってきたので、この辺が頃合いと見て、皆様の茶葉に遅れること1時間半。 室内へ移動し、室内萎凋のプロセスに入ります。 続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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