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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
某所の茶農家を出発した、お茶作りツアー一行。
東方美人茶の産地、北埔(ペイプー)を目指します。 ここは台北から行こうとすると、とても面倒なところにあります。 新竹でローカルバスに乗り換え竹東まで行き、さらにバスを乗り継いで行くのが一般的?かと思いますが、足がないとちょっと行くのはためらってしまうところです。まさに専用バスさまさまです。 さて、北埔に向かうまでの道中は爆睡・・・(注:ほとんど寝てません)と行きたかったのですが、何しろ、 とことんお茶のツアー ですので、途中で何かあると起こされます(苦笑)。 というわけで、東方美人の産地としてこれまた有名な新竹縣峨眉郷で、茶畑を見つけたので立ち寄ります。 このあたりの東方美人の原料となる青心大有の茶樹です。 干ばつに強いので、水の得にくいこのあたりの台地でもしっかり育つ品種です。 ここでクイズ。 どちらが青心大有でしょう? #分かる人は、もう一つの品種も当ててみて下さい。 そうこうしている間に、北埔の街へ到着です。 結局、北埔までのバスの中では、ほとんど眠れませんでした(涙) 北埔は人口1万人ぐらいの小さな街ですが、人口の95%は客家の人々なので、地元の方が話しているのは、ほとんど客家語です。 観光資源としては、昔ながらの街並みがよく保存されており、レトロな雰囲気が味わえるのんびりした街です。 行ったのが平日だったので空いてましたが、土日は混雑するようです。 少し街並みをご紹介。 まず、ここが街の中心になっている慈天宮です。 信仰の中心でもあり、みんなが集まる広場でもあったようです。 この付近には、こんなレトロなお店が建ち並んでいます。 一般のお宅の中にも、日本統治時代の建物にそのまま住んでいる方がいたり、 清の時代?ぐらいからの古蹟指定されているような建物も街の至る所にあります。 そして、この街の名産は何といっても、やっぱり東方美人! 台湾のいろいろなお茶屋さんで、東方美人を飲んで来ている私ですが、「これは北埔産だよ」と出されるお茶はたいてい甘くて美味しいので、かなり気になる存在だったのです。 台湾の国内でも愛好家が多いようで、まあ、値段も高いんですけどね。。。 よく考えてみれば、人口1万人の小さな街です。生産量には限りがあります。 しかも、東方美人の最高のクオリティーシーズンといえば、芒種のころのほんの一時。 最高の北埔産東方美人にお目にかかるのは、相当難しいと言えるでしょう。 それだけ希少ですので、日本にはあまり入ってこないと思われます。 #台湾でもニセモノが多く出回っているようです・・・ そんな美味しい北埔産東方美人を飲ませてくれ、客家の伝統文化・擂茶も体験できるお店へこれから訪れます。 その名は、水井。 日本統治時代のクラシックな建物をそのまま生かした茶藝館です。 思いのほか長くなりそうなので、続く。 週末は静岡~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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