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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2007.10.12
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カテゴリ:旅行
悶熱を行って、次は揉捻(じゅうねん)の作業に入ります。
ここで茶葉を東方美人茶の細長い形に整えます。

この際に、少しテクニックを使わなければいけません。
それが、籠の奥にある黒い布袋(手前は悶熱中の茶葉)。

揉捻用布袋

この布袋、水で湿らせてあります。
乾燥しきると、茶葉の柔軟性に欠けてしまうので、このように少し水分を補充しながら揉捻するのです。


揉捻を行う際に使う機械がこちら。

揉捻機

揉捻機

上の方を軸にして下にある丸い玉がぐるんぐるんと回り、茶葉を押していくのです。
下側の受けるところもボウル状にくぼんでいます。


ここもスピーディーな作業なので、連続写真でご覧頂きましょう。

まず、揉捻をするために、悶熱していた袋から茶葉を取り出し、先程の湿った黒い袋へ移します。

揉捻前に布袋を入れ替える

そして茶師の先生が口を締めます。

揉捻用布袋を丸める

それを、先程の揉捻機にセットします。

揉捻機にセット

少し揉捻機を動かして、ちょうど良い位置に来るように、操作します。

揉捻機の位置を調整

あとはしばし、ぐるぐると回します。

ぐるぐる回る

ぐるぐる回る2

やり過ぎも良くありませんので、ほどよいところで、揉捻機から取り出し、ざるに空けます。
この取り出しの時に、揉捻機に手を挟まれないようにしなければいけません(危ないので、取り出しは茶師の先生にやってもらいます)

ザルまで持ってきたら、自分で茶葉を出します。

ざるに空ける

さあ、ここから玉解き(たまとき)開始です。

玉解き開始

玉解きは、揉捻によってくっつき合った茶葉を1つ1つばらしていく作業です。

玉解き作業

これをしっかりやらないと、ダマダマな大きな茶葉になってしまいます。
これでは美味しくありません。

絡み合った茶葉を、丁寧に、しかしスピーディーにほぐしていきます。
ほぐしたところで、一旦、休憩。



さて、玉解きが終わって、少し置いたら今回の製茶作業最後の工程。

乾燥

です。
ここで、水分含有率を落として、荒茶として仕上げます。
本来は、このあとに焙煎が入るのですが、今回は荒茶までの仕上げなので、ここまでなのです。


乾燥の作業には、こちらの機械を使います。

乾燥機

乾燥機

上の方にガスで火を入れて、熱風を送り込みます。

この機械の内部はちょっと特殊な構造になっていまして、中は何段にも分かれています。
茶葉は上から放り込み、右側にあるレバーを引くと、各段の床が抜けるようになっています。
そして、元の位置に戻すと、床も元に戻ります。

リズミカルにレバーを操作していくことで、少しずつ茶葉を下に落としていくのです。
徐々に乾燥させながら下に落としていき、最終的には一番下の右側のところから、出てくるようになっています。

こうすることで、時間差で茶葉を放り込んでも、順番に乾燥ができるようになっているんですね。これならたくさんの茶葉を製茶する時でも、少しずつ乾燥にかけることができるわけです。合理的。


これも、結構早業なので連続写真で実際に見ていただきましょう。

まずは、玉解きが終わり、少し冷ました状態の茶葉を上から放り込みます。

乾燥機に茶葉を放り込む

そして、時間を見計らいながら、乾燥機右側のレバーを操作し、徐々に下に落としていきます。

レバーを操作して、下に落とす

下から2段目の棚のところに、覗き窓のようなものがあり、そこから茶葉を少し取り出して、乾燥の様子を見ます。ここが最終調整の場なんですね。

乾燥の具合を見る

茶葉を投入してから、ここまで大体20分ぐらい。
頃合いと判断したら、さらにレバーを操作して下に落とします。

一番下まで茶葉を落としたら、右側のドアを開け、

茶葉を下から取り出す

中から、茶葉を掻き出します。

茶葉を掻き出す

そして、ようやく乾燥された茶葉ができあがりました。
これをざるに移します。

乾燥された茶葉

これで完成です!!

完成!

時間は午前6時半。

実に、前日午前10時頃の作業開始から20時間が経過していました((((((^^;
外はすっかり明るくなり、朝日がまぶしいです。

ようやく製茶が完了して、ホッと一息の参加者の皆様。もちろん私も。
しかし、このあと休む間もほとんど無く、すぐにテイスティングが待っています。

続く。

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さて、あるきち茶のお味は如何に??






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Last updated  2007.10.13 02:34:03
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