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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2008.09.28
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カテゴリ:旅行
3泊4日で沖縄へ。
今まで旅行記にはしていないのですが、ここ数年、なんだかんだで毎年1回以上は沖縄に行っています。北の北海道と南の沖縄は、毎年の恒例行事ですね(^^;)
#どうも私は両極端。。。

今回の旅行のテーマは、世界遺産の”琉球王国のグスクと関連遺跡群”登録史跡の全制覇と沖縄そばの食べ歩き、および茶館巡りとしました。
私の旅のテーマは、”絶景”と”歴史”と”お茶”と”グルメ”なので、全てを網羅しております(^^;)


ちょっとした任務?もあったので、早朝4時半の始発電車に乗り、羽田発6時15分のJALの臨時便に乗り込み那覇空港へ。午前中、空港で初日の用事を済ませます。
お昼頃に那覇空港駅で、ゆいレールの2日間通しの乗車券を買い、まずは首里へ。


首里駅で降りて、首里城へ向かう途中で横道に入り、昼食。
こちらへ寄りました。

首里そば

首里そば

ご存じ、沖縄そばの超有名店。
沖縄そば食べ歩きにあたって、標準として、この店の味を覚えておこう、というわけです。

到着したのは、13時少し前。
ズラーッと観光客が行列を作っていました(写真は店を出たときのもの)。

まあ、そばだし、回転も速いだろう

と思って、安易に並んだのですが、全然列が進まない(涙)
日を遮るものもなく、沖縄の日射しは、まさに真夏の太陽。
肌にジリジリと刺激が来ます。

結局、炎天下で待つこと、1時間・・・(T_T)
すっかり、日焼けしてしまいました。。。

ようやく店内へ通され、注文。
じゅーしーやおにぎりは売り切れで、そばの中か小しか選べませんでした。。。
結局、そばにありつけたのは1時間半後。もう14時です...(涙)


首里そばの沖縄そば

首里そばの沖縄そば 500円

しかし、さすがは名前が通っている有名店だけあります。

このスープが絶品♪
カツオと豚のダシの旨さがしっかり出ているのですが、雑味のない透明感のあるスープ。
これはちょっと感動的な美味しさかも。

上に乗っている、三枚肉もトロリと溶けます。豚臭さもないので、かなり美味しい。
そして、ショウガもありがちな紅ショウガではないんですね。
このへんのこだわりは素晴らしい。

で、麺なんですが、ちょっと私には固すぎた。
確かに、噛みしめていくと美味しい麺であることが分かるのですが、私、東京某所の沖縄料理屋の沖縄そばに散々慣らされてしまっているので、最後まで、うーむと考え込んでしまいました。
美味しいのですが、相性ですね、こればかりは。

とはいえ、やはりスープの旨さは飛び抜けているので、これで500円というのは、本当にリーズナブルだと思います。ただ、1時間半も待つ価値があるかというと、正直微妙。
やはり、時間を狙いすまして行くべきお店ですね。

首里そば
住所:沖縄県那覇市首里赤田町1-7
電話:098-884-0556
営業:11:30~14:00頃まで(売り切れ次第終了。13:00ぐらいまでには行列に加わるべきか)
定休:日曜・祝日
ゆいレール首里駅から徒歩5分



このあと、近くのお茶屋さんを目指していったのですが、残念な結果に。。。(-_-;)

あきらめて、首里城を見学します。


まずは、2千円札でおなじみの守礼門。

守礼門

おなじみって言っても、最近見ないですけどね(^^;)

その少し先に、世界遺産1つめがあります。

園比屋武御嶽石門

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

御嶽(うたき)というのは、聖域のこと。
この裏側が森になっていて、国王が首里城を出て各地を巡行する際に安全を祈願した場所です。


ここを見てから、首里城へ入りますが、雲行きが怪しい。。。

怪しい天気

小雨がぱらついたりしましたが、ギリギリ持ってくれて、首里城を見学。

首里城

ここが首里城の正殿で、この場所で様々な儀式が執り行われていました。

正殿の中は資料館にもなっているのですが、琉球王国が中国(明・清)の冊封体制に組み込まれて交易をした様子が、紹介されています。
港として、最初は泉州が指定され、そのあと福州に移ったことなどが紹介されています。

うーん、お茶好きとしては興味深い地名が出てきました(^^;)
泉州はザイトンとも呼ばれた、海のシルクロードの要衝です。安渓も近くにあります。
福州は言わずと知れた、福建省の省都。ジャスミン茶の産地でもありますね。
さんぴん茶は、ここから来たのか?

