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テーマ:Lovely 紅茶(1177)
カテゴリ:お茶
だいぶ前になりますが、麻布の海風號さんを初めて訪ねました。
お店には独特の雰囲気が流れ、最初は・・・ちょっと緊張しますね(^^;) 目的は、テーブルセッティングのテーマに合わせて錫製の茶托を購入したのですが、何だかそれだけでは物足りなくて、一緒に購入したのがこちら。 四川紅茶 試飲させてもらった時は、何だか特徴のある中国紅茶と思った程度で、そのままになっていたのですが、落ち着いて(苦笑)、家で飲んでみたら、これがスゴイ(^^) まず、このお茶、パッケージを開けるとその段階から、とってもフルーティーな香り(^^♪ マスカット系の自然な香りがします。 さらに、全部新芽なんじゃないか?と思えるような、ゴールデンチップがたっぷり入った紅茶です。 ・・・経験上、こういうお茶はかなり美味しい。 ドキドキ、ワクワクしながら、蓋碗で淹れてみます。 香り高く、トロンとした茶水。 口に含むと、甘さと香りが行き渡ります。 蜂蜜系の甘い香りと、喉を落ちてから、じんわりと来る甘みがたまりません(^^) ちょっと個性的な味わいで、もう少しバランスが取れると、さらに美味しいかなと思いますが(これは淹れ方の問題かも)、喉に落ちてからの満足感はかなりのものがあります。 品質の良い、台湾の高山茶を飲んだ後のように、香りが戻ってきて、フワフワと身体の中を駆けめぐる感じです♪ お菓子と合わせても、負けないだけの力のあるお茶だと思います。 うーん、これは美味しいなぁ(^^) ちょっとお値段は張りますが、煎が効くので、飲み続ければ意外とリーズナブルですしね。 さて、中国は紅茶のふるさと。 全国各地に、有名な紅茶があります。 安徽省の祁門紅茶 雲南省の[シ真]紅 浙江省の九曲紅梅 福建省の正山小種、坦洋工夫、政和工夫、白琳工夫 広東省の英徳紅茶 などなど。。。 どれもがストレートで飲んでも、ほのかな甘さがあり美味しい紅茶です♪ しかし、残念ながら、中国国内での人気は今ひとつ(-_-) #日本でも今ひとつ盛り上がらない。 そんなわけで、消えていきそうな銘茶もあるようです。 http://www.asahi.com/world/china/cha/071207.html ↑詳細はこちらで。 統計データでもそれが明確に現れています。 中華人民共和国農業部のWebサイトで、中国農業年鑑の閲覧ができるのですが、この統計データを見ると、茶葉全体の生産量は2005年から2006年にかけて、10%以上の伸びを示しているのに対し、紅茶の生産量の伸びは1%に満たないほどです。緑茶(プーアル茶)の生産に押されてしまっています。お金のあるところに集まるのはお茶の習性。やむを得ないのですが。 #統計チェックをするあたり、職業病ですなぁ。でも、かなり面白いデータが、ざくざくあるんですねぇ。 しかしこの現象は、美味しいお茶があるのに、実に勿体ない!と思うのです。 ですので、中国紅茶の美味しさは、絶対広めるべき(笑) 聞くところによると、この四川紅茶は復刻して作られたお茶だとか。 こうした良い紅茶、できるだけ見逃さずに多くの人に飲んでいただきたいと思います♪ 中国紅茶は美味しい~(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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