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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.08.31
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カテゴリ:旅行
早速ですが、旅行記開始♪

今回の旅行はベタベタな観光ルートを回ります(^^;)

まずは、午後一番の便で札幌へ飛びます。
羽田空港は、平日にもかかわらず夏休みということもあって、大混雑。

搭乗にも通常より時間がかかる上に、離陸の順番待ちで飛行機の出発が遅れたこともあり、札幌到着が少々遅れました。
おかげで、狙っていた小樽直通の快速エアポートには乗り損ね、札幌で一旦乗り換えて小樽を目指します。
#これだと、1時間半近くかかるんです(^^;)

結局、小樽へ着いたのは16時近く。
ホテルに荷物を置いて、早速、運河方面へ歩いていきます。


小樽は商業で栄えた街で、その当時の古い建物がよく保存されています。

昼の日本銀行

こちらは日本銀行の旧小樽支店。今は金融資料館として、利用されています(HP)。
日本銀行の支店があったぐらいですから、小樽が商業の街としてどれだけの力があったのかが量り知れると思います。

こうした伝統的な建物を保存して、生かしているというのが小樽の街並みの面白いところ。

街並み

本当は歴史をきちんと勉強して見ると面白いのですが、そういう趣味はあまりないらしく、さっさと運河へ。。。
#一人旅との違いは、こういうところなんですねぇ。

小樽運河

小樽運河

小樽観光の定番中の定番でしょうか(^^;)
しばらく運河沿いをフラフラ歩いてみます。
うーん、小樽気分...でしょうか。


一息入れるために、ちょっと駅の方に歩いて、ソフトクリームを買いに行きます。

山中牧場

山中牧場のソフトクリーム

山中牧場のソフトクリーム(手タレ・弟)

小樽の南側にある、赤井川村の山中牧場のソフトクリーム。
最近、売り出し中?のようで、あちこちで、ここのソフトクリームは販売されています。
牛乳の味がとても濃厚なのですが、全体的にサラッとしていて、ベタベタとした甘さの残らないんですね。
なかなか美味しいソフトクリームです♪
#実は私、ソフトクリームフリークです(^^;)

住所:小樽市色内1-6-18



このあと、伝統的な建物を生かしたお土産物屋さんの立ち並ぶ堺町通りへ。
途中にある寿司屋横丁は、高いだけで美味しくないので素通り((((((^^;

で、ちび子さん情報で伺ったのがこのお店。

利尻屋みのや

利尻屋みのや 不老館

ここのお店は、実は以前から知っていました。
でも、最初に見つけたときには、ちょっと退きました(^^;)

「七日食べたら鏡をごらん」
「お父さんあずかります」


等々、不思議な看板の掛かっているお店です。
観光地で目立つためにちょっと”やっちゃった”系のお店だと思ったんですね。


しかして、その実態は、こだわりまくった昆布専門店。
店員さんの昆布に対しての情熱と商品知識はものすごいのです。

例えば、とろろ昆布。
一度開けたら、保存は冷凍庫にしまうものって知ってましたか?

昆布の種類(品種)によって、味がどう違うか、知ってますか?

普通は知らないですよね(^^;)

しかし、ここはさすがに専門店。
そういうことも、きちんと丁寧に教えてくれるのです。
#こういうお店、私好きなんですね♪

で、頂いたのが、この昆布茶。

昆布茶

ホラ吹き昆布茶(普通味)

うーん、名前が既に怪しい(^^;)
昆布の1かけらを湯飲み茶碗にとり、お湯を注いだだけのもの。

「つまようじを使って茶碗の中で動かしてみてください。味が出てきますから」

と店員さんに言われるままに、つまようじでくるくる昆布を回してから、飲んでみました。


・・・濃厚な昆布の旨味がお湯に溶け出して、本当に旨味たっぷりの昆布茶ができていました。

美味い。。。

さらに、残った昆布をそのまま囓ってみると、味わいの深さにノックアウト。

昆布自体の美味しさが断然に違うのです。

何なの、この深い味わいの昆布は!

と驚いていると、『アラジンの秘密』なる、これまた怪しげな名前の昆布パウダーをお椀に入れ、味噌汁を注いでくれました。

ほんのわずかの量の昆布パウダーで、何の変哲もない味噌汁の旨味はパワーアップし、ものすごいとろみがつきます。比べる程もなく、美味しい味噌汁に化けました。

恐るべし、上質な昆布の旨味!