・・・と、お茶好きの妄想が始まります(笑)

そんなわけで、展示物の中で、私が気になったのがこれ。

茶道具

これ、当時の茶道具を復元したものなのですが、この茶器でジャスミン茶を淹れていたとは考えにくい。
やっぱり、昔は緑茶だったのかしら?など、あれやこれや空想を巡らせます。
琉球王国は中継貿易で発達したわけで、茶の交易も当然あったはず。

福建省は、緑茶もジャスミン茶も、烏龍茶も紅茶もあったはずで、なぜ、さんぴん茶(ジャスミン茶)だけが今の沖縄に残っているのか。
うーん、これは研究テーマとして面白そう!と、思ったのでした(^^;)
↑こういう発想は、明らかに普通の観光客ではない。。。


首里城をあとにして、近くの玉陵(たまうどぅん)に向かいます。
ここは琉球王国の国王一族の陵墓。
世界遺産その3です。

豊かな森に包まれています。

玉陵の森

この森の中に、石造りの建物が姿を現します。

玉陵

玉陵

玉陵は、3つの部屋に分かれているそうです。
遺骸はまず真ん中の部屋に骨になるまで安置され、洗骨した後、国王や后は東の部屋に、それ以外は西の部屋に納められたのだとか。


このあと、雰囲気のある石畳の道を見学。

金城町石畳道

金城町石畳道

首里城と識名園を結んでいた道だったそうです。
今は石畳もこのへんに少しだけ残るだけなのだとか。

いやー、沖縄な雰囲気たっぷりですね(^^)


さて、首里の観光をしましたが、那覇は坂道が多い!
暑さと日射しの強さと寝不足もあいまって、歩いて観光するのは結構ハードです(^^;)

というわけで、少々フラフラになりながらホテルへ帰ります。
夕食は、あんまり遠出をする気にならないなぁ。。。と思っていたら、ホテルの斜向かいに、ステーキ屋さんを発見。

ステーツサイズ

ステーツサイズ

なんと、ステーツサイズじゃないですか!

米軍認定のAサインを掲げる店で、歴史のある店です。

元々は、あまり環境のよろしくない場所にあったのです。

その当時のお店は、崩れかかっているようなビルの1階。
「これ防火扉じゃないの?」というような鉄製のドアを開けると、うらぶれた喫茶店風の店内(←失礼)だったのでお店に入るのにかなり勇気が要ったものですが、移転してだいぶ入りやすい雰囲気になりました(往時の様子)
#経営者が変わって、新しい方がお店を引き継いだようです(ネタ元)

まずは、定番オリオンビールで喉を癒します。

オリオンビール

よく歩いたので、スッキリとしたオリオンビールが、からだに染み込みます(^^)

で、このお店といえば、このステーキ。

ステーツサイズのジョウトウステーキ

ジョウトウステーキ

テンダーロインステーキなのですが、まさに“お肉”という味が楽しめます。
味付けはテーブルに置いてある調味料&ソースでお好みで、というスタイル。
脂身の旨さが肉の旨さ、という方には物足りないと思いますが、アメリカのステーキが好きな方は、気に入ると思います。

ステーツサイズ
住所:沖縄県那覇市東町5-3
電話:098-868-4318
営業:11:00~24:00(L.O.23:00)
定休:無休
ゆいレール旭橋駅から徒歩5分



明日は県立博物館からスタートです。
続く。

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Last updated  2008.09.28 10:06:30
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