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テーマ:オール台湾!(1574)
カテゴリ:旅行
この旅行記、年内に何とか終わらせねば・・・
さて、北埔で擂茶を堪能したあと、バスで一気に台北の木柵へ向かいます。 目指すは木柵鉄観音の聖地、猫空! 「猫空」という字面、さらには「まおこん」という音が、何とも耳にやさしい。 木柵鉄観音好きとしては、何としても行かねばならぬ場所だったのですが、実は初突撃です(^^;) 毎回、行こうと思う度に、天気に泣かされていたのです。 しかし、北埔から木柵。。。こういうルートの組み方は、個人旅行ではできませんね(^^;) ちなみに、この車中は1時間半ほど、爆睡・・・ #しつこいようですが、今までほとんど寝てません。 パッと目を覚ますと、見慣れない乗り物が見えました。 猫空ロープウェイ 2007年7月に開通したばかりのロープウェイです。 猫空へ行くには、今までバスしか足がなかったのですが、これによってMRTの動物園駅から猫空まで片道50元で行けるようになりました。 これで猫空へのアクセスがとっても便利に♪ ・・・ただ、このおフランス製のロープウェイ。 南国台湾なのに、冷暖房が無く窓も少ししか開かないので、夏は蒸し風呂状態だとか。。。 さらにしょっちゅう止まって、ひどい時は2時間も宙ぶらりんになったりするそうで・・・ あまりにひどいので、毎週月曜日はメンテナンスのため運休になったそうです。行かれる方はご注意を。 このロープウェイに乗る際は、飲料水と食料を持ち込んだ方が良いかもしれません((((((^^; 台北ナビに詳しいレポートがありました。→こちら さて・・・ 私たちは、そんなロープウェイを横目にバスで向かいます。 しかし、道が狭いですねぇ、猫空。 そうしてやってきたのが、ロープウェイの猫空駅。 立派な駅舎です。 ここからの眺めはさすがに良いです。 何よりも、天気に恵まれたのが嬉しいです。 今まで猫空に来ようとすると確実に雨でしたからねぇ。。。 さて、猫空名物といえば、茶藝館の案内看板! 猫空の中には茶藝館が数十軒もあるので、その看板が壮観のはずでした。 ただ、猫空の駅前が随分整理されたせいもあってか、スッキリしてしまっています。 そんな中、駅からほど近い茶藝館へ入店。 この看板・・・のお店の1階にある こちらのお店に入りました。 2階のお店の方が眺めは良いようですが、こちらもなかなかです(^^) 夜は遠くに見える台北市内の夜景が望めるのでしょうねぇ~ さて、ここで頂いたのは、桂花鉄観音と特別に用意してもらった鉄観音冷凍茶。 わざわざ、オーナーの奥様が持ってきて下さったのでした。 冷凍茶は、原則台湾でしか飲めないので、これをご紹介。 #冷凍茶は加工前の生茶葉扱いになるので、確か輸入できないハズ。。。 半斤ほどのパッケージです。 この中に、こんな感じで冷凍された茶葉が入っています。 製茶の工程が終わったら、乾燥させずに、そのまま冷凍させるんですね。 これを突き崩して、茶壺に入れ飲んでみます。 茶水は、撮り忘れましたが、安渓鉄観音と同じような薄い色。 何といっても、驚くべきは、”香り”。 花のようなというか、安渓鉄観音ばりに香りが高い! 発酵度もあまり高くないためか、スッとした飲み口で木柵鉄観音と言うよりは、安渓鉄観音に近い。 木柵鉄観音と安渓鉄観音は同じ鉄観音品種というのが信じられなかったのですが、このお茶を飲んで初めて納得しました(^^;) このお茶は、機会があれば是非飲んでいただきたいお茶です♪ このあと、木柵鉄観音の茶畑に向かいます。 お、猫空でありながら、ワンちゃんに遭遇。 猫はいませんでした。残念。 さて、肝心の鉄観音の茶畑ですが、かなり少なくなっている印象です。 バスの車窓からは、放棄されてしまっている茶畑も結構見かけました。 斜面も急で大規模な茶畑というのが作りにくいため、生産性が悪いのでしょう。 お茶を生産するだけでは生計が成り立たないのだと思います。 とはいえ、土地の区画も細切れで大規模に茶園開発もできないので、細々と作るしかないのが木柵の現状のようです。 これは、木柵生まれの木柵”正叢”鉄観音というのが、どんどん稀少になっていくわけですねぇ。。。 先生によると、ある程度の規模でやっている茶園はもう数カ所しかないとのこと。 そのうちの1カ所で写真を撮ります。 これが、鉄観音の茶樹です。 葉っぱはこんな感じ。 特に新芽の色に特徴があるのです。 大紅袍もそうなのですが、高品質な烏龍茶の品種は何故か新芽が少し紫色になるのだそうです。 この茶葉で作るお茶が、正真正銘の木柵正叢鉄観音です。 やはり現地に行ってみないと分からないことがあります。 木柵正叢鉄観音を名乗るお茶はかなりありますが、この山にある茶畑は本当に狭く、採れるお茶は少量のハズです。市中に出回っている鉄観音って一体。。。 こうして、木柵鉄観音の貴重な茶畑を訪問した、お茶作りツアー一行。 陽も落ちてきたので、台北市内へ戻ってお食事です。 続く。 このあと鼎泰豊♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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