・・・ということで、すっかり昆布の驚くべきパワーに接してしまった我が家は、ここで昆布&昆布製品を大量に買い込みました。

うちの親などは、しこたま自宅用に買い込んだ後、帰りがけに戻ると言い出しました。
で、「友達に配るのだ」と、とろろ昆布を20袋買い込んでいました。
恐るべし、某県民のお土産物購入意欲((((((^^;
#余談ですが、土産物屋の人曰く、どこの県民が来るかで売り上げがどのくらいになるか分かるそうです。財布のひもが固いのが内陸の県で、緩いのが太平洋側の県なのだそうですが、特にうちの県と静岡の人は良いお客さんなのだそうです。県民性ってありますね~。


この堺町通りは、ある意味、浅草の仲見世か京都の新京極のように土産物屋ばかりが並んでいますが、ここは間違いない品物を出してきます。
お菓子も良いですが、せっかく小樽を訪れたのであれば、北の海の恵みである美味しい昆布に是非目覚めていただきたい!小樽に行ったら外せないお店です♪

利尻屋みのや
小樽市内に4店舗あります。そのうち、堺町通りに3店舗。
本店:小樽市堺町4-6
大正クープ館:小樽市堺町2-20
不老館:小樽市堺町1-20
ウイングベイ小樽店:小樽市築港11-5 ウイングベイ小樽五番街1階
なお、Yahoo!Shopingでも一部商品は購入できます。



この後、北一ガラスなどを見てみるも、茶器として使えそうなものを端から物色してしまう、私(苦笑)

北一ガラス

でも旅は、まだスタートしたばかりなので、大物を買うわけにはかないと、少々自粛しました(^^;)
#ほら、私、茶器購入禁止令が出てますし。

そんなふうにフラフラ歩いて買い物をしていたら、程良い時間になったので、食事にします。


小樽といえば、海の幸?寿司?となるところですが、ここはグッと我慢で、こちらのお店に行きました。

ニューなると

ニューなると 出抜小路店

ここの名物は若鶏。
鶏の揚げたやつが有名なのです。

なんで北海道まで来て・・・と思われるかも知れませんが、美味しくなくて高い寿司を食べるより絶対コストパフォーマンスがよいです(爆)
#寿司は最終日に食べるのです。美味しいのを♪
本店は寿司などのメニューもあるようですが、ここは本当に鶏とご飯のメニューしかないのです。

そこで、鶏三昧となりました。

ザンギ

ザンギ

内地の人には聞き慣れない言葉ですが、簡単に言えば”唐揚げ”ですね。
衣に味がついていますがこれもしつこくなく、鶏自体も美味しいので、熱々のところを美味しく頂きます。


そして、メインの料理がこれ。

若鶏(大)

若鶏

若鶏の半身を素揚げしたものです。味は軽い塩味だけなのですが、火の通し加減が絶妙で、外側の皮はカリッと、なかはジューシーな鶏肉がきちんと火が通った状態で提供されます。
火を通そうとするあまり、加熱しすぎると美味しさは台無しになってしまいますので、職人さんの腕が光る一品です。鶏自体も味がしっかりとしていて、かつ固すぎず旨味のある鶏を使っています。
熱いので、食べるのにちょっと苦労しますが、コラーゲンたっぷりでお肌にも良さそうな食事です。

鶏好きの人は、是非行くべし!なお店です。

ニューなると
小樽市内に2店舗あります。
本店:小樽市花園1-10-10(水曜日定休)
出抜小路店:小樽市色内1-1 小樽出抜小路(木曜日定休)


お腹もいっぱいになったところで、夜の運河へ。

夜の運河

ライトアップされると、また雰囲気が違いますね(^^)

帰りがけに日本銀行旧小樽支店の前を通ると、ここもライトアップされていました。

日本銀行

小樽の歴史を勉強してくれば、1日以上は見て回ることができそうですが、駆け足旅行者だとこんなものでしょうか。

おたる水族館は、面白いのですが、初北海道の人には少々厳しいですし(^^;)
石原裕次郎記念館は見ませんものね。。。

ということで、小樽はこのぐらいで切り上げて、明日は積丹半島を回ります。
天候が少々悪いのが気になりますが、東の知床、西の積丹と言われるぐらいに、自然のある場所です。
その模様はまた次回♪

続く。

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Last updated  2008.09.01 01:45:27
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