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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.02.05
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カテゴリ:お茶
今日のお茶はこちら。

グリーニッシュ・シャンピン茶葉

グリーニッシュ・シャンピン

先日、蘭亭さんで購入してきたものです。

聞き慣れない名前ですが、

グリーニッシュ = Greenish
シャンピン = 香檳


ということで、緑っぽい香檳烏龍茶(=東方美人)となります。
緑っぽいということは、発酵度が低め、ということですね。
品種は青心大有。


一般的に、東方美人は70%ぐらいに発酵度を高めて製茶します。
ウンカに咬まれたお茶を製茶するためには、高い発酵度にしないとデメリットの方が目立ってしまいます。そこで、東方美人は烏龍茶の中でも異例の発酵度の高さになっています。
紅茶に近いといわれるのも、発酵度の高さが主な理由です。

・・・ところが、これは青い。青く仕上げるのは、大変です。
萎凋と発酵の加減を上手くコントロールしないと、雑味や青っぽさが残ってしまいます。

はたして、このお茶はどんなお味なのか?
早速淹れてみましょう。

グリーニッシュ・シャンピン茶水

水色は、やはり緑に近い水色です。東方美人のオレンジ系ではありません。
一瞬、高山烏龍茶か新品種の烏龍茶?と思うぐらいの水色です。

しかし、香りが明らかに違います。

確かに青っぽい感じですが、嫌な青さ(生臭さ)はありません。フレッシュな青さと言うべきでしょうか。
それなのに東方美人独特の香気(蜂蜜系の香り)が含まれています。
不思議、不思議(^^♪


さて、お味。
サッパリとしていますが、香りは青さの中にも蜂蜜系の香りが入っていて、なかなか面白い(^^)
戻りの甘さというのはあまりありませんが、スッキリとした飲み口のお茶だと思います。
でも、喉元には良い香りが残るんです。

これは製茶の魔術ですねぇ♪

グリーニッシュ・シャンピン茶底

茶殻も青い。青いのと、発酵の進んだのが混じっています。


このお茶は、普通の東方美人のように長く置くよりは、さらりと淹れると、なかなか楽しめるお茶ではないかと思います(^^)

発酵度の違いで変わる味わい。
うーん、やっぱり東方美人も奥が深いです。


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お茶の発酵は面白い(^^)






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Last updated  2008.02.05 22:40:54
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