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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:お茶
中国茶好きが集まって、5月に発足したばかりの「茶友の会」主催の七夕茶会に参加してきました。
今年はOZONEの夏の大茶会がないので、少々寂しい気もするのですが、その分、このようなお茶好きな方が主催するイベントというのが増えている気がします。 先日参加した春のお昼の中国茶話会もそうでしたし、今度開催される中国茶インストラクター協会の夏の大茶会も、基本的にはお茶好きが自分たちで企画して行うという、消費者主導型のイベントです。 #中国茶インストラクターになろうという人たちは、私を見ても分かる通り?例外なく、相当なお茶好きです(^^;) OZONEでの”物欲の神様降臨”が無いのが少し寂しくはありますが(苦笑)、これはこれで面白い傾向なのではないかと、個人的には思っています。 メーカーやお茶屋さんの売り込みではなく、消費者が思い思いの形でお茶の楽しみを見出してきたことの表れではないかと。 茶友の会は、『中国茶・五感の世界』の著者としても有名な孔令敬先生が会長を務めている団体です。 流派や所属団体を超えて、お茶好きな方が集まっています。 #ここが面白いところだなぁ、と私は思っています。 今回は、まさにそのキックオフになる茶会で、台湾から茶藝の先生をお招きしての豪華な内容。 会場には、3種類の異なるお茶(明前西湖龍井茶、杉林渓高山茶、木柵鉄観音)とそれに沿ったテーマでコーディネートされた茶席が用意されていました。 ほとんどが口コミによるお誘いだったと思うのですが、会場には席が足りなくなってしまう程の大盛況ぶりでした。 茶会は13時から16時までの3時間で、自由に出入りが出来るようになっていましたが、感覚値でも100名以上は、いらっしゃったのではないかと。 最初に、凍頂烏龍茶のふるさと鹿谷郷からいらっしゃった張素鸞先生が、台湾流の茶藝のデモンストレーションを行いました。 張素鸞先生の茶藝 台湾茶藝らしくシンプルなセッティングで、キビキビとした無駄のない所作。 しかし、その流れがとてもスムーズで、見る者を引き込んでいくような素晴らしい茶藝でした。 やはり、私は大陸の茶藝より、台湾茶藝の方が好みのようですね(^^;) そのあと、各茶席に分かれて、2煎ずつお茶を頂いていきます。 とても大勢のお客様がいたので、ウエルカムドリンクの高山烏龍茶の冷茶を頂きながら、順番待ち。 まずは、目にも涼しげな龍井茶の茶席にお邪魔しました。 明前西湖龍井茶の茶席 ガラスの茶器を使い、色つきガラスのお皿を茶盤に見立てた、夏にふさわしいような涼しげな茶席です。 小さく整った明前龍井茶をガラス茶壺で丁寧に淹れ、これまた涼しげなガラスの茶杯で頂きました。 1煎目では香り、2煎目では味を楽しんでいただきたいという通り、美味しい龍井茶でした。 次に、杉林渓高山茶の茶席へ移ります。 杉林渓高山茶の茶席 七夕にちなみ、竹をモチーフに使ったスッキリとした茶席でした。 聞香杯を使って、台湾の工夫茶藝で丁寧に淹れて頂いたお茶は、杉林渓特有の森の香気が感じられる、美味しいお茶でした。 そして最後に、木柵鉄観音・・・と行きたかったのですが、時間の都合上、お邪魔できず(涙) #本当は、いちばんご挨拶しなければいけない方々だったのですが。。。 多くのお客様がいらっしゃいましたが、和やかな雰囲気の中で進められた、大変充実した茶会だったと思います。 これだけのお客様がいらっしゃることを想定して準備するのは、本当に大変なことだと思いますが、会の趣旨の通りお茶を気軽に楽しむことのできるイベントでした(^^) このようなお茶好き主催のイベントがますます増えていけば、中国茶の楽しみを見つけられる人が増えるかも・・・という予感がします。 夏の大茶会へもぜひお越しください♪ ↑ちょっと宣伝してみた(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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