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テーマ:★☆沖縄☆★(2902)
カテゴリ:旅行
沖縄最終日です。
朝、散歩がてらにホテル近くの福州園を訪れました。 福州園 ここは平成4年に那覇市の市制70周年と福州市の友好都市10周年を記念して作られた中国式庭園です。 この場所はゆかりのある場所で、琉球王国が中国と朝貢貿易をしていた頃、中国(福建省)から、ビン(もんがまえに虫)人三十六姓とよばれる人々が、琉球にやってきて、ここ久米村に住み着いたのだそうです。 彼らは進んだ文化-特に造船技術など-を、琉球王国にもたらし、後に琉球王国の重臣となった人もいたようです。 やっぱりつながってるんですねぇ。琉球と中国。 園内は典型的な中国式庭園になっています。 池には鯉が泳ぎ、カメもいます。 中国との繋がりを感じさせる場所なのですが、とても空いています。 観光ルートからは外れているのでしょうねぇ。。。 このあと、ホテルをチェックアウトして、所用のため、一旦空港へ。 荷物をコインロッカーに放り込みます。 ここで、お茶屋さんのオーナーさんとお知り合いになれたので、午後に行きますとお約束して、もう一度、那覇市内に戻ります。 安里駅でゆいレールを降り、ここからタクシーで識名園へ。 ・・・と、その前に、お昼を食べましょう。 識名園の駐車場から、沖縄式の墓地の中を歩いていくこと10分ほど。 こちらのお店に到着しました。 てんtoてん 民家を改装した隠れ家カフェなのですが、ここの沖縄そばが美味しいと聞いてやってきました。 ・・・ええ、これで1日1沖縄そばのノルマ達成です(^^;) お水が出されましたが、シークワーサーが入っているようです。 レモン水みたいなものでしょうか。 待つことしばし。 おそばがやってきました~ てんtoてんの木灰すば 630円 かんすいの代わりに木灰を使っているので、この名前なんでしょうね。 麺は少し太くて、きしめん状。ちょっと縮れも入っている、手打ち麺です。 この麺が絶品(^^♪ 固いわけではなく、コシがしっかりあって、噛みしめると味のある、本当に美味しい麺です。 4軒回りましたが、ここが一番私好みの麺ですね。 スープもあっさりとしていて、とてもレベルが高いと思います。 ついでにこちらも頼んでみました。 古代米おにぎり 西表島産の古代米を使ったおにぎりです。 縄文時代の頃から栽培されている品種だそうで、本州のお米の元になっているものだと言われているとか。 こちらもまた噛みしめると味のあるお米です。 一緒についている、肉みそをつけて食べるのですが、これまた美味しい♪ ぶくぶくー茶やコーヒー・ケーキなどもメニューに揃っているので、カフェとして利用しても面白そうです(^^) てんtoてん 住所:沖縄県那覇市識名4-5-2 電話:098-853-1060 営業:11:30~15:00 定休:月曜日 識名園の駐車場から徒歩10分 さて、戻って識名園です。 ここは、1799年に造営された、国王一家の保養や中国からの冊封使の接待の場にも利用された、国王の別邸です。 ちょっと中を覗いてみましょう。
こちらは茶の間。 ここで冊封使なども接待されたようです。 部屋はやっぱり、和室のような印象があります。 外へ出てみます。 ここで、中国的なものを発見!
こう見ると、完全に琉球風の建物です。 冊封体制に組み込まれていたとはいえ、独自の文化をしっかり持った国として、プライドを持って中国と対等に渡りあっていたような気がします。 それから、勧耕台へ。 ここから見る景色は、ひと味違う沖縄の景色です。 海が見えないのです。 一説には、中国からの冊封使に、琉球が広大な国であるという印象を植え付けるために、このような場所を選んだと言われているのだとか。 ・・・接待は、いつの時代も気を遣って大変なものですねぇ。 さて、観光はここまで。 このあとは、お茶屋さんを訪問しつつ、お土産を買いに走ります。 続く。 文化の交流は面白い! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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