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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.01.28
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カテゴリ:お茶
所用で渋谷へ。
ついでに華泰茶荘さんに寄って、新年茶会で出ていたお茶を買ってきました。

新年茶会には、海外の著名な先生が珍しいお茶と共にやってくるのですが、今年は諸般の事情で参加できず。
でも、せめてお茶だけは飲んでおこうかと。

まず、こちら。

白毛猴東方美人茶葉

白毛猴 東方美人

東方美人は、色々な品種から作られています。
主に、新竹・桃園・苗栗などの台地では青心大有が、台北近郊の坪林・石碇などでは青心烏龍が主力品種となっていますが、少ないながらも大葉烏龍であったり、新品種の台茶17号(白鷺)なども東方美人に製茶されることがあります。産量が少ないので、ブレンドされちゃうことも多いようですけど。

今回の東方美人も、そうしたマイナー品種(失礼)の1つです。

東方美人茶は別名・白毫烏龍茶とも呼ばれているぐらいですので、白毫の美しさは茶葉の見た目に与えるインパクト大。
白毛猴は、その名の通り白っぽい産毛に覆われた品種ですので、美しい東方美人をつくるにはうってつけ。なるほど確かに、茶葉を見ても細かい白っぽい産毛のようなものがたくさんあります。

白毛猴東方美人茶葉アップ

あまり個性の強いお茶ではないので、青心大有や青心烏龍で作ったお茶に白毫が足りない時は、このお茶をブレンドして白毫を増やしたりもするのだとか。


さて、そのお味は如何に?
蓋碗で、お湯の温度を少し下げてじっくり抽出してみます。

白毛猴東方美人茶水

茶水は、少し明るめの水色。
発酵によるものと思われる東方美人らしい香りはあるものの、結構控えめ。
味わいは渋みはほとんどないものの、これまた控えめ。
確かに、このお茶だったら、青心大有や青心烏龍にブレンドしても、あまり味に影響を与えなさそうです。

ただ、茶質があまり多くないようで、味に奥行きがないような気がします。
余韻や戻りの甘さなどを考えると、ひょっとしたら秋茶かも。
#お茶の出自を伺っていないので、茶の評はここまでにします。

逆に言えば、非常にあっさりしているので、飲みやすいといえば飲みやすいお茶ですね。
茶底も小振りでかわいらしい(^^)

白毛猴東方美人茶底

数量限定で入荷しているそうなので、飲んでみたい方はお早めに。



さて、ここで終わらないのが、私。
さらにテクテク歩いて今古茶籍さんへ寄ってみました(ちと歩きますが、定番コース)。

今年は、新茶が入り次第、まめにお邪魔しようと考えているのです。
で、前もって”茶心之会”に申し込もうと思い(2月末締め切りなので)伺ったのですが、ちょうどお茶会の真っ最中。

みなさん女性で、こういうシチュエーションは今古茶籍さんでは近頃珍しい?((((((^^;

一瞬、出直そうかと考えましたが、簡さんに席を用意していただいたので、そのまま合流...(←図々しい)


しばらくご一緒させていただきましたが、お茶会の茶譜がものすごい!
そして、皆様のお話のやりとりを伺ったり、お茶の飲み方・味わい方を見ると、かなりのレベルの方々とお見受けしました。


しかし、

はて?
お向かいの方は、どこかでお見かけしたような気が?


帰りがけに、お名前を呼ばれてらっしゃったので、思わずお声をかけてしまいました。


いやあ、中国茶の世界は広いですが、お茶好きの世界は狭いですね(^^;)

お一人お一人にきちんとご挨拶できませんでしたが、他の皆様にも、当ブログをお読みいただいているようで、ありがとうございます♪
この場を借りまして、突然お邪魔してしまったのに、快くご一緒させていただき、お茶菓子まで頂きましたことをお礼申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
#このお礼は、どこかで必ず!


・・・しかし、私の文章。
読まれている方には、何歳ぐらいに見えるんでしょうか(´・ω・`)

ブログ経由でお会いした方には、よく「思っていたより若い」と言われるのです。。。(^^;)


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Last updated  2008.01.28 23:38:52
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